フラワーカップ2016過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

フラワーカップ2016過去10年のデータと予想

過去10年の3着以内には、前走未勝利戦、新馬戦だった馬から、重賞好走馬、ダートを使っていた馬…と、バラエティ豊かなメンバーが揃っています。前走のレースに傾向はありませんが、前走1着馬が多いので、適性の有無より勢いのある馬が来る印象です。

過去10年では、3連単10万馬券を超えたのは僅か1回です。

  • 2012年3連単114,060円

ヴィーヴァヴォドカが勝った2009年は、3連単3頭ボックスで的中しましたが、ヴィーヴァヴォドカは11番人気だったわりに思ったほど払い戻しが付かなかった記憶があります。穴馬が来るものの、オッズ的な波乱は無いというのも特徴です。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

フラワーカップ2016
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走
2015 1 1 アルビアーノ 1 500万(東京芝1400m) 1着(-0.3)
2 5 アースライズ 12 未勝利(阪神芝1800m) 1着(-0.0)
3 12 ディアマイダーリン 2 赤松賞(500万) 1着(-0.0)
2014 1 7 バウンスシャッセ 3 寒竹賞(500万) 1着(-0.2)
2 9 マイネグレヴィル 4 京成杯(G3) 5着(0.5)
2 13 パシフィックギャル 6 アルテミスS(G) 2着(0.1)
2013 1 4 サクラプレジール 2 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.2)
2 11 エバーブロッサム 3 未勝利(中山芝2000m) 1着(-0.0)
3 6 リラコサージュ 6 未勝利(京都ダ1400m) 1着(-0.5)
2012 1 13 オメガハートランド 6 クイーンC(G3) 9着(0.7)
2 7 メイショウスザンナ 1 セントポーリア賞(500万) 1着(-0.0)
3 9 サンキューアスク 10 500万(中山芝1800m) 7着(0.5)
2011(阪神) 1 5 トレンドハンター 5 500万(京都ダ1800m) 1着(-0.2)
2 11 ハブルバブル 1 500万(阪神芝1400m) 4着(0.5)
3 3 マヒナ 7 菜の花賞(500万) 12着(降着)(0.0)
2010 1 12 オウケンサクラ 3 チューリップ賞(G3) 4着(0.4)
2 11 コスモネモシン 4 フェアリーS(G3) 1着(-0.0)
3 9 サンテミリオン 1 若竹賞(500万) 1着(-0.4)
2009 1 4 ヴィーヴァヴォドカ 11 黄梅賞(500万) 13着(2.1)
2 16 ディアジーナ 1 クイーンC(G3) 1着(-0.0)
3 3 マジックシアター 2 500万(中山ダ1800m) 7着(0.9)
2008 1 1 ブラックエンブレム 1 きんせんか賞(500万) 1着(-0.7)
2 8 レッドアゲート 8 500万(東京芝2400m) 4着(0.7)
3 10 シングライクバード 2 つばき賞(500万) 1着(-0.0)
2007 1 5 ショウナンタレント 1 きんせんか賞(500万) 1着(-0.1)
2 15 ホクレレ 6 500万(東京ダ1600m) 1着(-0.0)
3 4 クロコレーヌ 12 チューリップ賞(G3) 7着(1.3)
2006 1 11 キストゥヘヴン 6 未勝利(中山芝1600m) 1着(-0.3)
2 6 フサイチパンドラ 1 きんせんか賞(500万) 1着(-0.5)
3 7 ブルーメンブラット 8 500万(京都ダ1400m) 2着(0.0)
前走1着

レースのクラスに関係なく、前走1着馬の好走が目立ちます。過去10年のフラワーカップ3着以内30頭中18頭に及びます。前走1着馬が馬券に絡まなかった年はありません。

その他、前走3着馬が1頭も馬券圏内に来ていないのは面白い傾向です。前走2着馬に関しても過去10年で僅か2頭だけです。

関東馬

過去10年のフラワーカップ3着以内30頭中21頭に及びます。勝ち馬では、過去10年中8頭が関東馬です。2011年は阪神開催だったことを考えると、関東馬が結果を残しているレースといえます。

