弥生賞2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

弥生賞2018過去10年のデータと予想

日程 2018年3月4日(日曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け GⅡ
条件 サラ系3歳
斤量 馬齢
出走数 10頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

弥生賞2018

皐月賞トライアル「弥生賞2018」です。皐月賞と同コース&同距離ながら、最後に弥生賞をステップに皐月賞を優勝したのは、2010年のヴィクトワールピサまで遡ります。皐月賞馬輩出という意味では、直結しないレースになりますが、弥生賞をステップに皐月賞2~3着に好走する馬は多く、本番を見据えて重要な一戦になることに違いはないと思います。

コース形態

中山競馬場の芝2000mコース

過去10年の弥生賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。波乱決着と順当な決着の両極端になることが多い印象です。今年は、下馬評の高い有力馬が出走することから、硬めの決着の可能性が高そうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 4,360円 9,480円 46,720円
2016 220円 190円 830円
2015 3,380円 41,050円 187,960円
2014 690円 1,470円 3,850円
2013 52,300円 34,310円 461,810円
2012 7,830円 14,380円 126,790円
2011 2,220円 3,780円 18,840円
2010 400円 2,010円 5,050円
2009 1,930円 8,620円 26,930円
2008 970円 5,070円 23,340円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

弥生賞2018
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 11 カデナ 1 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.2) 3
2 10 マイスタイル 8 こぶし賞(500万) 1着(-0.1) 2
3 4 ダンビュライト 5 きさらぎ賞(G3) 3着(0.3) 2
2016 1 11 マカヒキ 2 若駒ステークス(G1) 1着(-0.2) 1
2 10 リオンディーズ 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.1) 2
3 4 エアスピネル 3 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) 1
2015稍重 1 4 サトノクラウン 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) 4
2 5 ブライトエンブレム 4 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.5) 2
3 2 タガノエスプレッソ 10 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 6着(0.5) 7
2014 1 10 トゥザワールド 1 若駒ステークス(OP) 1着(-0.2) 1
2 11 ワンアンドオンリー 4 ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.2) 7
3 3 アデイインザライフ 2 京成杯(G3) 3着(0.3) 4
2013 1 8 カミノタサハラ 6 500万(東京芝1800m) 1着(-0.1) 1
2 4 ミヤジタイガ 10 若駒ステークス(OP) 4着(0.5) 3
3 3 コディーノ 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.0) 1
2012稍重 1 5 コスモオオゾラ 9 共同通信杯(G3) 5着(0.6) 7
2 2 トリップ 3 ラジオNIKKEI杯(G3) 4着(0.5) 1
3 4 アーデント 5 京成杯(G3) 4着(0.3) 4
2011 1 6 サダムパテック 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.2) 1
2 3 プレイ 7 つばき賞(500万) 2着(0.2) 2
3 4 デボネア 5 京成杯(G3) 2着(0.0) 8
2010 1 1 ヴィクトワールピサ 1 ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.0) 1
2 3 エイシンアポロン 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.2) 2
3 2 ダイワファルコン 7 500万(東京芝1600m) 2着(0.0) 3
2009稍重 1 10 ロジユニヴァース 1 ラジオNIKKEI杯(G3) 1着(-0.7) 2
2 2 ミッキーペトラ 5 未勝利(小倉芝1800m) 1着(-0.2) 1
3 5 モエレエキスパート 7 シンザン記念(G3) 10着(1.7) 3
2008 1 2 マイネルチャールズ 2 京成杯(G3) 1着(-0.0) 1
2 13 ブラックシェル 1 きさらぎ賞(G3) 7着(0.3) 1
3 2 タケミカヅチ 7 共同通信杯(G3) 2着(0.1) 5
前走重賞

過去10年の弥生賞3着以内30頭中21頭を占めます。

前走二桁着順

過去10年の弥生賞3着以内では、2010年3着モエレエキスパート(前走10着)のみです。モエレエキスパートを除くと、前走で大きく負けていた馬はいません。

前走500万クラス

過去10年の弥生賞以内30頭中4頭を占めます。そのうち3頭前走2月のレース、残る1頭1月下旬のレースに出走していました。

予想

弥生賞2018は、少頭数ながらハイレベルなメンバーが揃いました。今年の3歳クラシックの中心になるだろうダノンプレミアムワグネリアンの2頭が皐月賞を前に対決することに…。波乱決着がない想定であれば、この2頭を中心に馬券を考えたいところでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。少頭数&少点数のため、③ジャンダルムと⑩サンリヴァルで迷って、結局ジャンダルムをスルー。吉とでるか凶と出るか…。(´・ω・`;)

◎⑨ダノンプレミアム

前走朝日杯フューチュリティステークス2017は、衝撃的な強さを見せて優勝。あとは別路線の馬との力関係だけだと思いますが、…ここは深く考えずに本命で。

○⑧ワグネリアン

前走は、出世レースの東京スポーツ杯2歳ステークス2017を楽勝。ここでも勝ち負けを期待したい1頭になるでしょうか。あとはダノンプレミアム同様、別路線の馬との力関係だけだと思います。

▲①オブセッション

前走シクラメン賞2017は、2歳レコードで圧勝。前が流れたこともあって、末脚が活きました。データ傾向では、前走500万クラスから休養明けの馬は狙い難いところですが…。

△⑩サンリヴァル

前走ホープフルステークス2017 4着。最後、外からの差し追い込みが決まり、中団から前にいた馬が垂れる中、サンリヴァルだけが前で粘っていました。約3ヶ月の休養明けの一戦だったことを考えると、能力は示した4着だったと思います。今回は、かなり強いメンバーが揃っていますが、オッズ的な魅力もありそうなので押さえておいても…。

3連複◎-○-▲△ 合計2点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、4着、7着でした。本命◎ダノンプレミアムは、1着でした。

弥生賞2018
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 9 ダノンプレミアム 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着(-0.6) 1
2 8 ワグネリアン 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G1) 1着(-0.5) 1
3 3 ジャンダルム 4 ホープフルステークス(G1) 2着(0.2) 4

2頭軸の2頭がワンツーフィニッシュ。ダノンプレミアムとワグネリアンは、下馬評通り抜けた強さだと思います。特にダノンプレミアムは、余裕たっぷりの完勝で、負ける姿が想像できないような強さでした。ワグネリアンは、向かないコースを能力の高さで2着という印象で、東京コース(日本ダービー2018)は楽しみが大きくなりそうです。

押さえていたオブセッションは7着。休養明けの前走500万クラスが買えないというよりは、外に大きく膨れたのが崩れた要因に思えました。

そして週中に注目していたサンリヴァル。想定通りの逃げて粘る競馬で4着。ゴール直後は、当たったと思っていたんですが、どうやらハナ差の4着。写真判定の写真が見当たらなかったので、有耶無耶な感じです…。(´・ω・`;) ジャンダルムとサンリヴァルの頭の上げ下げの差という感じでしたが、両馬のお尻の位置からしてサンリヴァルが優勢かな…と思ってしまいました。仕方ないですね。

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