日程 | 2022年5月15日(日曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G1 |
条件 | 4歳以上牝馬 |
斤量 | 定量(55kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.2(15日) |
ヴィクトリアマイル2022
牝馬限定のマイルG1、ヴィクトリアマイル2022です。毎年、国内トップクラスの牝馬が集まるレースです。過去の優勝馬には、名牝が名を連ねています。
配当
過去10年のヴィクトリアマイルの配当を見ると、3連単10万馬券は5回あります。特に2015年の3連単2070万馬券は、強烈なインパクトを残しています。流石にこの水準の大波乱は暫く無いと思いますが、波乱傾向のレースだけに、今年も高配当決着の可能性はあるかもしれません。なおデータ外になりますが、2007年には228万馬券の高配当が出ています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 3,620円 | 8,460円 | 28,750円 |
2020 | 750円 | 2,960円 | 7,340円 |
2019 | 3,700円 | 35,490円 | 175,040円 |
2018 | 4,090円 | 8,850円 | 63,640円 |
2017 | 42,710円 | 123,870円 | 918,700円 |
2016 | 3,510円 | 6,090円 | 48,310円 |
2015 | 36,880円 | 2,860,480円 | 20,705,810円 |
2014 | 8,450円 | 50,720円 | 407,940円 |
2013 | 8,030円 | 35,770円 | 193,570円 |
2012 | 5,510円 | 10,790円 | 75,320円 |
では過去10年のヴィクトリアマイルで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 6 | 牝5 | グランアレグリア | 1 | 大阪杯(G1) 4着(0.9) | 2 |
2 | 8 | 牝5 | ランブリングアレー | 10 | 中山牝馬ステークス(G3) 1着(-0.0) | 7 | |
3 | 1 | 牝4 | マジックキャッスル | 5 | 阪神牝馬ステークス(G2) 2着(0.0) | 2 | |
2020良 | 1 | 12 | 牝5 | アーモンドアイ | 1 | 有馬記念(G1) 9着(1.8) | 1 |
2 | 18 | 牝5 | サウンドキアラ | 4 | 阪神牝馬ステークス(G2) 1着(-0.2) | 2 | |
3 | 16 | 牝5 | ノームコア | 5 | 高松宮記念(G1) 15着(1.9) | 8 | |
2019良 | 1 | 4 | 牝4 | ノームコア | 5 | 中山牝馬ステークス(G3) 7着(0.2) | 1 |
2 | 9 | 牝4 | プリモシーン | 4 | ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 3 | 牝6 | クロコスミア | 11 | 阪神牝馬ステークス(G2) 5着(0.1) | 6 | |
2018稍重 | 1 | 4 | 牝5 | ジュールポレール | 8 | 阪神牝馬ステークス(G2) 5着(0.2) | 5 |
2 | 16 | 牝4 | リスグラシュー | 1 | 阪神牝馬ステークス(G2) 3着(0.0) | 1 | |
3 | 6 | 牝5 | レッドアヴァンセ | 7 | 阪神牝馬ステークス(G2) 2着(0.0) | 11 | |
2017稍重 | 1 | 5 | 牝4 | アドマイヤリード | 6 | 阪神牝馬ステークス(G2) 2着(0.3) | 3 |
2 | 10 | 牝4 | デンコウアンジュ | 11 | 福島牝馬ステークス(G3) 4着(0.4) | 8 | |
3 | 3 | 牝4 | ジュールポレール | 7 | 阪神牝馬ステークス(G2) 3着(0.3) | 4 | |
2016良 | 1 | 13 | 牝7 | ストレイトガール | 7 | 阪神牝馬ステークス(G2) 9着(0.8) | 3 |
2 | 10 | 牝4 | ミッキークイーン | 1 | 阪神牝馬ステークス(G2) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 15 | 牝5 | ショウナンパンドラ | 2 | 大阪杯(G2) 3着(0.2) | 4 | |
2015良 | 1 | 5 | 牝6 | ストレイトガール | 5 | 高松宮記念(G1) 13着(1.2) | 1 |
2 | 7 | 牝6 | ケイアイエレガント | 12 | 京都牝馬ステークス(G3) 1着(-0.0) | 9 | |
