日程 | 2018年8月26日(日曜) |
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開催 | 札幌競馬場 11R |
距離 | 芝1200m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
キーンランドカップ2018
サマースプリントシリーズ第5戦「キーンランドカップ2018」です。例年、サマースプリントチャンピオンを目指す馬のほか、秋のG1スプリンターズステークス2018を目指す馬が集います。近年は、キーンランドカップをステップにスプリンターズステークスで好走する馬が多く、秋の大一番に向けて注目の一戦といえそうです。
過去10年のキーンランドカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。不定期で波乱決着となっていますが、3連単1~2万円程度の決着となる年が多いです。順当なら、1~2万円程度の決着が狙い目になるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 4,570円 | 15,390円 | 114,130円 |
2016 | 920円 | 2,190円 | 10,550円 |
2015 | 30,690円 | 33,630円 | 370,520円 |
2014 | 1,340円 | 4,610円 | 24,680円 |
2013 | 1,020円 | 3,760円 | 19,030円 |
2012 | 860円 | 1,870円 | 11,310円 |
2011 | 1,790円 | 5,010円 | 19,290円 |
2010 | 3,000円 | 27,710円 | 110,430円 |
2009 | 6,910円 | 9,720円 | 77,560円 |
2008 | 71,880円 | 42,010円 | 561,610円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2013年は、函館で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 8 | セ9 | 56 | エポワス | 12 | UHB賞(OP) 7着(0.7) | 1 |
2 | 11 | 牝4 | 54 | ソルヴェイグ | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 5着(0.3) | 9 | |
3 | 6 | 牝4 | 54 | ナックビーナス | 5 | 高松宮記念(G1) 8着(0.8) | 12 | |
2016良 | 1 | 14 | 牝3 | 51 | ブランボヌール | 2 | NHKマイルカップ(G1) 6着(0.3) | 15 |
2 | 4 | 牡3 | 53 | シュウジ | 1 | 函館スプリントステークス(G3) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 12 | 牝4 | 55 | レッツゴードンキ | 3 | 函館スプリントステークス(G3) 3着(0.2) | 7 | |
2015良 | 1 | 13 | 牝5 | 54 | ウキヨノカゼ | 8 | TVh杯(1600万) 1着(-0.0) | 10 |
2 | 16 | 牝6 | 54 | トーホウアマポーラ | 9 | CBC賞(G3) 7着(0.5) | 9 | |
3 | 10 | 牡5 | 57 | ティーハーフ | 1 | 函館スプリントステークス(G3) 1着(-0.4) | 4 | |
2014良 | 1 | 7 | 牝4 | 54 | ローブティサージュ | 3 | 函館スプリントステークス(G3) 2着(0.0) | 6 |
2 | 15 | 牝4 | 54 | レッドオーヴァル | 1 | 札幌日刊スポーツ杯(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 14 | 牡7 | 56 | マジンプロスパー | 5 | 高松宮記念(G1) 18着(2.8) | 10 | |
2013稍重函館 | 1 | 1 | 牝5 | 54 | フォーエバーマーク | 4 | アイビスサマーダッシュ(G3) 2着(0.1) | 3 |
2 | 11 | 牝4 | 54 | ストレイトガール | 1 | UHB賞(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牝5 | 54 | シュプリームギフト | 6 | UHB賞(OP) 9着(0.7) | 3 | |
2012良 | 1 | 2 | 牡5 | 56 | パドトロワ | 3 | アイビスサマーダッシュ(G3) 1着(-0.2) | 7 |
2 | 5 | 牡5 | 56 | ダッシャーゴーゴー | 1 | CBC賞(G3) 3着(0.2) | 1 | |
3 | 11 | 牡4 | 56 | テイエムオオタカ | 4 | 札幌日刊スポーツ杯(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
