日程 | 2024年6月23日(日曜) |
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開催 | 京都競馬場11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
出走数 | 13頭 |
クッション値 | 8.9(6月23日) |
宝塚記念2024
グランプリG1、宝塚記念2024です。国内の実力馬が集う上半期の大一番です。秋のG1戦線ほどではありませんが、例年レベルの高いレースが繰り広げられます。※今年は、京都競馬場で開催されます。
配当
過去10年の宝塚記念の配当を見ると、3連単10馬券超えは4回あります。この4回を除くと、3連単1~2万円ほどの決着が多い傾向にあります。大きな波乱は少なくなってきていますが、好配当の馬連や3連複が目立ちます。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2023 | 2,340円 | 4,030円 | 13,630円 |
2022 | 2,060円 | 5,150円 | 25,220円 |
2021 | 2,780円 | 2,200円 | 13,340円 |
2020 | 3,410円 | 51,240円 | 183,870円 |
2019 | 970円 | 2,720円 | 14,560円 |
2018 | 9,200円 | 93,450円 | 492,560円 |
2017 | 5,250円 | 10,670円 | 70,420円 |
2016 | 2,440円 | 2,800円 | 26,250円 |
2015 | 12,900円 | 157,770円 | 528,510円 |
2014 | 8,990円 | 57,870円 | 251,440円 |
では過去10年の宝塚記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2023良 | 1 | 5 | 牡4 | イクイノックス | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) 1着 | 1 |
2 | 6 | 牝5 | スルーセブンシーズ | 10 | 中山牝馬ステークス(G3) 1着(-0.2) | 2 | |
3 | 9 | 牡4 | ジャスティンパレス | 2 | 天皇賞春(G1) 1着(-0.4) | 2 | |
2022良 | 1 | 6 | 牡4 | タイトルホルダー | 2 | 天皇賞春(G1) 1着(-1.1) | 2 |
2 | 10 | 牡6 | ヒシイグアス | 5 | 大阪杯(G1) 4着(0.3) | 5 | |
3 | 7 | 牝5 | デアリングタクト | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 6着(0.5) | 5 | |
2021良 | 1 | 7 | 牝5 | クロノジェネシス | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) 2着 | 1 |
2 | 1 | 牡5 | ユニコーンライオン | 7 | 鳴尾記念(G3) 1着(-0.6) | 8 | |
3 | 2 | 牝4 | レイパパレ | 2 | 大阪杯(G1) 1着(-0.7) | 4 | |
2020稍重 | 1 | 16 | 牝4 | クロノジェネシス | 2 | 大阪杯(G1) 2着(0.0) | 4 |
2 | 14 | 牡6 | キセキ | 6 | 天皇賞春(G1) 6着(0.8) | 3 | |
3 | 12 | 牡4 | モズベッロ | 12 | 天皇賞春(G1) 7着(0.9) | 5 | |
2019良 | 1 | 12 | 牝5 | リスグラシュー | 3 | クイーンエリザベス2世カップ(G1) 3着 | 2 |
2 | 1 | 牡5 | キセキ | 1 | 大阪杯(G1) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 11 | 牡5 | スワーヴリチャード | 6 | ドバイシーマクラシック(G1) 3着 | 3 | |
2018稍重 | 1 | 4 | 牡5 | ミッキーロケット | 7 | 天皇賞春(G1) 4着(0.2) | 9 |
2 | 13 | セ7 | ワーザー | 10 | ライオンロックトロフィー(G3) 6着 | ||
3 | 2 | 牡5 | ノーブルマーズ | 12 | 目黒記念(G2) 2着(0.1) | 10 | |
2017稍重 | 1 | 11 | 牡5 | サトノクラウン | 3 | 大阪杯(G1) 6着(0.4) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | ゴールドアクター | 5 | 天皇賞春(G1) 7着(1.1) | 5 | |
3 | 8 | 牝5 | ミッキークイーン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 7着(0.5) | 1 | |
2016稍重 | 1 | 16 | 牝5 | マリアライト | 8 | 目黒記念(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 9 | 牡4 | ドゥラメンテ | 1 | ドバイシーマクラシック(G1) 2着 | ||
3 | 3 | 牡4 | キタサンブラック | 2 | 天皇賞春(G1) 1着(-0.0) | 2 | |
2015良 | 1 | 16 | 牡5 | ラブリーデイ | 6 | 鳴尾記念(G3) 1着(-0.3) | 2 |
2 | 6 | 牝5 | デニムアンドルビー | 10 | 天皇賞春(G1) 10着(0.9) | 9 | |
3 | 1 | 牝4 | ショウナンパンドラ | 11 | ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.9) | 7 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | ゴールドシップ | 1 | 天皇賞春(G1) 7着(0.5) | 2 |
2 | 5 | セ6 | カレンミロティック | 9 | 鳴尾記念(G3) 4着(0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牝5 | ヴィルシーナ | 8 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.1) | 11 |
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中16頭を占めます。2019年を除く過去9回で、5番人気以下の穴馬が連対しています。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中9頭を占めます。2019年と2021年を除く過去8回で馬券圏内に好走しています。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中13頭を占めます。そのうち11頭が前走G1レースに出走していました。天皇賞春で馬券外だった馬の巻き返しが目立ちます。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中1頭を占めます。香港馬ワーザー(2018年2着)だけと考えると、7歳以上は買い難い傾向にありそうです。
予想
宝塚記念2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走天皇賞春出走馬や大阪杯好走馬が馬券候補になるでしょうか。実績ではドウデュース一強にも見えますが、少頭数ながら上位争いは大混戦だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。雨が続くタフな馬場…。難解すぎるレースだと思います。
馬場状態は気になるところですが、深く考えず本命評価にしました。
ドウデュース同様、タフな馬場をこなすことが出来れば…という感じでしょうか。実績面では、勝ち負け候補の一頭だと思います。
過去好走例が多い前走天皇賞春出走馬。京都コースの実績とタフな馬場の実績もありますし、条件は良さそうです。
7歳馬は、買い難いところでしょうか。好ローテ(前走天皇賞春出走馬)と安定した京都コース成績に期待して、一応の押さえ評価にしました。速い時計の決着になるよりは、タフな馬場は良いと思うので、紐荒れに期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、6着、7着、10着でした。本命◎ドウデュースは、6着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 牡5 | ブローザホーン | 3 | 天皇賞春(GI) 2着(0.3) | 5 |
2 | 9 | 牡4 | ソールオリエンス | 7 | 大阪杯(GI) 7着(0.5) | 5 |
3 | 3 | 牡4 | ベラジオオペラ | 5 | 大阪杯(GI) 1着(-0.0) | 2 |
人気2頭が圏外の波乱決着でした。
本命ドウデュースは、見せ場なく6着…。直線、馬場の外で脚を伸ばした馬が好走したことを考えると、ドウデュースや対抗ジャスティンパレスは内目を選択した点で厳しかったと思います。タフな馬場も合わない印象でした。
優勝ブローザホーン。実績通り、タフな馬場の適性が高そうでした。好ローテの前走天皇賞春も見せ場のある2着でしたが、ここでも強いレースでした。小柄な馬とは思えないほど、タフな馬ですね。