日程 | 2021年6月27日(日曜) |
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開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量(4歳以上牡58kg,牝2kg減) |
出走数 | 13頭 |
天気 | 曇一時雨(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.9(27日) |
宝塚記念2021
グランプリG1、宝塚記念2021です。国内の実力馬が集う上半期の大一番。毎年ハイレベルなレースが繰り広げられます。今年も多数のG1馬が集まりました。白熱したレースを期待出来そうです。
配当
過去10年の宝塚記念の配当を見ると、3連単10馬券超えは4回あります。この4回を除くと高配当は少ないものの、穴馬の連対が多いため、馬連が好配当になる傾向にあります。近年はやや波乱傾向といって良いかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 3,410円 | 51,240円 | 183,870円 |
2019 | 970円 | 2,720円 | 14,560円 |
2018 | 9,200円 | 93,450円 | 492,560円 |
2017 | 5,250円 | 10,670円 | 70,420円 |
2016 | 2,440円 | 2,800円 | 26,250円 |
2015 | 12,900円 | 157,770円 | 528,510円 |
2014 | 8,990円 | 57,870円 | 251,440円 |
2013 | 5,150円 | 2,910円 | 23,420円 |
2012 | 1,010円 | 3,230円 | 11,550円 |
2011 | 1,660円 | 2,020円 | 17,480円 |
では過去10年の宝塚記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020稍重 | 1 | 16 | 牝4 | クロノジェネシス | 2 | 大阪杯(G1) 2着(0.0) | 4 |
2 | 14 | 牡6 | キセキ | 6 | 天皇賞春(G1) 6着(0.8) | 3 | |
3 | 12 | 牡4 | モズベッロ | 12 | 天皇賞春(G1) 7着(0.9) | 5 | |
2019良 | 1 | 12 | 牝5 | リスグラシュー | 3 | Queen Elizabeth II Cup(G1) 3着 | 2 |
2 | 1 | 牡5 | キセキ | 1 | 大阪杯(G1) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 11 | 牡5 | スワーヴリチャード | 6 | Dubai Sheema Classic(G1) 3着 | 3 | |
2018稍重 | 1 | 4 | 牡5 | ミッキーロケット | 7 | 天皇賞春(G1) 4着(0.2) | 9 |
2 | 13 | セ7 | ワーザー | 10 | The Lion Rock Trophy(G3) 6着 | ||
3 | 2 | 牡5 | ノーブルマーズ | 12 | 目黒記念(G2) 2着(0.1) | 10 | |
2017稍重 | 1 | 11 | 牡5 | サトノクラウン | 3 | 大阪杯(G1) 6着(0.4) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | ゴールドアクター | 5 | 天皇賞春(G1) 7着(1.1) | 5 | |
3 | 8 | 牝5 | ミッキークイーン | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 7着(0.5) | 1 | |
2016稍重 | 1 | 16 | 牝5 | マリアライト | 8 | 目黒記念(G2) 2着(0.0) | 1 |
2 | 9 | 牡4 | ドゥラメンテ | 1 | Dubai Sheema Classic(G1) 2着 | ||
3 | 3 | 牡4 | キタサンブラック | 2 | 天皇賞春(G1) 1着(-0.0) | 2 | |
2015良 | 1 | 16 | 牡5 | ラブリーデイ | 6 | 鳴尾記念(G3) 1着(-0.3) | 2 |
2 | 6 | 牝5 | デニムアンドルビー | 10 | 天皇賞春(G1) 10着(0.9) | 9 | |
3 | 1 | 牝4 | ショウナンパンドラ | 11 | ヴィクトリアマイル(G1) 8着(0.9) | 7 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | ゴールドシップ | 1 | 天皇賞春(G1) 7着(0.5) | 2 |
2 | 5 | セ6 | カレンミロティック | 9 | 鳴尾記念(G3) 4着(0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牝5 | ヴィルシーナ | 8 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.1) | 11 | |
2013良 | 1 | 10 | 牡4 | ゴールドシップ | 2 | 天皇賞春(G1) 5着(0.9) | 1 |
