3歳限定の重賞です。
京成杯は、比較的に上位人気で決まることが多いレースですが、人気馬の凡走もあるので、注意が必要です。
- 2015年1番クラージュシチー(2人気8着)
- 2013年1番フラムドグロワール(1人気10着)
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|---|
2015 | 1 | 17 | ベルーフ | エリカ賞(500万) 1着(-0.1) |
2 | 7 | ブラックバゴ | ホープフルS(G2) 3着(0.2) | |
3 | 5 | クルーガー | エリカ賞(500万) 2着(0.1) | |
2014 | 1 | 12 | プレイアンドリアル | 朝日杯FS(G1) 7着(0.5) |
2 | 16 | キングズオブザサン | 葉牡丹賞(500万) 1着(-0.4) | |
3 | 11 | アデイインザライフ | 新馬(中山芝2000m) 1着(-0.3) | |
2013 | 1 | 6 | フェイムゲーム | 未勝利(中山芝2000m) 1着(-0.4) |
2 | 11 | アクションスター | ラジオNIKKEI杯(G3) 4着(0.3) | |
3 | 7 | ケイアイチョウサン | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.3) | |
2012 | 1 | 8 | ベストディール | 百日草特別(500万) 1着(-0.3) |
2 | 15 | マイネルロブスト | 朝日杯FS(G1) 2着(0.3) | |
3 | 7 | アドマイヤブルー | ホープフルS(OP) 1着(-0.0) | |
2011 | 1 | 2 | フェイトフルウォー | ホープフルS(OP) 3着(0.5) |
2 | 10 | デボネア | 未勝利(小倉芝2000m) 1着(-0.2) | |
3 | 5 | プレイ | ホープフルS(OP) 5着(0.6) | |
2010 | 1 | 13 | エイシンフラッシュ | エリカ賞(500万) 1着(-0.0) |
2 | 4 | アドマイヤテンクウ | ラジオNIKKEI杯(G3) 5着(0.2) | |
3 | 1 | レッドスパークル | 東スポ杯2歳S(G3) 3着(0.3) | |
2009 | 1 | 6 | アーリーロブスト | エリカ賞(500万) 1着(-0.5) |
2 | 2 | ナカヤマフェスタ | 東スポ杯2歳S(G3) 1着(-0.0) | |
3 | 11 | モエレビクトリー | ディクタット賞(OP)(門別) 1着(-0.0) | |
2008 | 1 | 11 | マイネルチャールズ | ホープフルS(OP) 1着(-0.1) |
2 | 5 | ベンチャーナイン | 東スポ杯2歳S(G3) 6着(0.7) | |
3 | 15 | アイティトップ | 寒竹賞(500万) 1着(-0.3) | |
2007 | 1 | 10 | サンツェッペリン | ホープフルS(OP) 2着(0.2) |
2 | 7 | メイショウレガーロ | ベゴニア賞(500万) 1着(-0.3) | |
3 | 2 | アルナスライン | 樅の木賞(500万)(ダート) 1着(-0.5) | |
2006 | 1 | 5 | ジャリスコライト | 朝日杯FS(G1) 3着(0.3) |
2 | 2 | トウショウシロッコ | 未勝利(中山芝2000m) 1着(-0.1) | |
3 | 4 | ネヴァブション | 寒竹賞(500万) 3着(0.1) |
前走新馬戦、未勝利戦、重賞問わず、前走2000mの馬が多いです。過去10年3着以内の30頭中19頭に及びます。一方、前走がマイル以下だった馬は、僅か4頭です。なお4頭中3頭が前走朝日杯FSでした。
- 2006年1着ジャリスコライト(前走朝日杯FS 3着)
- 2007年2着メイショウレガーロ(前走ベゴニア賞 1着)
- 2012年2着マイネルロブスト(前走朝日杯FS 2着)
