日程 | 2016年9月25日(日曜日) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝2200m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 曇り参考 中山競馬場 – ヤフー天気 |
秋のG1戦線の前哨戦として出走する馬が多い「オールカマー2016」です。近年では、昨年の優勝馬ショウナンパンドラがジャパンカップを制し、一昨年2着馬のラキシスはエリザベス女王杯2014を制しています。オールカマーの優勝馬には、天皇賞秋2016の優先出走権も与えられることになっています。
過去10年のオールカマーの3連単配当を見ると、重馬場の新潟開催だった2014年を除くと、やや硬い印象のレースです。3連単10万馬券超えは2014年のみなので、今年のオールカマーも硬めのレースになるかもしれません。
- 2015年 24,060円
- 2014年 255,930円
- 2013年 64,420円
- 2012年 31,940円
- 2011年 6,120円
- 2010年 13,170円
- 2009年 4,830円
- 2008年 13,780円
- 2007年 16,740円
- 2006年 21,440円
では過去10年のオールカマーのデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。(2014年は新潟芝2200mで行われています。)
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2015良 | 1 | 3 | 牝4 | 55 | ショウナンパンドラ | 3 | 宝塚記念(G1) 3着(0.2) |
2 | 4 | 牝4 | 55 | ヌーヴォレコルト | 1 | 宝塚記念(G1) 5着(0.3) | |
3 | 9 | セ7 | 56 | ミトラ | 7 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.5) | |
2014良新潟 | 1 | 11 | 牡6 | 56 | マイネルラクリマ | 2 | 七夕賞(G3) 3着(0.4) |
2 | 6 | 牝4 | 54 | ラキシス | 7 | ヴィクトリアマイル(G1) 15着(0.8) | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | クリールカイザー | 12 | 札幌日経OP(OP) 4着(1.0) | |
2013良 | 1 | 12 | 牡5 | 56 | ヴェルデグリーン | 9 | 新潟大賞典(G3) 10着(1.2) |
2 | 4 | セ5 | 56 | メイショウナルト | 2 | 小倉記念(G3) 1着(-0.2) | |
3 | 9 | 牡5 | 57 | ダノンバラード | 1 | 宝塚記念(G1) 2着(0.6) | |
2012重 | 1 | 13 | 牡4 | 56 | ナカヤマナイト | 2 | 宝塚記念(G1) 8着(2.6) |
2 | 3 | 牡5 | 56 | ダイワファルコン | 4 | 七夕賞(G3) 9着(0.7) | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | ユニバーサルバンク | 6 | 目黒記念(G2) 5着(0.4) | |
2011良 | 1 | 7 | 牡6 | 59 | アーネストリー | 1 | 宝塚記念(G1) 1着(-0.2) |
2 | 1 | 牡4 | 57 | ゲシュタルト | 6 | 天皇賞春(G1) 17着(2.8) | |
3 | 6 | 牡4 | 57 | カリバーン | 2 | 札幌記念(G2) 5着(0.3) | |
2010良 | 1 | 5 | 牡7 | 57 | シンゲン | 5 | 天皇賞秋(G1) 5着(0.8) |
2 | 3 | 牡6 | 59 | ドリームジャーニー | 1 | 宝塚記念(G1) 4着(0.3) | |
3 | 2 | 牡7 | 57 | トウショウシロッコ | 6 | 新潟記念(G3) 2着(0.0) | |
2009良 | 1 | 15 | 牡6 | 58 | マツリダゴッホ | 3 | 札幌記念(G2) 9着(0.6) |
2 | 9 | 牡5 | 59 | ドリームジャーニー | 1 | 宝塚記念(G1) 1着(-0.3) | |
3 | 2 | 牡6 | 57 | シンゲン | 2 | エプソムC(G3) 1着(-0.2) | |
2008良 | 1 | 11 | 牡5 | 59 | マツリダゴッホ | 1 | 札幌記念(G2) 2着(0.0) |
2 | 10 | 牡6 | 57 | キングストレイル | 6 | キーンランドC(G3) 4着(0.7) | |
3 | 4 | 牡5 | 57 | トウショウシロッコ | 8 | 新潟記念(G3) 3着(0.4) | |
2007良 | 1 | 6 | 牡4 | 58 | マツリダゴッホ | 1 | 札幌記念(G2) 7着(0.5) |
2 | 12 | 牡5 | 57 | シルクネクサス | 5 | 札幌記念(G2) 5着(0.2) | |
3 | 15 | セ7 | 57 | エリモハリアー | 7 | 札幌記念(G2) 8着(0.6) | |
2006良 | 1 | 5 | 牡7 | 58 | バランスオブゲーム | 4 | 宝塚記念(G1) 3着(0.8) |
2 | 4 | 牡5 | 59 | コスモバルク | 2 | 札幌日経OP(OP) 2着(0.7) | |
3 | 10 | 牝4 | 55 | ディアデラノビア | 6 | ヴィクトリアマイル(G1) 3着(0.4) |
