阪神ジュベナイルフィリーズ2018過去10年のデータと予想

阪神ジュベナイルフィリーズ2018

牝馬限定の2歳G1阪神ジュベナイルフィリーズ2018です。2歳女王を決める一戦。過去、阪神ジュベナイルフィリーズ上位馬がそのまま桜花賞～オークスで活躍しており、来年の3歳牝馬クラシックに向けて注目したいレースになると思います。

配当

過去10年の阪神ジュベナイルフィリーズの配当を見ると、3連単10万馬券超えが1回あります。2012年は1～4番人気が飛び、2～3着に二桁人気馬が来る大波乱になりました。ただ2012年を除くと大きな波乱は無く、人気馬が結果を残しやすいレースと言えそうです。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

直近4年の阪神ジュベナイルフィリーズ3着以内12頭中6頭を占めます。近年、とても好走例の多いローテとなっています。2015年2着ウインファビラスを除く5頭がアルテミスステークス優勝馬、もしくは優勝馬と差のない2着に好走していました。アルテミスステークスで勝ち負けした馬が狙い目になりそうです。

過去10年の阪神ジュベナイルフィリーズ3着以内30頭中5頭を占めます。ともにファンタジーステークスで3着以内に好走していました。ただ近年は好走例が減少傾向にあります。

過去10年の阪神ジュベナイルフィリーズ3着以内30頭中7頭を占めます。そのうち2012年2着クロフネサプライズを除く6頭が阪神ジュベナイルフィリーズまでのキャリアが2～3戦＆マイル戦の優勝経験がありました。

過去10年の阪神ジュベナイルフィリーズ3着以内30頭中4頭を占めます。4頭はともにノーザンファーム生産の馬で、前走マイル戦に出走し、速い上がり（上がり1～2位）の脚を使って優勝していました。

過去10年の阪神ジュベナイルフィリーズ3着以内30頭中26頭を占めます。前走3着以下の4頭は、ともに前走重賞レースに出走し、5着以内に好走していました。

予想

例年と比べると混戦模様という印象の阪神ジュベナイルフィリーズ2018。近年はアルテミスステークス組が軸候補になるレースですが、今年のアルテミスステークスは穴馬のワンツーフィニッシュという決着でした。今年は難しいレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。3着以内なら…という馬が多いですね。アルテミスステークス組を中心に狙いましたが、どうなるでしょうか。

前走アルテミスステークスで2着。前走は、ぎりぎりまで買うかどうか迷って、名前で消してしまいました…(´・ω・`)　東京マイルで好走例の多い牝馬のクロフネ産だけに、前走のパフォーマンスが良すぎた可能性もありますが、近年相性の良いアルテミスステークス組ということで狙ってみたいと思います。デビュー戦（阪神芝1600m）の勝ちっぷりも良かったので、阪神コース適性の心配は無さそうですね。

直近2戦は、ともにクラスが上のよう力を見せての楽勝でした。ファンタジーステークス組というのが取捨を悩ませますが、ここでは上位争いを期待したいです。

アルテミスステークスの本命馬。6番人気と人気はなかったものの、楽勝した未勝利戦に続いて、強さを見せた完勝でした。スタート自体はあまり良くなく、道中も自分から動いていかないそうで、直線に入ってから急に走るフォームになったそうです。そう考えると、今回も後ろからの直線一気になるかもしれません。例年、阪神ジュベナイルフィリーズは、差し追い込みが決まる傾向にあるので、展開自体は向きそうです。

前走アルテミスステークス4着。後ろで脚を溜めていた馬が突っ込んでくる中、直線で見せ場もありましたし、先行勢の中では、かなり粘った4着だと思います。紐荒れに期待して。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、4着、13着でした。本命◎ビーチサンバは、3着でした。

上位陣に大きな力差は無いような決着に見えましたが、その中でダノンファンタジーは、少し上回った感じですね。完勝でした。

アルテミスステークス同様、シェーングランツはエンジンかかるのが遅いのか、走る気持ちになるのに時間がかかるのか、直線入って伸びてくるまで時間を要しました。それでも伸び出してからは、内を捌いて4着まで突っ込んで来ているので、ポテンシャル自体は高そうです。やはり直線が長く広い東京コースの方が合うかもしれません。オークスまで進むことが出来れば、期待したいですね。