日程 | 2018年12月1日(土曜) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝3600m |
格付け | G2 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 14頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
ステイヤーズステークス2018
長距離重賞ステイヤーズステークス2018です。国内平地競争としては最長の芝3600m戦。例年、長距離実績のあるリピーターの好走が見られます。ただ近年は長距離血統馬が少なくなってきたこともあり、G2レースとしてはメンバーの層が薄いレースが続いています。
過去10年のステイヤーズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。以前は波乱含みのレースでしたが、近年は順当な決着が続いています。昨年は、1~3番人気がの順番で決着。3連単830円の低配当となりました。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 210円 | 450円 | 830円 |
2016 | 880円 | 740円 | 2,710円 |
2015 | 2,880円 | 4,790円 | 23,390円 |
2014 | 1,830円 | 2,180円 | 13,910円 |
2013 | 1,340円 | 7,720円 | 29,950円 |
2012 | 11,470円 | 23,300円 | 244,500円 |
2011 | 5,050円 | 75,170円 | 410,950円 |
2010 | 2,500円 | 4,170円 | 35,920円 |
2009 | 6,730円 | 10,030円 | 59,510円 |
2008 | 3,420円 | 35,230円 | 233,610円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 9 | 牡6 | 57 | アルバート | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.7) | 2 |
2 | 2 | セ7 | 57 | フェイムゲーム | 2 | 京都大賞典(G2) 10着(0.9) | 5 | |
3 | 7 | 牡6 | 56 | プレストウィック | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 9着(1.0) | 6 | |
2016良 | 1 | 3 | 牡5 | 57 | アルバート | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.1) | 4 |
2 | 7 | セ8 | 56 | ファタモルガーナ | 3 | 京都大賞典(G2) 9着(0.8) | 9 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | モンドインテロ | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | アルバート | 1 | 比叡ステークス(1600万) 1着(-0.4) | 3 |
2 | 7 | 牡6 | 56 | カムフィー | 7 | ノベンバーステークス(1600万) 3着(0.4) | 3 | |
3 | 1 | 牡4 | 56 | トゥインクル | 4 | 比叡ステークス(1600万) 2着(0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 8 | 牡6 | 57 | デスペラード | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 9着(1.5) | 7 |
2 | 12 | セ6 | 56 | ファタモルガーナ | 4 | アイルランドトロフィー(OP) 4着(0.6) | 6 | |
3 | 2 | 牡5 | 56 | クリールカイザー | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.4) | 4 | |
2013良 | 1 | 4 | 牡5 | 56 | デスペラード | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 6着(0.7) | 9 |
2 | 13 | 牡5 | 56 | ユニバーサルバンク | 4 | アンドロメダステークス(OP) 2着(0.3) | 5 | |
3 | 5 | 牡11 | 57 | トウカイトリック | 7 | アルゼンチン共和国杯(G2) 13着(1.7) | 13 | |
2012良 | 1 | 15 | 牡10 | 56 | トウカイトリック | 8 | アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.6) | 14 |
2 | 11 | セ4 | 56 | ファタモルガーナ | 4 | オクトーバーステークス(1600万) 5着(0.7) | 2 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | デスペラード | 2 | 八坂ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 4 | |
2011不良 | 1 | 9 | 牡8 | 58 | マイネルキッツ | 4 | 京都大賞典(G2) 7着(1.0) | 5 |
2 | 3 | 牡3 | 55 | イグアス | 6 | 比叡ステークス(1600万) 3着(0.4) | 4 | |
