アルテミスステークス2018過去6年のデータと予想 | 深く考えない競馬

アルテミスステークス2018過去6年のデータと予想

日程 2018年10月27日(土曜)
開催 東京競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け G3
条件 サラ系2歳牝馬
斤量 馬齢(54kg)
出走数 15頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

アルテミスステークス2018

2歳牝馬重賞、アルテミスステークス2018です。G1阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦として2012年に新設された一戦。アルテミスステークス上位馬は、後のG1レースで活躍することが多く、翌年の牝馬クラシックを占うレースでもあります。

年度 着順 馬名 後のG1実績
2017 1 ラッキーライラック 阪神JF優勝、桜花賞2着、秋華賞2着、オークス3着
2016 1 リスグラシュー 阪神JF2着、桜花賞2着、秋華賞2着など
2015 2 メジャーエンブレム 阪神JF優勝、NHKマイルカップ優勝
2014 1 ココロノアイ 阪神JF3着
2 レッツゴードンキ 桜花賞優勝など
2012 2 アユサン 桜花賞優勝

東京競馬場の芝1600mコース

過去6年のアルテミスステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。やや波乱傾向のレースといえそうです。高配当が出た3回は、ともに二桁人気馬が馬券圏内に好走しています。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 25,700円 57,400円 308,150円
2016 440円 1,900円 5,670円
2015 10,450円 51,180円 516,620円
2014 3,190円 24,100円 137,140円
2013 1,570円 4,340円 18,070円
2012 1,580円 5,040円 18,980円

では過去6年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去6年の1~3着馬の前走データ

アルテミスステークス2018 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 13 ラッキーライラック 2 新馬戦(新潟芝1600m) 1着(-0.2) 2
2 6 サヤカチャン 13 りんどう賞(500万) 5着(0.3) 5
3 2 ラテュロス 4 未勝利戦(阪神芝1600m) 1着(-0.1) 1
2016 1 16 リスグラシュー 1 未勝利(阪神芝1800m) 1着(-0.7) 2
2 12 フローレスマジック 2 未勝利(東京芝1600m) 1着(-0.6) 1
3 6 シグルーン 5 新馬(阪神芝1600m) 1着(-0.0) 1
2015 1 14 デンコウアンジュ 12 未勝利(京都芝1800m) 1着(-0.1) 5
2 15 メジャーエンブレム 1 アスター賞(500万) 1着(-0.4) 1
3 10 クロコスミア 6 札幌2歳ステークス(G3) 3着(0.2) 8
2014稍重 1 16 ココロノアイ 9 未勝利(新潟芝1600m) 1着(-0.4) 1
2 3 レッツゴードンキ 1 札幌2歳ステークス(G3) 3着(0.2) 7
3 9 トーセンラーク 11 クローバー賞(OP) 1着(-0.1) 1
2013 1 5 マーブルカテドラル 2 芙蓉ステークス(OP) 1着(-0.1) 2
2 4 パシフィックギャル 6 芙蓉ステークス(OP) 3着(0.2) 3
3 3 ニシノミチシルベ 5 サフラン賞(500万) 2着(0.2) 5
2012 1 1 コレクターアイテム 1 デイリー杯2歳ステークス(G2) 4着(0.2) 7
2 8 アユサン 4 新馬(東京芝1400m) 1着(-0.3) 1
3 13 ウインプリメーラ 7 未勝利(京都芝1600m) 1着(-0.2) 1
前走3着以内

過去6年のアルテミスステークス3着以内18頭中16頭を占めます。前走6着以下だった馬はいません。

前走新馬戦、未勝利戦

過去6年のアルテミスステークス3着以内18頭中9頭を占めます。デンコウアンジュ(2015年1着)を除く8頭が前走1~2番人気の支持を集めていました。

外枠(6~8枠)

過去6年のアルテミスステークス3着以内18頭中8頭を占めます。好走例が多く、4年連続で優勝馬を輩出しています。

前走の距離

過去6年のアルテミスステークス3着以内18頭の前走距離を分けると、以下のようになります。前走1600m戦を使っていた馬が最も多く、前走から距離延長となる馬の好走例が少ない傾向にあります。

  • 前走1800m 4頭
  • 前走1600m 10頭
  • 前走1500m 1頭
  • 前走1400m 3頭

予想

力関係がよく分からない2歳戦。今年のアルテミスステークス2018も取捨に悩むレースになりそうですね。近年の傾向から、前走1600m前後の新馬戦&未勝利戦を強い勝ち方で優勝していた馬が上位争いの候補になるでしょうか。とはいえ波乱傾向の一戦ですし、難解なレースになりそうです…。

以下、簡単な考察と予想です。過去、外枠が優勢な傾向にありますが、今回はスルー…。どうなるでしょうか。

◎3シェーングランツ

前走の未勝利戦を楽勝。直線は楽な手応えで加速し、後続を突き放していました。直線の広いコースも合いそうな印象でしたし、姉ソウルスターリングという血統も魅力ですね。力関係だけは分かりませんが、前走のようなパフォーマンスを見せることが出来れば、上位争いに加わってきても良さそうです。

○2グレイシア

前走アスター賞は、最後方から大外をぶん回して、直線だけでまとめて差し切りました。持ったままの楽勝で、上のクラスで勝負できそうな印象でした。ただ中山で強すぎた馬は、東京で案外…というケースがあるので、やや評価を下げています。

▲8エールヴォア

前走の未勝利戦は、終始楽な手応えで完勝。粗削りな印象はありましたが、阪神芝1800mコースで、2着以下を1秒突き放す勝ちっぷりの良さは魅力ですね。

△1トスアップ

前走新馬戦を余力たっぷりのまま楽勝。勝ち時計は1:30.8(稍重)で、札幌芝1500mに出走経験のあるメンバー中、最も速い時計でした。人気も落ち着きそうなので、底を見せていない魅力に期待して…。

3連複4頭ボックス◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、11着でした。本命◎シェーングランツは、1着でした。

アルテミスステークス2018 結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 シェーングランツ 6 未勝利戦(札幌芝1800m) 1着(-0.9) 1
2 11 ビーチサンバ 5 新馬戦(阪神芝1600m) 1着(-0.3) 1
3 8 エールヴォア 2 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-1.0) 2

本命シェーングランツは、後方からの競馬。武豊騎手の勝利ジョッキーインタビューでは、スタートがあまり良くなくて、自分から動いて行かなかったが、直線に入ると急に走るフォームになったとのこと。直線が長く広いコースは合いそうですね。直線ではインコースがごちゃついていたので、スムーズに外に出していった武豊騎手の好騎乗という印象でした。

対抗グレイシアは、内で詰まり、大きくスムーズさを欠いてしまいました。伸びるタイミングを失ってしまったので、大敗は仕方ないところだと思います。

個人的には、2着ビーチサンバがすごく悔しいです…。というのも、昨夜トスアップとビーチサンバのどちらを押さえようかギリギリまで迷って、結局名前でビーチサンバを消してしまいました…(´・ω・`) 牝馬のクロフネ産は、ホエールキャプチャとアエロリットの印象が強いです。東京マイルは走りますね。

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