福島牝馬ステークス2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

福島牝馬ステークス2018過去10年のデータと予想

日程 2018年4月21日(土曜日)
開催 福島競馬場 11R
距離 芝1800m
格付け GⅢ
条件 サラ系4歳以上牝馬
斤量 別定
出走数 12頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

福島牝馬ステークス2018

牝馬限定の重賞「福島牝馬ステークス2018」です。このあとG1ヴィクトリアマイル2018が控えている為、そこに向けて出走する馬も多い一戦。しかし本番に直結する傾向は無く、数年に一度、福島牝馬ステークス組が穴をあけるに留まっています。昨年は、福島牝馬ステークス2017で4着だったデンコウアンジュがヴィクトリアマイル2017で2着(11番人気)に好走しています。

コース形態

福島競馬場の芝1800mコース

過去10年の福島牝馬ステークスの配当を見ると、3連単50万馬券超えが3回あり、波乱傾向のレースという印象です。昨年は順当な決着になりましたが、例年、抜けて強い馬が出走するレースではないので、今年も十分に波乱の可能性がありそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 3,170円 3,600円 24,790円
2016 11,130円 84,650円 735,970円
2015 6,490円 153,060円 599,360円
2014 1,440円 45,330円 238,230円
2013 830円 11,750円 41,730円
2012 1,100円 2,540円 10,850円
2011 5,750円 14,380円 96,220円
2010 3,710円 6,540円 45,340円
2009 13,060円 145,730円 792,960円
2008 3,330円 4,240円 28,360円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

福島牝馬ステークス2018
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 6 牝7 54 ウキヨノカゼ 3 中山牝馬ステークス(G3) 6着(0.2) 10
2 8 牝4 54 フロンテアクイーン 4 中山牝馬ステークス(G3) 8着(0.3) 4
3 9 牝5 54 クインズミラーグロ 1 中山牝馬ステークス(G3) 3着(0.1) 7
2016 1 8 牝6 54 マコトブリジャール 15 愛知杯(G3) 18着(1.8) 17
2 16 牝4 54 シャルール 1 初音ステークス(1600万) 1着(-0.3) 2
3 6 牝6 54 オツウ 13 六甲ステークス(OP) 12着(0.7) 7
2015 1 6 牝5 54 スイートサルサ 3 中山牝馬ステークス(G3) 取消
2 12 牝4 53 リラヴァティ 9 四国新聞杯(1000万) 1着(-0.1) 2
3 1 牝6 54 メイショウスザンナ 13 京都牝馬ステークス(G3) 9着(0.8) 11
2014 1 6 牝5 54 ケイアイエレガント 5 中山牝馬ステークス(G3) 2着同着(0.2) 10
2 7 牝5 54 キャトルフィーユ 2 中山牝馬ステークス(G3) 2着同着(0.2) 4
3 14 牝5 53 フィロパトール 16 但馬ステークス(1600万) 11着(1.4) 5
2013 1 6 牝5 54 オールザットジャズ 1 中山牝馬ステークス(G3) 3着(0.2) 1
2 10 牝5 56 マイネイサベル 3 中山牝馬ステークス(G3) 1着(-0.1) 6
3 5 牝5 53 ピュアブリーゼ 10 クリスマスカップ(1600万) 6着(1.1) 9
2012 1 3 牝4 54 オールザットジャズ 1 中山牝馬ステークス(G3) 2着(0.1) 7
2 2 牝5 54 コスモネモシン 4 中山牝馬ステークス(G3) 6着(0.5) 5
3 10 牝4 54 アカンサス 2 中山牝馬ステークス(G3) 8着(0.8) 3
2011新潟 1 1 牝5 54 フミノイマージン 9 中山牝馬ステークス(G3) 2着(0.4) 14
2 5 牝4 54 コスモネモシン 5 中山牝馬ステークス(G3) 3着(0.5) 13
3 6 牝4 53 ソウルフルヴォイス 3 但馬ステークス(1600万) 4着(0.2) 4
2010稍重 1 8 牝5 54 レジネッタ 5 中山牝馬ステークス(G3) 5着(0.2) 11
2 16 牝5 56 ブラボーデイジー 4 中山牝馬ステークス(G3) 6着(0.3) 7
3 4 牝6 55 ウェディングフジコ 3 中山牝馬ステークス(G3) 2着(0.1) 8
2009不良 1 8 牝4 54 ブラボーデイジー 7 中山牝馬ステークス(G3) 6着(0.4) 7
2 2 牝5 56 アルコセニョーラ 11 福島民報杯(OP) 7着(1.1) 5
3 13 牝7 58 ヤマニンメルベイユ 13 中山牝馬ステークス(G3) 16着(1.9) 6
2008 1 2 牝4 54 マイネカンナ 3 中山牝馬ステークス(G3) 2着(0.1) 13
2 11 牝4 54 ハロースピード 4 中山牝馬ステークス(G3) 5着(0.4) 8
3 9 牝4 54 ザレマ 1 京都牝馬ステークス(G3) 2着(0.1) 9
人気

