日程 | 日本時間2018年4月1日(日曜日)1時50分 |
---|---|
開催 | ドバイ メイダン競馬場 9R |
距離 | ダート2000m |
格付け | GⅠ |
条件 | 北半球産4歳以上南半球産3歳以上 |
斤量 | 57kg牝馬2kg減 |
ドバイワールドカップ2018
日本時間3月31日~4月1日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場でドバイワールドカップデーが行われます。今年も日本馬の出走が予定されており、JRAで馬券(ドバイゴールデンシャヒーン2018、ドバイターフ2018、ドバイシーマクラシック2018、ドバイワールドカップ2018)が発売されます。なお、馬券の購入は、インターネット投票(A-PAT、即PAT)のみとなっているので、ご注意ください。
ドバイワールドカップ2018には、日本馬アウォーディーが出走を予定。アウォーディーは昨年5着に好走していますが、アメリカのダート馬のレベルは高く、今年も厳しい戦いになる可能性が高そうです。
JRAで馬券が発売された昨年のドバイワールドカップの配当を見ると、硬い決着となっています。圧倒的1番人気の支持を集めたアロゲートが優勝。3着に大穴も馬券の払い戻しは控えめになりました。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2017 | 450円 | 3,430円 | 5,170円 |
では以下、過去10年のドバイワールドカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2010年から開催地がメイダン競馬場となり、2010~2014年はオールウェザー戦で行われています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 1 | 9 | 牡4 | 57 | アロゲート | 1 | ペガサスワールドカップ(G1) 1着 | |
2 | 5 | 牡4 | 57 | ガンランナー | 3 | レイザーバックハンデキャップ(G3) 1着 | ||
3 | 11 | 牡4 | 57 | ネオリシック | 12 | ペガサスワールドカップ(G1) 3着 | ||
2016 | 1 | 11 | 牡5 | 57 | カリフォルニアクローム | トランスガルフエレクトロメカニカルT 1着 | ||
2 | 4 | 牡4 | 57 | ムブタヒージ | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着 | |||
3 | 10 | 牡5 | 57 | ホッパチュニティ | サンアントニオステークス(G2) 1着 | |||
2015 | 1 | 1 | セ8 | 57 | プリンスビショップ | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着 | ||
2 | 9 | 牡4 | 57 | カリフォルニアクローム | サンアントニオ招待ステークス(G2) 2着 | |||
3 | 5 | 牡6 | 57 | リー | ドンハンデキャップ(G1) 2着 | |||
2014 | 1 | 6 | セ7 | 57 | アフリカンストーリー | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 8着 | ||
2 | 13 | 牡5 | 57 | ムカドラム | チャンピオンステークス(G1) 5着 | |||
3 | 15 | セ4 | 57 | キャットオマウンテン | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着 | |||
2013 | 1 | 12 | 牡5 | 57 | アニマルキングダム | ガルフストリームパークターフH(G1) 2着 | ||
2 | 2 | セ7 | 57 | レッドカドー | 香港ヴァーズ(G1) 1着 | |||
3 | 7 | 牡6 | 57 | プラントゥール | ウィンターダービートライアルS(LR) 1着 | |||
2012 | 1 | 8 | 牡5 | 57 | モンテロッソ | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着 | ||
2 | 11 | 牡5 | 57 | カッポーニ | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 1着 | |||
3 | 6 | 牡5 | 57 | プラントゥール | ムーランドロンシャン賞(G1) 8着 | |||
2011 | 1 | 6 | 牡4 | 57 | ヴィクトワールピサ | 中山記念(G2) 1着 | 1 | |
2 | 9 | 牡5 | 57 | トランセンド | フェブラリーステークス(G1) 1着 | 1 | ||
3 | 2 | 牡4 | 57 | モンテロッソ | ドバイシティーオブゴールド(G2) 1着 | |||
2010 | 1 | 5 | 牡6 | 57 | グロリアデカンペオン | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着 | ||
2 | 7 | セ4 | 57 | リザーズデザイア | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 5着 | |||
3 | 1 | 牡4 | 57 | アリバー | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着 | |||
2009 | 1 | 7 | セ6 | 57 | ウェルアームド | サンアントニオステークス(G2) 2着 | ||