2011良 | 1 | 8 | 牝4 | 54 | カレンチャン | 1 | 函館スプリントステークス(G3) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 9 | 牡7 | 58 | ビービーガルダン | 6 | 安田記念(G1) 15着(1.2) | 17 | |
3 | 12 | 牡4 | 56 | パドトロワ | 4 | UHB杯(OP) 1着(-0.2) | 1 | |
2010良 | 1 | 10 | 牝4 | 54 | ワンカラット | 2 | 函館スプリントステークス(G3) 1着(-0.3) | 2 |
2 | 5 | セ6 | 56 | ジェイケイセラヴィ | 6 | アイビスサマーダッシュ(G3) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 3 | 牝5 | 54 | ベストロケーション | 8 | CBC賞(G3) 14着(1.7) | 2 | |
2009良 | 1 | 11 | 牡5 | 56 | ビービーガルダン | 2 | マイラーズカップ(G2) 8着(0.6) | 6 |
2 | 12 | 牡6 | 56 | ドラゴンウェルズ | 13 | UHB杯(OP) 5着(0.1) | 9 | |
3 | 4 | 牝3 | 51 | グランプリエンゼル | 1 | 函館スプリントステークス(G3) 1着(-0.2) | 1 | |
2008良 | 1 | 5 | 牡8 | 56 | タニノマティーニ | 16 | UHB杯(OP) 5着(0.7) | 6 |
2 | 13 | 牡4 | 56 | ビービーガルダン | 2 | 札幌日刊スポーツ杯(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 2 | 牡5 | 56 | キンシャサノキセキ | 1 | 函館スプリントステークス(G3) 1着(-0.1) | 1 |
過去10年のキーンランドカップ3着以内30頭中15頭を占めます。特に近年は好走例が多く、直近5年では、3着以内15頭中11頭に及びます。
過去10年のキーンランドカップ3着以内30頭中18頭を占めます。前走函館スプリントステークス含め、好走例が多いローテです。前走が条件クラスだった4頭は、ともに1600万クラスのレースに出走し、優勝していました。
直近4年のキーンランドカップでは、外枠(7~8枠)の好走例が多く、3着以内12頭中7頭を占めます。
予想
今年のキーンランドカップ2018は、牝馬のレッツゴードンキやナックビーナスが実績面で中心になるでしょうか。ただ馬券候補になりそうな馬がとても多く、やや混戦模様という感じがします。
以下、簡単な考察と予想です。近年は外枠優勢と言いながら、外過ぎない枠の馬を中心に…、やや波乱予想となりました。順当ならレッツゴードンキとナックビーナスの2頭軸で良さそうですが、どうなるでしょうか…。
前走がレコード勝ちだったことを考えると、やはり馬場悪化(台風の影響による悪化)に泣くことになるでしょうか。初のスプリント戦となる今回、新しいスプリント王者誕生に期待して…。
前走UHB賞2018は、道中で外々を追走し、最後は大外をぶん回しての直線一気。馬の力だけで4着まで突っ込んできたという印象でした。1~3着馬とは、通ったコースとハンデの差だと思うので、人気も落ち着くここなら押さえておいても…。京都牝馬ステークス2018では、上がり最速の脚を使って、ミスパンテールと半馬身差の2着ですし、重賞で戦う力はありそうです。
前走は先行からの抜け出しで快勝。勝ちっぷりの良さから、このクラスでも期待できそうです。
ムーンクエイクと同様、良馬場でこそというタイプでしょうか。ただ京王杯スプリングカップ2018では、優勝馬ムーンクエイクとアタマ差の2着。ここで軽視するわけにも…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、8着、9着でした。本命◎ムーンクエイクは、9着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 11 | 牝5 | 54 | ナックビーナス | 1 | 函館スプリントステークス(G3) 3着(0.1) | 1 |
2 | 7 | 牡3 | 53 | ダノンスマッシュ | 4 | 函館日刊スポーツ杯(1600万) 1着(-0.2) | 3 |
3 | 4 | 牝5 | 54 | ペイシャフェリシタ | 9 | アイビスサマーダッシュ(G3) 11着(1.2) | 3 |
波乱予想ではありましたが、カスリもせずでした。
本命ムーンクエイクは、インをロスなく後方から進めていましたが、距離(ペース)も合わないような感じで、さらに馬場状態も合わなかったような印象でした。やはり良馬場の広いコースでこそだと思います。仕方ないですね。
優勝したナックビーナスは、危なげなく完勝。前に行って、楽に自分のペースで走れたように見えました。状態面も良さそうだったので、まさにここ(キーンランドカップ2018)を勝ちにきたというレースになりました。
一方、人気を背負ったレッツゴードンキ。外をぶん回しての追い込みで5着でした。残念な結果ですが、G1スプリンターズステークス2018に向け、ここを一度使って、状態は良くなっていくことになるでしょうか。次走に期待です。