過去10年のオールカマーでは、1~2番人気の好走が多いレースです。1番人気馬が馬券圏外になった3回とも2番人気の馬が馬券圏内に来ています。傾向から、1~2番人気の馬を軸に考えても良さそうです。
- 1番人気(3-3-1-3)複勝率70%
- 2番人気(2-2-2-4)複勝率60%
過去10年のオールカマー3着以内30頭中12頭を占めます。中でも、前走宝塚記念組が8頭と好走が目立ちます。前走宝塚記念組は、新潟開催だった2014年を除いて、6回連続で馬券圏内に来ています。
オールカマーは、外枠(7~8枠)が劣勢という印象です。7枠&8枠は、それぞれ2頭のみです。7枠は重馬場だった2012年1着ナカヤマナイトと少頭数だった2011年1着アーネストリーです。
馬券予想
今年のオールカマーは、ゴールドアクターとマリアライトが抜けてる印象で、3頭目を探すレースになりそう…と思っています。その最有力がサトノノブレスです。オッズ的には、穴馬にも期待したいところですが…。
過去10年を振り返ると、2011年を除いて過去10年中9回で2~3枠の馬が馬券圏内に来ています。穴馬としては、2~3枠の馬を狙い目でしょうか。ちなみに2011年は1枠のゲシュタルトが穴をあけているので、傾向的には、内枠の馬を押さえておきたいです。
以下、簡単な考察と予想です。
母父トニービンというのは良さそうです。近年では好走例も多いです。
- 2013年1着ヴェルデグリーン(父ジャングルポケット)
- 2012年2着ダイワファルコン(父ジャングルポケット)
- 2011年1着アーネストリー(母父トニービン)
敵はゴールドアクターとマリアライトの2頭だけというメンバーですし、近走はG1を除いて崩れてないので期待したいですね。
いかにも穴っぽいです。怪我(屈腱炎)で1年近く休んでいました。直近5走は良いところなしという感じですが、優勝したAJCC2015と同舞台(中山芝2200m)になるのは、プラスに働きそうですね。
AJCC2015は、1000m63.0秒というドスローに落とした逃げがハマった感があります。今回は、強い2頭(ゴールドアクターとマリアライト)がいるので、同じ競馬は出来ないかもしれません。ただ重賞実績のある人気薄と考えれば、狙えなくもない感じでしょうか。
直近5走を見る限りは、買えないです。ただクリールカイザーと同様、中山芝2200mという舞台は良さそうですね。今年のアメリカジョッキークラブカップ2016では、戸崎ジョッキーを背に上がり最速の追い込みで3着に入っています。今回、戸崎ジョッキーに戻るのはプラスに働きそうです。追い込みが決まる展開になれば…だと思うので、クリールカイザーとは真逆の扱いになりそうです。
相性の良い吉田豊ジョッキーに戻るのは良さそうです。中山の相性も良さそうですし、2走前の函館記念2016では3着に好走しています。ただ当然ながら、函館記念2016のメンバーを見ると、今年のオールカマー2016より薄いメンバーなのは確実です。なので、沢山買う場合の押さえという感じでしょうか。
2頭揃って馬券圏外というのは考えにくいほどの実績馬です。今年のオールカマー2016は、この2頭軸で良いのでは…という感じがします。休み明けですが、他の有力馬も休み明けが多いので、比較する上では、あまり気にしないでも良さそうです。ゴールドアクターの天皇賞春2016は、不利な外枠でしたので、ここでは度外視したいところです。
京都大賞典2015で狙って、それ以来スルーしている馬です。昨年の有馬記念2015やジャパンカップ2016でも勝ち馬から大きく離されているわけではありません。なので、いつ復活劇があっても不思議ではないのも事実です。ただ少点数狙いなので、積極的には狙えないところです…。
8歳馬ながら、実績を見ると十分に上位候補になりそうな馬です。近走に限れば、内目の枠&長い距離が良さそうなので、今回の条件(中山芝2200m、8枠)では、割引が必要かもしれません。
買い方
◎⑥ゴールドアクター
○⑦マリアライト
▲①サトノノブレス
△③ショウナンバッハ
実績で抜けているゴールドアクターとマリアライトの2頭を押さえました。その他、重賞実績のあるサトノノブレスを押さえました。
ゴールドアクターとマリアライトの2頭は、秋のG1戦線への叩きだと思うので、逆転があるとすればここ(オールカマー2016)かもしれません。
穴馬として、例年好成績を残している2~3枠からショウナンバッハを押さえました。
3連複 ◎ – ○ – ▲△ 合計2点
神戸新聞杯2016と同様、馬連orワイド1点でもいいかも…と思ってしまいます。恐らく、上位人気3頭で決まってしまうと、かなり安そうですね。オッズ的には、ショウナンバッハの好走に期待したいです。
結果
馬券的には、1着、2着、5着、6着でした。
本命◎ゴールドアクターは1着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 6 | 牡5 | ゴールドアクター | 1 | 天皇賞春(G1) 12着(0.8) |
2 | 1 | 牡6 | サトノノブレス | 3 | 宝塚記念(G1) 8着(1.1) |
3 | 5 | 牡5 | ツクバアズマオー | 6 | 札幌日経OP(OP) 4着(0.3) |
ゴールドアクターの貫禄勝ち&マリアライトどうなってるの!?という決着でした。2強のときに1頭飛ぶというのはよくあることですが、まさか宝塚記念2016優勝馬が飛ぶとは…
3~7着まで僅差だったので、マリアライト差せー!と願いながら見ていましたが、差し切れず。3着ツクバアズマオーが上がり最速だったので、マリアライトの位置取り的に、ツクバアズマオーを差し切るのは厳しいところでした。
ウイニング競馬で吉田兄弟&大久保元調教師が出演したので、1着&3着とは、まるでテレビ出演がフラグのような決着でしたね。ゴールドアクターは、別定戦の2kg差も関係なく、着差以上に強さを感じました。次走以降のG1が楽しみです。