日程 | 2018年1月7日(日曜日) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳牝馬 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
フェアリーステークス2018
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
3歳牝馬のマイル重賞「フェアリーステークス2018」です。春のクラシック桜花賞に向けた一戦ですが、フェアリーステークス組が活躍する例は、とても少ないです。(´・ω・`;) 桜花賞のことは考えず、予想した方が良いかもしれないですね。
コース形態
過去9年のフェアリーステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。波乱傾向のレースですね。穴馬の激走が多いレースで、馬連も高配当が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 5,990円 | 34,060円 | 275,620円 |
2016 | 5,600円 | 15,380円 | 79,270円 |
2015 | 32,220円 | 53,320円 | 482,170円 |
2014 | 9,130円 | 22,500円 | 132,210円 |
2013 | 39,140円 | 42,370円 | 515,610円 |
2012 | 33,120円 | 61,660円 | 509,720円 |
2011 | 1,890円 | 2,750円 | 13,600円 |
2010 | 9,020円 | 7,320円 | 87,200円 |
2009 | 1,960円 | 25,990円 | 132,980円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去9年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 15 | 54 | ライジングリーズン | 10 | アルテミスステークス(G3) 13着(1.6) | 12 |
2 | 3 | 54 | アエロリット | 1 | サフラン賞(500万) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 8 | 54 | モリトシラユリ | 7 | 未勝利(中山ダ1800m) 1着(-0.7) | 1 | |
2016良 | 1 | 6 | 54 | ビービーバーレル | 3 | 赤松賞(500万) 3着(0.3) | 4 |
2 | 4 | 54 | ダイワドレッサー | 10 | 葉牡丹賞(500万) 9着(0.5) | 12 | |
3 | 5 | 54 | ダイワダッチェス | 7 | 未勝利(東京芝1400m) 1着(-0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 4 | 54 | ノットフォーマル | 11 | 赤松賞(500万) 8着(0.7) | 6 |
2 | 15 | 54 | ローデッド | 8 | 未勝利(中京芝2000m) 1着(-0.1) | 4 | |
3 | 1 | 54 | テンダリーヴォイス | 3 | 赤松賞(500万) 2着(0.0) | 3 | |
2014良 | 1 | 7 | 54 | オメガハートロック | 1 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 15 | 54 | ニシノアカツキ | 10 | ベゴニア賞(500万) 11着(0.8) | 10 | |
3 | 3 | 54 | リラヴァティ | 4 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 3 | |
2013良 | 1 | 8 | 54 | クラウンロゼ | 10 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.2) | 10 |
2 | 11 | 54 | ウキヨノカゼ | 5 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.4) | 10 | |
3 | 14 | 54 | サンブルエミューズ | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 8着(0.8) | 2 | |
2012良 | 1 | 8 | 54 | トーセンベニザクラ | 3 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 10着(0.7) | 9 |
2 | 5 | 54 | マイネエポナ | 14 | 未勝利(小倉芝1800m) 1着(-0.3) | 6 | |
3 | 4 | 54 | ダイワミストレス | 5 | 黒松賞(500万) 2着(0.0) | 1 | |
2011良 | 1 | 4 | 54 | ダンスファンタジア | 1 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 9着(0.8) | 2 |
2 | 13 | 54 | スピードリッパー | 7 | サフラン賞(500万) 3着(0.2) | 3 | |
3 | 1 | 54 | アドマイヤセプター | 2 | エリカ賞(500万) 7着(0.7) | 1 | |
