日程 | 2019年11月30日(土曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝3600m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
ステイヤーズステークス2019
長距離重賞ステイヤーズステークス2019です。国内平地競争としては最長の芝3600m戦。例年、長距離実績のあるリピーターの好走が見られます。ただ近年は長距離血統馬が少なくなってきたこともあり、寂しいメンバー構成が続いています。
配当
過去10年のステイヤーズステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。以前は波乱含みのレースだったものの、近年は順当な決着が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 760円 | 1,490円 | 5,760円 |
2017 | 210円 | 450円 | 830円 |
2016 | 880円 | 740円 | 2,710円 |
2015 | 2,880円 | 4,790円 | 23,390円 |
2014 | 1,830円 | 2,180円 | 13,910円 |
2013 | 1,340円 | 7,720円 | 29,950円 |
2012 | 11,470円 | 23,300円 | 244,500円 |
2011 | 5,050円 | 75,170円 | 410,950円 |
2010 | 2,500円 | 4,170円 | 35,920円 |
2009 | 6,730円 | 10,030円 | 59,510円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 11 | 牡5 | 55 | リッジマン | 1 | 丹頂ステークス(OP) 1着(-0.2) | 5 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | アドマイヤエイカン | 2 | 古都ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 3 | 牡6 | 55 | モンドインテロ | 4 | 京都大賞典(G2) 9着(1.2) | 9 | |
2017良 | 1 | 9 | 牡6 | 57 | アルバート | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.7) | 2 |
2 | 2 | セ7 | 57 | フェイムゲーム | 2 | 京都大賞典(G2) 10着(0.9) | 5 | |
3 | 7 | 牡6 | 56 | プレストウィック | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 9着(1.0) | 6 | |
2016良 | 1 | 3 | 牡5 | 57 | アルバート | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.1) | 4 |
2 | 7 | セ8 | 56 | ファタモルガーナ | 3 | 京都大賞典(G2) 9着(0.8) | 9 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | モンドインテロ | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | アルバート | 1 | 比叡ステークス(1600万) 1着(-0.4) | 3 |
2 | 7 | 牡6 | 56 | カムフィー | 7 | ノベンバーステークス(1600万) 3着(0.4) | 3 | |
3 | 1 | 牡4 | 56 | トゥインクル | 4 | 比叡ステークス(1600万) 2着(0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 8 | 牡6 | 57 | デスペラード | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 9着(1.5) | 7 |
2 | 12 | セ6 | 56 | ファタモルガーナ | 4 | アイルランドトロフィー(OP) 4着(0.6) | 6 | |
3 | 2 | 牡5 | 56 | クリールカイザー | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.4) | 4 | |
2013良 | 1 | 4 | 牡5 | 56 | デスペラード | 1 | アルゼンチン共和国杯(G2) 6着(0.7) | 9 |
2 | 13 | 牡5 | 56 | ユニバーサルバンク | 4 | アンドロメダステークス(OP) 2着(0.3) | 5 | |
3 | 5 | 牡11 | 57 | トウカイトリック | 7 | アルゼンチン共和国杯(G2) 13着(1.7) | 13 | |
2012良 | 1 | 15 | 牡10 | 56 | トウカイトリック | 8 | アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.6) | 14 |
2 | 11 | セ4 | 56 | ファタモルガーナ | 4 | オクトーバーステークス(1600万) 5着(0.7) | 2 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | デスペラード | 2 | 八坂ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 4 | |