3 | 18 | 牝5 | ミナレット | 18 | 福島牝馬ステークス(G3) 5着(0.2) | 14 | |
2014良 | 1 | 14 | 牝5 | ヴィルシーナ | 11 | 阪神牝馬ステークス(G2) 11着(0.5) | 5 |
2 | 4 | 牝4 | メイショウマンボ | 3 | 大阪杯(G2) 7着(2.2) | 3 | |
3 | 1 | 牝5 | ストレイトガール | 6 | 高松宮記念(G1) 3着(0.7) | 1 | |
2013良 | 1 | 11 | 牝4 | ヴィルシーナ | 1 | 大阪杯(G2) 6着(0.8) | 4 |
2 | 8 | 牝5 | ホエールキャプチャ | 12 | 阪神牝馬ステークス(G2) 14着(1.2) | 6 | |
3 | 1 | 牝5 | マイネイサベル | 5 | 福島牝馬ステークス(G3) 2着(0.0) | 3 | |
2012良 | 1 | 12 | 牝4 | ホエールキャプチャ | 4 | 中山牝馬ステークス(G3) 5着(0.4) | 2 |
2 | 16 | 牝4 | ドナウブルー | 7 | 中山牝馬ステークス(G3) 11着(1.1) | 4 | |
3 | 1 | 牝4 | マルセリーナ | 3 | 阪神牝馬ステークス(G2) 2着(0.0) | 2 |
過去10年のヴィクトリアマイル3着以内30頭中26頭を占めます。4~5歳馬が馬券候補といえそうです。6歳以上の4頭は、ともに穴馬でした。
- 2019年3着クロコスミア(11番人気)6歳
- 2016年1着ストレイトガール(7番人気)7歳
- 2015年1着ストレイトガール(5番人気)6歳
- 2015年2着ケイアイエレガント(12番人気)6歳
過去10年のヴィクトリアマイルでは、上位人気馬が不振傾向にあります。
- 1番人気(3-2-0-5)複勝率50%
- 2番人気(0-0-1-9)複勝率20%
- 3番人気(0-1-1-8)複勝率30%
- 4番人気(1-2-0-7)複勝率30%
- 5番人気(2-0-3-6)複勝率50%
一方、3着以内30頭中14頭が6番人気以下の馬でした。二桁人気馬の好走も多く、穴馬の活躍が目立つレースといえそうです。
過去10年のヴィクトリアマイル3着以内30頭中13頭を占めます。特に阪神牝馬ステークスが芝1600m戦に変更された2016年以降では、3着以内15頭中9頭を占める主要ローテとなっています。
過去10年のヴィクトリアマイル3着以内30頭中5頭を占めます。好走例が多いわけではありませんが、直近2年連続で計3頭が馬券圏内に好走しています。
予想
ヴィクトリアマイル2022は、好メンバーが揃いました。G1好走実績のある馬が多く、層が厚いメンバーだと思います。馬券候補と考えると、多くの馬にチャンスがあると思います。過去、穴馬の好走も目立ちますし、難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。上位人気6頭が馬券候補といっても良さそうなメンバーですが、波乱傾向のレースなので、穴馬を狙いました。
昨年のヴィクトリアマイル3着馬。昨年は、圧勝したグランアレグリアを除く上位陣が大接戦という決着でした。過去、前走阪神牝馬ステークスで負けていた馬の好走が目立ちますし、波乱傾向のレースなら狙ってみても良いかもしれません。
海外帰り初戦を考慮して、少し評価を下げました。好成績を残している東京マイル戦は良さそうです。シュネルマイスターの2着に好走した昨年のNHKマイルカップの力を考えれば、上位争いがあっても良さそうですが…。
マジックキャッスル同様、昨年のヴィクトリアマイルは小差接戦の8着でした。前走阪神牝馬ステークスからのローテにも期待して押さえました。中団後ろで脚を溜めるタイプなので、差し追い込みが突っ込んで来るレースになれば…という感じでしょうか。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、5着、15着、17着でした。本命◎マジックキャッスルは、17着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 5 | 牝4 | ソダシ | 4 | フェブラリーステークス(G1) 3着(0.5) | 4 |
2 | 11 | 牝4 | ファインルージュ | 2 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.3) | 1 |
3 | 7 | 牝5 | レシステンシア | 6 | 高松宮記念(G1) 6着(0.3) | 1 |
カスリモせず。大穴の差し追い込み狙いだったのですが、結果、やや前残りの人気馬決着となり、予想とは真逆のレースでした。
優勝はソダシ。クロフネ産の牝馬は、東京マイル重賞で強いですね…。2着以下を突き放す勝ちっぷりでした。接戦の2着にはファインルージュ、3着争いを制したのはレシステンシアでした。上位陣を見ると、馬格が大きく、ある程度前目のポジションを確保出来た馬が来た印象を受けました。