2010良 | 1 | 9 | 54 | コスモネモシン | 11 | 未勝利(中山芝1800m) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 13 | 54 | アプリコットフィズ | 2 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 16 | 54 | テイラーバートン | 1 | 500万(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 2 | |
2009良 | 1 | 1 | 54 | ジェルミナル | 1 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 6着(1.1) | 2 |
2 | 3 | 54 | アイアムネオ | 4 | 新馬(中山芝1600m) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 4 | 54 | グッデーコパ | 10 | ホープフルステークス(OP) 11着(2.2) | 10 |
過去9年のフェアリーステークスでは、計4頭が馬券圏内に来ています。下位着順だった馬よりは、中位だった馬の巻き返しが多い印象です。
- 2009年1着ジェルミナル(前走阪神ジュベナイルフィリーズ6着)
- 2011年1着ダンスファンタジア(前走阪神ジュベナイルフィリーズ9着)
- 2012年1着トーセンベニザクラ(前走阪神ジュベナイルフィリーズ10着)
- 2013年3着サンブルエミューズ(前走阪神ジュベナイルフィリーズ8着)
過去9年のフェアリーステークス3着以内27頭中6頭を占めます。では、計5頭が馬券圏内に来ています。前走から距離短縮した人気薄の激走が目立ちます。
- 2010年1着コスモネモシン(11番人気、前走中山芝1800m)
- 2012年2着マイネエポナ(14番人気、前走小倉芝1800m)
- 2014年3着リラヴァティ(4番人気、前走阪神芝1600m)
- 2015年2着ローデッド(8番人気、前走中京芝2000m)
- 2016年3着ダイワダッチェス(7番人気、前走東京芝1400m)
- 2017年3着モリトシラユリ(7番人気、前走中山ダート1800m)
過去9年のフェアリーステークス3着以内27頭中18頭が内枠(1~4枠)でした。一方、外枠(7~8枠)の馬の好走も多く、3着以内27頭中7頭を占めます。真ん中あたりの枠よりも、内か外という極端な枠の方が良い傾向にありそうです。
過去9年のフェアリーステークスでは、計7頭が馬券圏内に来ています。2011年を除いて、毎年、馬券圏内に好走しています。
馬券予想
フェアリーステークス2018は、全く候補が絞れないほど、かなりの混戦模様です。波乱傾向のレースですし、考えた所で当たりそうに無いですね…。差のないメンバーだと思うので、内でロス無く進めそうな馬が狙い目になるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。内枠を中心に選びましたが、全く当たる気がしないです…。(´・ω・`;) 前走の内容と勝ちっぷりだけで言えば、外枠の3頭(レッドベルローズ、プリモシーン、テトラドラクマ)が強そうですね。
前走ひいらぎ賞2017は、前に行った2頭を交わせず3着。ジリジリ伸びていたものの、前が止まらない決着でした。中山コースの相性は良さそうなので、前走のように内の好位で進めることが出来れば…。
前走アルテミスステークス2017 4着。2着サヤカチャン&3着ラテュロスの前に行った2頭が残るレースだったことを考えると、新馬戦後4ヶ月の休養明けの一戦で、中団から差して4着に来たのは、ポテンシャルの高さを感じます。
前走は、中山マイルの未勝利戦。外枠&後方からの競馬で、最後は外をぶん回しての直線一気でまとめて差し切りました。1頭だけ脚が違うような勝ちっぷりでした。ロス無く進めることが出来れば、一発あっても…。
前走は、東京マイルの未勝利戦。先行してそのまま押し切っての優勝でした。内の前残りに期待して、適当に押さえ。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、5着、7着、8着、9着でした。本命◎グランドピルエットは、8着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 14 | プリモシーン | 2 | 未勝利戦(東京芝1600m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 10 | スカーレットカラー | 6 | 白菊賞(500万) 2着(0.2) | 6 |
3 | 13 | レッドベルローズ | 7 | 新馬戦(東京芝1600m) 1着(-0.0) | 3 |
カスリもせず。(´・ω・`;)
前走の内容が良く見えた3頭がそれぞれ1着プリモシーン、3着レッドベルローズ、6着テトラドラクマに好走したので、殆ど力通りの決着だったようです。過去の傾向から内枠に絞って狙ったのですが、データ無視の決着となりました。京都金杯2018に続いて、例年とは違う傾向となりました。
トロワゼトワルは大きく出遅れて、最後方から。スタートで終わった感じですね…。それでも最後は、上がり最速の脚で5着まで詰めてきています。
優勝したプリモシーンは、このメンバーでは力が上という内容でした。ただ桜花賞2018となると、例年チューリップ賞組やクイーンステークス優勝馬が中心。フェアリーステークスは、出世レースでは無いので、この先のローテと成績は気になるところですね。