2011不良 | 1 | 9 | 牡8 | 58 | マイネルキッツ | 4 | 京都大賞典(G2) 7着(1.0) | 5 |
2 | 3 | 牡3 | 55 | イグアス | 6 | 比叡ステークス(1600万) 3着(0.4) | 4 | |
3 | 13 | 牡9 | 57 | トウカイトリック | 12 | アルゼンチン共和国杯(G2) 12着(1.7) | 16 | |
2010良 | 1 | 1 | 牡3 | 55 | コスモヘレノス | 5 | アルゼンチン共和国杯(G2) 3着(0.3) | 9 |
2 | 9 | 牡4 | 57 | ジャミール | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 2着(0.3) | 2 | |
3 | 7 | 牡7 | 58 | ネヴァブション | 3 | 天皇賞秋(G1) 5着(0.7) | 11 | |
2009稍重 | 1 | 5 | 牡3 | 55 | フォゲッタブル | 1 | 菊花賞(G1) 2着(0.0) | 13 |
2 | 9 | セ9 | 57 | ゴールデンメイン | 13 | アンドロメダステークス(OP) 4着(0.5) | 12 | |
3 | 13 | 牡4 | 57 | モンテクリスエス | 2 | アルゼンチン共和国杯(G2) 7着(0.6) | 6 |
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中13頭を占めます。アルゼンチン共和国杯での着順に関係なく好走例は多いですが、二桁着順からの巻き返しは、トウカイトリックのみです。トウカイトリックが生粋の長距離馬だったことを考えると、アルゼンチン共和国杯大敗からの巻き返しは少ない傾向にありそうです。
- 2013年3着トウカイトリック(前走アルゼンチン共和国杯13着)
- 2012年1着トウカイトリック(前走アルゼンチン共和国杯10着)
- 2011年3着トウカイトリック(前走アルゼンチン共和国杯12着)
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中4頭を占めます。トウカイトリックの3回とフェイムゲーム(2017年2着)の延べ4頭。フェイムゲームは、ステイヤーズステークスまでに重賞5勝と天皇賞春2着という実績がありました。実績馬を除くと、大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。
過去10年のステイヤーズステークス3着内30頭中29頭を占めます。レースの格に関係なく、前走東京芝か京都芝の2000~2500m戦に出走していた馬の好走例が目立ちます。
予想
今年のステイヤーズステークス2019は、かなり層が薄いメンバーという印象です。抜けた馬が不在のため、8歳馬アルバートが人気を集めそうですが、ざっと見た感じでは、何が来てもおかしくないと思います。ただ近年は、人気馬が結果を残す傾向のレースなので、上位人気馬が狙い目になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。前走アルゼンチン共和国杯組のオジュウチョウサンも気になりつつスルー。リピーターを中心に狙いました。
アルバートが出走取消となった昨年のステイヤーズステークスを完勝。昨年のパフォーマンスを考えれば、今年も勝ち負けを期待したいところですが…。
前走丹頂ステークス組。データ傾向からは買い難いところでしょうか。ただ人気を集めそな馬が前走下位人気で崩れていますし、このメンバーなら上位争いに加わっても良いかもしれません。ステイヤーズステークスは、2016年と2018年に3着と相性の良いレース。昨年は直線で見せ場のある脚を使っていましたし、伏兵扱いなら狙っても良さそうです。
ステイヤーズステークス3連覇の力を考えれば、無視できず。転厩して2戦目。力を出し切ることが出来れば…。
この層が薄いメンバー構成なら、1600万クラス勝ちの実績でも十分に勝負になるかもしれません。中山コースも安定した成績を残していますし、内枠からロスなく進めることが出来れば一発あっても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着、11着でした。本命◎リッジマンは、11着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 牡7 | 56 | モンドインテロ | 6 | 丹頂ステークス(OP) 8着(1.3) | 5 |
2 | 11 | 牡8 | 56 | アルバート | 1 | 京都大賞典(G2) 16着(2.8) | 13 |
3 | 4 | 牡5 | 56 | エイシンクリック | 11 | 2勝クラス(阪神芝2400m) 4着(0.5) | 4 |
晩に録画を見ました。
ほぼ例年通り、ゆったりとしたペースでした。2週目から隊列が大きく変わる展開。好位から早めに抜け出した馬が上位争いを演じる決着となりました。3着エイシンクリックは、実績面でもデータ傾向からも買えず…。ハンデ戦でもないので、これは津村ジョッキーの好騎乗だったと思います。
本命リッジマンは11着。長距離戦で安定した成績を残していた馬ですが、このメンバーで掲示板にも載らないとは…。ピークが過ぎたのかどうか分かりませんが、次走以降は買い難いところだと思います。