過去10年の福島牝馬ステークスでは、上位人気馬が不振傾向にあります。

  • 1番人気(2-1-2-6)複勝率50%
  • 2番人気(0-1-1-8)複勝率20%
  • 3番人気(3-1-2-5)複勝率50%

一方、二桁人気馬が3着以内30頭中7頭を占め、大穴の激走が多く波乱を演出しています。

内枠

過去10年の福島牝馬ステークス3着以内では、内枠(1~4枠)の好走例が多く、優勝馬10頭すべてが1~4枠でした。そのほか、直近9年連続で、1~4枠から2頭以上が3着以内に好走しています。

前走中山牝馬ステークス

過去10年の福島牝馬ステークス3着以内30頭中20頭を占めます。(前走が出走取消だった2015年1着スイートサルサを含む。)主要ローテという印象ですが、中山牝馬ステークスで二桁着順だったのは、2009年3着ヤマニンメルベイユ(前走16着)の1頭だけです。

予想

福島牝馬ステークス2018は、例年と変わらず抜けた実力馬が不在のため、何が来てもおかしくないメンバーだと思います。馬券も難解なものになりそうですね。(´・ω・`;)

傾向から、内枠の前走中山牝馬ステークス組が狙い目になるでしょうか。とはいえ過去、大穴の激走も見られるレースなので、ノーマークの馬がしれっと優勝するなんてこともありそうですね。

以下、簡単な考察と予想です。しかし全く当たる気がしないです…。例年より少ない12頭立ての為、傾向ほど内枠を意識しすぎないで良いかもしれません。

◎⑥ゲッカコウ

3走前のディセンバーステークス2017を評価して、前走は押さえていました。前走中山牝馬ステークス2018は、優勝馬カワキタエンカの楽逃げ、2着フロンテアクイーンはインコースを突いた好走でした。3着以下は混戦で、大きな能力差を感じないものだったと思います。デビュー戦を含め、福島コースは2戦2勝の舞台。前走崩れていない力コース相性に期待したいですね。

○④カワキタエンカ

前走中山牝馬ステークス2018は、後ろから積極的に来る馬もなく、楽な逃げになりました。逃げてこそというタイプだけに、前走のような競馬が出来るかがポイントになりそうですね。

▲③レイホーロマンス

直近2戦は、軽ハンデながら牝馬限定重賞で2~3着に好走。別定戦のここで真価が問われそうです。過去の福島牝馬ステークスでは、わりと追い込み馬の好走例が見られるので、1頭突っ込んで来るとすれば…ということで押さえました。ただ400kgを切りそうなほど小柄なので、当日の馬体重は不安要素のひとつになりそうですね。

△⑪ワンブレスアウェイ

3走前ターコイズステークス2017は出遅れ、2走前愛知杯2018は先行するも差し追い込み決着で敗れました。そして前走中山牝馬ステークス2018もスタートが悪く後方からの競馬となってしまい11着(3着以下はアタマ&クビ差で僅差の接戦)。空回りしたレースが続いていますが、スタートさえ遅れなければ、もう少し善戦しても良さそうな気がします。福島芝1800mは、1600万クラスを勝ち上がった舞台ですし、上手くスタートを切ることが出来れば…。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、5着、6着、9着でした。本命◎ゲッカコウは、9着でした。

福島牝馬ステークス2018
着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 7 牝5 54 キンショーユキヒメ 7 中山牝馬ステークス(G3) 7着(0.5) 8
2 4 牝4 54 カワキタエンカ 1 中山牝馬ステークス(G3) 1着(-0.1) 6
3 12 牝5 54 デンコウアンジュ 4 阪神牝馬ステークス(G2) 11着(0.6) 10

日付が変わってから録画を見ました。案の定というか、カスリもせずでした。(´・ω・`;)

押さえていたワンブレスアウェイは、再び出遅れ。出遅れ癖なのか、これは改善しないかもしれませんね。力はあると思うんですが、紐候補までという馬になりそうです。

カワキタエンカは、前走のような楽逃げにはならず、最後は外差しの馬に捕まってしまいました。例年と異なり、凄く外が伸びる馬場だった為、キンショーユキヒメとデンコウアンジュの末脚が活きたレースでした。

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