東京スポーツ杯2歳ステークス2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

東京スポーツ杯2歳ステークス2018過去10年のデータと予想

日程 2018年11月17日(土曜)
開催 東京競馬場 11R
距離 芝1800m
格付け G3
条件 サラ系2歳
斤量 馬齢(牡55kg 牝54kg)
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

東京スポーツ杯2歳ステークス2018

2歳重賞、東京スポーツ杯2歳ステークス2018です。暮の2歳G1朝日杯フューチュリティステークス2018の前哨戦。さらに翌年の3歳クラシック戦線で活躍する馬も多く輩出しており、来年の3歳クラシックに向けても注目の一戦といえそうです。近年は、ワグネリアン(2017年)、スワーヴリチャード(2016年)、サトノクラウン(2014年)、イスラボニータ(2013年)など、毎年のように後のG1馬を輩出しています。

東京競馬場の芝1800mコース

過去10年の東京スポーツ杯2歳ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回だけです。大きな波乱が少ないレースと言えそうです。波乱決着となった2011年は不良馬場で行われており、例外的な年と考えて良いかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 170円 380円 820円
2016 1,470円 1,100円 8,270円
2015 1,370円 3,590円 20,880円
2014 1,020円 8,130円 40,850円
2013 3,090円 11,030円 62,980円
2012 470円 2,690円 6,330円
2011 5,970円 137,760円 525,650円
2010 1,730円 9,860円 50,030円
2009 1,120円 14,390円 52,820円
2008 3,660円 9,260円 81,640円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

東京スポーツ杯2歳ステークス2018 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 3 ワグネリアン 1 野路菊ステークス(OP) 1着(-0.4) 1
2 7 ルーカス 2 新馬戦(札幌芝1800m) 1着(-0.2) 2
3 5 シャルルマーニュ 3 アイビーステークス(OP) 2着(0.0) 4
2016稍重 1 6 ブレスジャーニー 2 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 1着(-0.2) 3
2 9 スワーヴリチャード 4 未勝利(阪神芝2000m) 1着(-0.2) 1
3 1 ムーヴザワールド 1 新馬(阪神芝1800m) 1着(-0.0) 2
2015 1 10 スマートオーディン 4 萩ステークス(OP) 2着(0.1) 1
2 9 プロディガルサン 2 芙蓉ステークス(OP) 1着(-0.1) 2
3 1 マイネルラフレシア 6 アイビーステークス(OP) 1着(-0.0) 4
2014 1 1 サトノクラウン 4 新馬(東京芝1800m) 1着(-0.2) 2
2 2 アヴニールマルシェ 1 新潟2歳ステークス(G3) 2着(0.0) 1
3 11 ソールインパクト 9 未勝利(東京芝1600m) 1着(-0.1) 1
2013 1 1 イスラボニータ 2 いちょうステークス(OP) 1着(-0.2) 3
2 8 プレイアンドリアル 4 ジュニアグランプリ(盛岡芝1600m) 1着(-0.9) 1
3 4 クラリティシチー 5 いちょうステークス(OP) 3着(0.2) 2
2012 1 1 コディーノ 1 札幌2歳ステークス(G3) 1着(-0.3) 3
2 15 レッドレイヴン 3 百日草特別(500万) 2着(0.3) 1
3 10 インプロヴァイズ 7 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.4) 2
2011不良 1 13 ディープブリランテ 1 新馬(阪神芝1800m) 1着(-0.8) 1
2 15 フジマサエンペラー 10 未勝利(東京芝2000m) 1着(-0.2) 1
3 10 マイネルディーン 12 未勝利(東京芝1600m) 1着(-0.1) 1
2010 1 2 サダムパテック 1 未勝利(京都芝1600m) 1着(-0.5) 1
2 15 リフトザウイングス 3 未勝利(京都芝2000m) 1着(-0.1) 1
3 6 フェイトフルウォー 7 新馬(東京芝1800m) 1着(-0.4) 7
2009 1 14 ローズキングダム 1 新馬(京都芝1800m) 1着(-0.1) 2
2 16 トーセンファントム 3 いちょうステークス(OP) 1着(-0.2) 3
3 9 レッドスパークル 9 未勝利(京都芝2000m) 1着(-0.2) 1
2008 1 5 ナカヤマフェスタ 9 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.0) 3
2 2 ブレイクランアウト 1 いちょうステークス(OP) 4着(0.2) 1
3 6 サンカルロ 4 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.0) 3
枠(7~8枠)

