日程 | 2019年6月16日(日曜) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
ユニコーンステークス2019
3歳ダート重賞、ユニコーンステークス2019です。ダートの出世レース。近年の上位馬には、ルヴァンスレーヴ(2019年)、ゴールドドリーム(2016)、ノンコノユメ(2015)、コーリンベリー(2014)、ベストウォーリア(2013)、サウンドトゥルー(2013)など、後のダートG1馬が名を連ねています。ダート界を占う注目の一戦といえそうです。
配当
過去10年のユニコーンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは、2014~2015年の2回あります。この2回を除くと、馬連数百円の決着が多く、順当な傾向のレースと言えるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 740円 | 7,550円 | 22,430円 |
2017 | 2,860円 | 4,110円 | 25,710円 |
2016 | 340円 | 470円 | 1,560円 |
2015 | 9,180円 | 14,100円 | 100,770円 |
2014 | 8,130円 | 33,730円 | 220,770円 |
2013 | 950円 | 2,860円11,710円 | 14,950円52,900円 |
2012 | 830円 | 6,280円 | 21,210円 |
2011 | 950円 | 1,500円 | 11,330円 |
2010 | 410円 | 1,880円 | 4,050円 |
2009 | 860円 | 1,540円 | 6,070円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018重 | 1 | 14 | 56 | ルヴァンスレーヴ | 1 | 伏竜ステークス(OP) 2着(0.2) | 1 |
2 | 5 | 56 | グレートタイム | 3 | 鳳雛ステークス(OP) 2着(0.0) | 2 | |
2 | 12 | 56 | エングローサー | 7 | 500万(東京ダ1400m) 1着(-0.0) | 1 | |
2017良 | 1 | 8 | 56 | サンライズノヴァ | 2 | 鳳雛ステークス(OP) 4着(0.1) | 1 |
2 | 2 | 56 | ハルクンノテソーロ | 5 | 青竜ステークス(OP) 2着(0.2) | 8 | |
3 | 15 | 56 | サンライズソア | 3 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.2) | 7 | |
2016良 | 1 | 12 | 56 | ゴールドドリーム | 2 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 2着(1.2) | 1 |
2 | 13 | 56 | ストロングバローズ | 1 | 伏竜ステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 14 | 56 | グレンツェント | 3 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
2015稍重 | 1 | 10 | 56 | ノンコノユメ | 2 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.1) | 5 |
2 | 16 | 56 | ノボバカラ | 9 | 青竜ステークス(OP) 4着(0.7) | 4 | |
3 | 6 | 56 | アルタイル | 3 | 青竜ステークス(OP) 2着(0.1) | 2 | |
2014稍重 | 1 | 11 | 56 | レッドアルヴィス | 3 | 三浦特別(1000万) 4着(0.4) | 5 |
2 | 15 | 54 | コーリンベリー(牝) | 4 | 端午ステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 4 | 56 | バンズーム | 7 | 鳳雛ステークス(OP) 3着(0.7) | 3 | |
2013重 | 1 | 6 | 56 | ベストウォーリア | 3 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 2着(1.0) | 3 |
2 | 12 | 54 | サウンドリアーナ(牝) | 1 | 端午ステークス(OP) 1着(-0.7) | 4 | |
3 | 4 | 56 | サウンドトゥルー | 8 | 500万(東京ダ1600m) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 14 | 56 | ケイアイレオーネ | 11 | UAE Derby(G2) 10着 | ||
2012良 | 1 | 4 | 56 | ストローハット | 1 | 500万(中山ダ1800m) 1着(-0.5) | 2 |
2 | 8 | 57 | オースミイチバン | 2 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 1着(-0.4) | 1 | |
3 | 3 | 56 | タイセイシュバリエ | 8 | 昇竜ステークス(OP) 4着(0.4) | 1 | |