2 | 4 | 牡5 | ダノンバラード | 5 | 鳴尾記念(G3) 3着(0.2) | 3 | |
3 | 11 | 牝4 | ジェンティルドンナ | 1 | Dubai Sheema Classic(G1) 2着 | ||
2012良 | 1 | 11 | 牡4 | オルフェーヴル | 1 | 天皇賞春(G1) 11着(1.8) | 1 |
2 | 7 | 牡5 | ルーラーシップ | 2 | Queen Elizabeth II Cup(G1) 1着 | ||
3 | 2 | 牡4 | ショウナンマイティ | 6 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) | 1 | |
2011良 | 1 | 2 | 牡6 | アーネストリー | 6 | 金鯱賞(G2) 3着(0.5) | 3 |
2 | 8 | 牝5 | ブエナビスタ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 4 | 牡4 | エイシンフラッシュ | 3 | 天皇賞春(G1) 2着(0.1) | 3 |
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中16頭を占めます。2012年と2019年を除く過去8回で、穴馬が連対しています。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中10頭を占めます。2019年を除く過去9回で、毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中12頭を占めます。2011年と2012年を除く過去8回で、毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。穴馬の好走例も多く、近年は外枠(7~8枠)と内枠(1~2枠)の両極端な枠に好走馬が目立つ傾向にあります。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中14頭を占めます。そのうち11頭が前走G1レース(天皇賞春など)に出走していました。
過去10年の宝塚記念3着以内30頭中1頭を占めます。香港馬ワーザー(2018年)のみと考えると、7歳以上は買い難い傾向にありそうです。
予想
宝塚記念2021は、好メンバーが揃いました。順当ならクロノジェネシスやレイパパレなど、前走G1好走馬4~5頭が馬券候補になりそうです。ただ例年、穴馬の好走と好配当演出が見られるレース…。ノーマークの馬の激走もあるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。前走大阪杯を圧勝したレイパパレが気になりつつ、外目の枠の差し追い込み馬を中心に選びました。
過去好走例が多い前走天皇賞春出走馬。長距離戦の牝馬は、どうかな…と思ってスルーしたのですが、結果3着に好走して力を見せた印象を受けました。相手なりに走るタイプなのか、長く勝ち切れていないため、頭からは狙い難いものの、デビューから掲示板を外していない成績は魅力的です。前走からの距離短縮にも期待して…。
過去好走例が多い前走天皇賞春出走馬。前走は、カレンブーケドールとアタマ差の4着でした。2戦連続で馬券圏外ですが、ここで人気を落とすなら…ということで狙いました。不良馬場のAJCCを勝ってはいるものの、阪神大賞典(重馬場)の敗因を折り合いと道悪と話していたので、不安定な天気故に馬場状態は気になるところでしょうか。
過去好走例が多い穴馬(5番人気以下)。穴馬から選ぶとなると、モズベッロやキセキ、ユニコーンライオンあたりは候補になるかもしれません。G1で好走した2戦(前走大阪杯、昨年の宝塚記念)がともに後方からの追い込みなので、今回も同じような位置取りになるでしょうか。前が消耗するような流れになれば…。
時計のかかる馬場で強いレースをしてるだけに、今の馬場は合うかもしれません。昨年の宝塚記念も楽勝していますし、実績と勢いともに勝ち負け候補になりそうです。間隔が空いた海外帰り後の一戦ということで少し評価を下げましたが、あっさり優勝があってもおかしくないと思っています。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、8着、9着でした。本命◎カレンブーケドールは、4着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | 牝5 | クロノジェネシス | 1 | Dubai Sheema Classic(G1) 2着 | 1 |
2 | 1 | 牡5 | ユニコーンライオン | 7 | 鳴尾記念(G3) 1着(-0.6) | 8 |
3 | 2 | 牝4 | レイパパレ | 2 | 大阪杯(G1) 1着(-0.7) | 4 |
前がきつい流れになる想定でしたが、真逆の前残り決着になりました。逃げたユニコーンライオン、その後ろで進めたレイパパレの前2頭が残る中、直線でクロノジェネシスだけが突っ込んで来るレースになりました。クロノジェネシスは余裕を感じさせる内容だったので、海外帰り初戦も関係のない強さだったと思います。
クロノジェネシス以外に印をつけた馬は、想定通りの中団好位の位置取りで、卒なく周って来たという印象だったものの、とにかく前が止まらずという感じでした。