過去10年の東京スポーツ杯2歳ステークス3着以内30頭中11頭を占めます。11頭全てが前走のレースで人気(1~3番人気)を集めていました。

前走1着馬

過去10年の東京スポーツ杯2歳ステークス3着以内30頭中25頭を占めます。前走5着以下の馬は1頭も来ていないため、前走大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。

前走新馬戦、未勝利戦

過去10年の東京スポーツ杯2歳ステークス3着内30頭中16頭を占めます。フェイトフルウォー(2010年)を除く15頭が前走のレースで人気(1~3番人気)を集めていました。

予想

力関係の判断が難しい2歳戦。キャリア1~2戦の馬が多く、取捨が難しいレースだと思います。今年の東京スポーツ杯2歳ステークス2018は、何が来てもおかしくないほど、層が厚いメンバーに見えます。馬券的中が難しいレースになりそうですね。

以下、簡単な考察と予想です。

◎15ルヴォルグ

今回と同コース(東京芝1800m)の前走新馬戦は、終始楽な手応えで圧勝。ほぼ周ってきただけという印象でした。この勝ちっぷりの良さなら、ここでは勝ち負けを期待したいところですが…。

○5ヴァンドギャルド

前走の新馬戦(阪神芝1600m)は、1枠1番からそのまま内で脚を溜める競馬。直線に入ってから狭い馬群を割っての差し切り勝ちで、デビュー戦としてはセンスのある勝ちっぷりに見えました。さらに重馬場で上がり最速33.9秒の脚ですから、ポテンシャルが高そうですね。あとは力関係だけでしょうか。今回人気も落ち着くと思うので、オッズ的な楽しみはありそうです。

△7ヴェロックス

前走野路菊ステークスは、逃げたカテドラルを捕まえきれず2着。それでも3着以下を突き放す内容で、この2頭が能力的に抜けている印象でした。カテドラルとは通ってきたコースの差で、差しが決まりやすい東京スポーツ杯2歳ステークスなら逆転があって良いかもしれません。あとは他の有力馬との力関係だけだと思います。

△3カテドラル

前走野路菊ステークス1着。2着ヴェロックスの猛追を凌いで勝ち切りました。直線垂れそうで垂れず、そこからさらに伸びたように見えたので、ポテンシャルの高さを感じますね。東京スポーツ杯2歳ステークスは、例年差し追い込み決まるレースだけに、道中で上手く脚を溜めることが出来るかがポイントになりそうです。

3連複◎-○△△-○△△ 合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、9着、11着でした。本命◎ルヴォルグは、9着でした。

東京スポーツ杯2歳ステークス2018 結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 2 ニシノデイジー 8 札幌2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) 6
2 4 アガラス 7 コスモス賞(OP) 2着(0.2) 1
3 5 ヴァンドギャルド 4 新馬戦(阪神芝1600m) 1着(-0.2) 1

1~3番人気が飛ぶ波乱決着。不良馬場で行われた2011年以来ですね…。これは難しすぎます。

優勝はニシノデイジー。道中掛かり気味ながら、インコースで脚を溜める競馬。最後は有力馬を抑えて勝ち切っており、勝浦ジョッキーの好騎乗に見えました。

本命ルヴォルグは、出遅れて最後方から、そのまま大外をぶん回して直線に。直線に入ってから追い始めるも、伸び切れず…。というか前にいた馬も上がり33秒台の脚を使っているので、後ろ過ぎて届くはずもなかったと考えて良いかもしれません。前走の勝ちっぷりの良さ&ムーア騎手で本命にしたものの、残念過ぎる内容でした。

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