2011良 | 1 | 11 | 54 | アイアムアクトレス(牝) | 3 | 昇竜ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 9 | 56 | グレープブランデー | 1 | いぶき賞(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 14 | 56 | ボレアス | 2 | いぶき賞(OP) 2着(0.0) | 3 | |
2010良 | 1 | 13 | 57 | バーディバーディ | 1 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 1 | 56 | バトードール | 2 | 端午ステークス(OP) 1着(-0.0) | 6 | |
3 | 15 | 56 | サンライズクォリア | 6 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 2着(0.8) | 3 | |
2009不良 | 1 | 12 | 56 | シルクメビウス | 1 | 端午ステークス(OP) 1着(-0.1) | 3 |
2 | 9 | 56 | グロリアスノア | 2 | 500万(東京ダ1600m) 1着(-0.6) | 2 | |
3 | 1 | 56 | カネトシコウショウ | 3 | ヒヤシンスステークス(OP) 1着(-0.0) | 7 |
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中22頭を占めます。毎年2頭以上が馬券圏内に好走しており、上位人気馬の信頼が高い傾向にありそうです。
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭の前走の距離を分けると、以下のようになります。前走と同距離もしくは前走から距離短縮だった馬が31頭中25頭を占めます。
1900m | 1頭 | 1870m | 5頭 | 1800m | 10頭 |
1600m | 10頭 | 1400m | 5頭 |
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中30頭を占めます。前走5着以下は、海外重賞に出走していた2013年3着ケイアイレオーネ(前走UAEダービー)のみです。
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中4頭を占めます。4頭はともに、前走のレースで1~2番人気の支持を集めて勝っていました。
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中20頭を占めます。近年は、青竜ステークス組、鳳雛ステークス組の好走が目立ちます。
予想
やや混戦模様のユニコーンステークス2019。近年好走例が多い青竜ステークス組が上位争いの候補になりそうですが、500万クラス勝ちの馬やNHKマイルカップ組など、何が来てもおかしくないメンバー構成だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。好走例の多い人気馬を中心に狙いました。
前走青竜ステークスは、後方から最内を突いての追い込みで2着(上がり最速)。先行したデュープロセスを捕まえきれなかったものの、強さを見せた内容でした。完勝した2走前の伏竜ステークス。2着馬マスターフェンサー(ケンタッキーダービー6着)、3着馬ラインカリーナ(関東オークス優勝)というメンバーだったことを考えれば、ここでは能力上位だと思います。追い込みが決まる展開になれば…。
前走青竜ステークスは、デアフルーグを抑えての優勝。4連勝中の勢いもありますし、深く考えず対抗評価です。
過去わりと好走例の多い兵庫チャンピオンシップ連対馬。2走前のヒヤシンスステークスは、3着デルマルーヴル、4着マスターフェンサーと好メンバ相手の2着でした。直線で差されて2着に敗れるも、メンバーを考えれば能力は高そうです。
前走500万(京都ダート1800m)を圧勝。未勝利戦も逃げて圧勝しており、自分のペースで逃げることが出来れば…というタイプでしょうか。内に何頭か前に行きそうな馬がいるので、展開がポイントになりそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、7着、11着でした。本命◎デアフルーグは、7着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | 57 | ワイドファラオ | 3 | NHKマイルカップ(G1) 9着(0.4) | 9 |
2 | 8 | 56 | デュープロセス | 2 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.0) | 3 |
3 | 11 | 56 | ダンツキャッスル | 6 | 500万(京都ダート1800m) 1着(-0.8) | 2 |
晩に録画を見ました。ワイドファラオの逃げ切り勝ち。初のダートレースでしたが、強いダート馬相手に強さを見せた印象でした。
本命デアフルーグは、イン突きの前走から一転、外に出しての追い込みでした。少し前にいたデュープロセスは直線でグイグイ伸びていましたが、デアフルーグは伸び切れず…。
逃げを想定していた押さえのダンツキャッスルは、好位からの競馬でした。それでも最後の最後でもうひと伸びしての3着で、前走以上に強さを感じる内容だったと思います。