3 | 13 | 牡9 | 57 | トウカイトリック | 12 | アルゼンチン共和国杯(G2) 12着(1.7) | 16 | |
2010良 | 1 | 1 | 牡3 | 55 | コスモヘレノス | 5 | アルゼンチン共和国杯(G2) 3着(0.3) | 9 |
2 | 9 | 牡4 | 57 | ジャミール | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.3) | 2 | |
3 | 7 | 牡7 | 58 | ネヴァブション | 3 | 天皇賞秋(G1) 5着(0.7) | 11 | |
2009稍重 | 1 | 5 | 牡3 | 55 | フォゲッタブル | 1 | 菊花賞(G1) 2着(0.0) | 13 |
2 | 9 | セ9 | 57 | ゴールデンメイン | 13 | アンドロメダステークス(OP) 4着(0.5) | 12 | |
3 | 13 | 牡4 | 57 | モンテクリスエス | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 7着(0.6) | 6 | |
2008良 | 1 | 4 | セ5 | 57 | エアジパング | 6 | アルゼンチン共和国杯(G2) 15着(2.2) | 11 |
2 | 14 | 牡3 | 55 | フローテーション | 1 | 菊花賞(G1) 2着(0.2) | 15 | |
3 | 2 | 牡8 | 57 | トウカイエリート | 11 | アンドロメダステークス(OP) 6着(0.6) | 9 |
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中14頭を占めます。アルゼンチン共和国杯での着順に関係なく好走例は多いですが、二桁着順からの巻き返しは、以下の延べ4頭のみです。トウカイトリックが生粋の長距離馬だったことを考えると、アルゼンチン共和国杯大敗からの巻き返しは少ない傾向にありそうです。
- 2013年3着トウカイトリック(前走アルゼンチン共和国杯13着)
- 2012年1着トウカイトリック(前走アルゼンチン共和国杯10着)
- 2011年3着トウカイトリック(前走アルゼンチン共和国杯12着)
- 2008年1着エアジパング(前走アルゼンチン共和国杯15着)
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中5頭のみです。アルゼンチン共和国杯組4頭と京都大賞典組1頭の計5頭。前走のレースに関係なく、大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中30頭を占めます。レースの格に関係なく、前走東京か京都の芝2000~2500m戦に出走していた馬が馬券圏内に好走しています。
予想
今年のステイヤーズステークス2018は、かなり層が薄いメンバー構成ですね。この相手なら、三連覇中のアルバートが今年も勝ち負け争いに加わりそうです。アルバートの一強というメンバーだけに、2~3着と考えると殆ど全頭にチャンスがあると言っても良さそう…。近年、順当な決着が続いていますが、2~3着にノーマークの穴馬という可能性はあるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。
ステイヤーズステークス三連覇の実力馬。今年の低調なメンバーを見る限り、四連覇もありえそうです。今年、未だ重賞未勝利の堀厩舎。ここは勝ち負けを狙っていると考えたいです。
例年ステイヤーズステークスは、差し追い込み決着となる為、積極的には買い難いところですね。とはいえ今回は好走があってもおかしくないような層が薄いメンバー構成。アルゼンチン共和国杯組の相性も良いので、押さえても良いかもしれません。今回人気するだろうアドマイヤエイカンには、3走前の札幌日経オープンで楽勝。前で粘れる展開になれば…。
前走古都ステークスは、先行から直線で抜け出しての押し切り勝ち。最後は、追い込んできた2~3着馬に迫られて、ハナ差の辛勝となりました。1600万クラスでこの内容ですから、重賞ではどうだろうか…という印象です。ただ今回は、アルバート一強というメンバーだけに無視することもできず。十分に上位争いのチャンスがありそうです。
結果
簡潔なまとめです。予想した馬は、2着、11着、競走除外でした。本命◎アルバートは、競走除外でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 11 | 牡5 | 55 | リッジマン | 1 | 丹頂ステークス(OP) 1着(-0.2) | 5 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | アドマイヤエイカン | 2 | 古都ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 |
3 | 3 | 牡6 | 55 | モンドインテロ | 4 | 京都大賞典(G2) 9着(1.2) | 9 |
晩に録画を見ました。ゲートに入ったところで、アルバートがいない??と思ったら、競走除外だったのですね…。結果的には、買わなくてよかったですが、G2とは思えないメンバーになってしまいました。(´・ω・`)
例年、差し追い込みが決まるレースだけに、前に行った馬には厳しい印象。対抗ヴォージュは、直線ズルズル後退していました。低調なレースだったとは思いますが、人気どころの硬い決着となりました。
モンドインテロは、コーナーで手応えが怪しい中、ビュイック騎手が押して押して、力づくで持ってきたような3着。流石トップクラスのジョッキーのという内容でした。勝ち負けしていたと思われるアルバートが回避したことも、3着を後押しした感じだと思います。