前走二桁着順

過去10年のフラワーカップ3着以内30頭中2頭のみです。マヒナは降着で12着なので、基本的には大敗からの巻き返しがあまりないレースだと考えていいかもしれません。

  • 2011年3着マヒナ(前走12着降着)
  • 2009年1着ヴィーヴァヴォドカ(前走13着)

馬券予想

全く当たる気がしないレースです。3着以内と考えると、ほぼ全頭が候補というぐらい混戦です。一方、過去10年では、10万馬券を超えたのは僅か1回です。混戦であるものの、上位人気馬が結果を出すことが多いということは押さえておきたいです。

3ゲッカコウ

松岡ジョッキーが乗ったときは、全て人気薄で好走しているというのは面白いです。今年の登録馬の中で、2勝している馬はペルソナリテとゲッカコウだけです。

前走は強さをあまり感じないレースに見えました。ただ最後の直線をしぶとく逃げ粘っていました。混戦メンバーが想定されるここでは、こういうタイプの馬は面白そうです。前走3着のクィーンズベストは、その後チューリップ賞2016で4着に好走しています。ゲッカコウがこのクラスで上位争いしても、不思議ではないと思っています。

7ラルク

前々走シンザン記念2016では、1億4500万円の馬と知って本命◎にした馬です。「その道のプロが大金を払って選び抜いた馬」だと考えました。

馬柱を見て知りましたが、シンザン記念後に500万クラスを使って6着に負けていたんですね。成績だけ見ると買い難くなりますが、前走半馬身差の5着はソルヴェイグです。ソルヴェイグは、その後フィリーズレビュー2016を勝ちました。

調教師が「前走1400mは忙しかった」ということを言っているので、距離が長くなるここは、上位争いを期待したいところです。ただ1番人気(推定)は、不思議ですね。重賞で掲示板に載った経験のある馬が何頭かいるの中で、この評価は何か怪しい香りがします。(当日最終オッズでは1番人気ではないかもしれません。)

でも名前も好きなので、買い目に入れたいと思います。ひょっとすると、フラワーカップなので「ラルク」「flower」で人気してるのかもしれないですね。

9エンジェルフェイス

未勝利戦ですが、前走は強かったです。持ったままで完勝しました。全姉レディアルバローザ、姉キャトルフィーユで、姉2頭は重賞戦線で活躍した馬です。混戦メンバーですから、素質の高さで上位に食い込んで欲しいです。

11エテルナミノル

1頭ぐらい穴馬が来るのでは…と考えて、適当に選びました。前走ダート戦ですが圧勝です。兄と姉を見る限りダート血統の一族とも思えません。

フラワーカップは、前走ダートを使った馬も馬券に絡むことがあるので、大穴と考えれば買えなくはない1頭です。

買い方

◎3ゲッカコウ

○9エンジェルフェイス

▲7ラルク

△11エテルナミノル

3連複◎-○▲△-○▲△

合計3点です。

過去データの傾向からゲッカコウを本命にしました。その他、前走1着馬からエンジェルフェイスとエテルナミノルを押さえました。特にエンジェルフェイスは、姉2頭が重賞実績のある馬です。まだ未勝利勝ちで、人気が穏やかな今が狙い目ではないでしょうか。ラルクは、厳しいかな…という印象ですが、素質の高さに期待して押さえました。

結果

馬券的には、1着、2着、5着、10着でした。

本命◎ゲッカコウは2着でした。

フラワーカップ2016
着順 馬番 馬名 前走
1 9 エンジェルフェイス 未勝利(阪神芝1800m) 1着(-0.2)
2 3 ゲッカコウ 500万(中山芝1800m) 1着(-0.2)
3 10 ウインクルサルーテ 水仙賞(500万) 7着(1.3)

かなり惜しかったです…。(実のところは、嬉しいです。)5着エテルナミノルが来ていたら3連複的中でしたね。エテルナミノルは13番人気の大穴だったので、好走劇には驚きも多いです。最後差されてしまいましたが、残り50mぐらいまで、まさか!?とばかり思っていました。1~2着の○エンジェルフェイスと◎ゲッカコウは強かったですね。

3連系馬券のクリーンヒットは無かったものの、高松宮記念2016前に少し運気が戻ってきたような気がしてホッとしています。

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