2 | 6 | 牡5 | 57 | グロリアデカンペオン | メイダンホテルトロフィー 1着 | |||
3 | 13 | 牡4 | 57 | パリパーフェクト | 二聖モスクの守護者カップ(G1) 2着 | |||
2008 | 1 | 12 | 牡4 | 57 | カーリン | ジャガートロフィー 1着 | ||
2 | 9 | 牡4 | 57 | アジアティックボーイ | バージナハール(G3) 3着 | |||
3 | 2 | セ5 | 57 | ウェルアームド | サンアントニオステークス(G2) 1着 |
過去10年のドバイワールドカップ3着以内30頭中9頭を占めます。前走の着順に関係なく好走例が多く、近年では、主要ローテの一つとなっています。
過去10年のドバイワールドカップでは、アメリカ、UAE調教馬が多い傾向にあります。
過去10年のドバイワールドカップ3着以内30頭中22頭を占めます。そのうち4着以下だった8頭中6頭が前走アルマクトゥームチャレンジラウンド3に出走していました。
日本調教馬の成績(過去10年)
年度 | 着順 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2017 | 5 | 牡7 | 57 | アウォーディー | 東京大賞典(G1) 2着 |
8 | 牡4 | 57 | ラニ | マクトゥームチャレンジR3(G1) 6着 | |
9 | 牡5 | 57 | アポロケンタッキー | 東京大賞典(G1) 1着 | |
14 | 牡4 | 57 | ゴールドドリーム | フェブラリーステークス(G1) 1着 | |
2016 | 9 | 牡7 | 57 | ホッコータルマエ | 川崎記念(G1) 1着 |
2015 | 5 | 牡6 | 57 | ホッコータルマエ | 川崎記念(G1) 1着 |
9 | 牡5 | 57 | エピファネイア | 有馬記念(G1) 5着 | |
2014 | 11 | 牡6 | 57 | ベルシャザール | フェブラリーステークス(G1) 3着 |
16 | 牡5 | 57 | ホッコータルマエ | フェブラリーステークス(G1) 2着 | |
2012 | 6 | 牡5 | 57 | エイシンフラッシュ | 有馬記念(G1) 2着 |
10 | 牡7 | 57 | スマートファルコン | 川崎記念(G1) 1着 | |
13 | 牡6 | 57 | トランセンド | フェブラリーステークス(G1) 7着 | |
2011 | 1 | 牡4 | 57 | ヴィクトワールピサ | 中山記念(G2) 1着 |
2 | 牡5 | 57 | トランセンド | フェブラリーステークス(G1) 1着 | |
8 | 牝5 | 55 | ブエナビスタ | 有馬記念(G1) 2着 | |
2010 | 11 | 牝4 | 55 | レッドディザイア | アルマクトゥームチャレンジR3(G2) 1着 |
2009 | 8 | 牡4 | 57 | カジノドライヴ | フェブラリーステークス(G1) 2着 |
2008 | 12 | 牡6 | 57 | ヴァーミリアン | フェブラリーステークス(G1) 1着 |
過去10年では、日本馬の好走は東日本大震災直後2011年にワンツーフィニシュとなったヴィクトワールピサとトランセンドの2頭のみです。2011年はオールウェザー戦で行われており、ダート戦では日本馬が尽く敗れています。日本馬にとっては、かなり厳しいレースといえそうです。
今年は、昨年5着に好走したアウォーディーが出走予定。昨年のような勢いもなくなってきているため、今年も厳しいレースになる可能性がありそうです。
予想
海外競馬は全くわからないので、全く深く考えていません。(´・ω・`;)
以下、かなり簡単な予想です。
アロゲートが5着に敗れた昨年のブリーダーズカップ・クラシック2017で3着。近走は、4戦連続でアメリカのダートG1で好走しており、ここは実績面で抜けた1頭だと思います。
前走ペガサスワールドカップ2018は、2着ウエストコーストに離された3着。ウエストコーストに先着できるイメージが全く無いものの、近走は、アメリカのダートG1で大きく崩れておらず、力は十分にありそうですね。
昨年のドバイワールドカップ2017は4着、一昨年は2着という実績。今年は、昨年の優勝馬アロゲートや2着ガンランナーという強すぎる2頭がいないことを考えると、上位争いに浮上しそうな気がします。
前走は、好走例の多いアルマクトゥームチャレンジラウンド3 2018を圧勝。UAE調教馬を押さえるとすれば、2着サンダースノーかノースアメリカになるでしょうか。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、8着、10着でした。本命◎ウエストコーストは、2着でした。
着順 | ゲート | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | 牡4 | 57 | サンダースノー | 5 | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着 |
2 | 9 | 牡4 | 57 | ウエストコースト | 1 | ペガサスワールドカップ(G1) 2着 |
3 | 5 | 牡6 | 57 | ムブタヒージ | 7 | サンタアニタハンデキャップ(G1) 2着 |
押さえていない方のUAE調教馬が優勝…。まあでも少頭数買いなら良くあることです。(´・ω・`;)
トラックレコードの決着で、前哨戦とは全く違う強さを見せたサンダースノーが優勝。外枠から前に行って、そのまま押し切りました。今年のドバイのダートは、外をまわした馬には厳しく、前に行かないと話にならないようですね。極端に差し追い込みが決まりにくい印象でした。