- 2014年1着プレイアンドリアル(前走朝日杯FS 7着)
前走がこの3レースだった馬がとても多いです。
前走3着以内は、過去10年3着以内の30頭中25頭に及びます。前走5着以内では、過去10年3着以内の30頭中28頭まで増えます。
前走で大敗していた馬はいないので、前走で「好走していること」は必須条件と考えた方が無難です。
馬券予想
すごい混戦・・・毎年そう思うレースですが、意外と上位人気で決着することが多いです。
「中山、戸崎ジョッキー、重賞」これだけで怖いです。終わってから、このパターンか…というのがよくあります。
前走芝2000mの未勝利戦というローテが面白いです。未勝利戦で速い上がりを使って完勝した馬は結構来ています。勢いのある堀厩舎というのも気になる要素です。ただ前走未勝利戦勝ちのローテで来るは、例年中穴の馬ですが、ウムブルフは推定1人気と人気を集めてるので買いにくいです。
データを取ったわけではありませんが、冬の中山はキングカメハメハとアグネスタキオンの血が走るイメージがあります。人気薄ですし、オッズ的には魅力ですね。
ローテもいいと思います。ただ、前走東スポ杯2Sの馬は、過去10年で3頭いますが、勝ち切れていません。
- 2010年3着レッドスパークル(前走東スポ杯2S 3着)
- 2009年2着ナカヤマフェスタ(前走東スポ杯2S 1着)
- 2008年2着ベンチャーナイン(前走東スポ杯2S 6着)
前走朝日杯フューチュリティステークス2015は、リオンディーズとエアスピネルが強すぎました。3着以下は団子状態だったので、今回のメンバーなら上位争いの1頭ではないでしょうか。2000m勝ちの経験があるのもいいですね。
穴で狙っている馬です・・・。前走はエリカ賞と同条件の阪神芝2000m(500万)です。2015年はエリカ賞が無かったみたいなので、今年はこの馬が狙い目でしょうか。
買い方
全く当たる気がしません。考察に挙げていない馬も十分馬券圏内がありそうな馬ばかりです。
◎2ウムブルフ
○15ナムラシングン
▲8マイネルラフレシア
△3ケルフロイデ
3連複4頭ボックスのみです。人気してますが、2ウムブルフを本命にしました。
F.ベリージョッキーは、アイルランド出身で、ここ何年か毎年のように日本に来ています。JRAのG1勝ちこそありませんが、中山の重賞で好成績を連発してるので、コース相性は良いジョッキーだと思います。
- 2015年中山金杯1着ラブリーデイ(4人気)
- 2014年AJCC2着サクラアルディート(11人気)
- 2014年中山金杯1着オーシャンブルー(5人気)
- 2013年京成杯1着フェイムゲーム(7人気)
- 2013年AJCC1着ダノンバラード(3人気)
- 2013年中山金杯2着アドマイヤタイシ(4人気)
15ナムラシングンと8マイネルラフレシアは、それぞれ好ローテの阪神芝2000m(500万)と東スポ杯2歳S2015の好走馬なので押さえました。3ケルフロイデは適当です。
結果
適当に△評価にした2ケルフロイデが2着に来ました。「冬の中山はキングカメハメハやアグネスタキオンの血」というのは、結構良い線を突いてるかもしれません。
着順 | 馬番 | 馬名 | 前走 |
---|---|---|---|
1 | 3 | プロフェット | 萩S(OP) 5着(0.3) |
2 | 2 | ケルフロイデ | ラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3) 5着(0.3) |
3 | 1 | メートルダール | 葉牡丹賞(500万) 1着(-0.0) |
馬券的には、全く駄目でした。3連複4頭ボックスでしたが、惜しくもない結果となりました。
萩ステークスのブラックスピネル、スマートオーディン、プロフェットが3強だと思っていました。ホープフルステークス2015でブラックスピネルを買って駄目だったので、3強ではないな…とまた勝手に決め付けて、スルーしてしまいました。
全体的にレベルが高い世代だとすれば、他の有力馬も力があるはずなので、今後も取捨に迷うレースが続きそうですね。