京成杯オータムハンデキャップ2016過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

京成杯オータムハンデキャップ2016過去10年のデータと予想

日程 2016年9月11日(日曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 15頭
天気 晴れ参考 中山競馬場 – ヤフー天気

サマーマイルシリーズの最終戦「京成杯オータムハンデキャップ2016」です。ハンデ戦ということもあり、波乱含みのレースです。過去10年では、1番人気が1頭しか来ていません。

過去10年の3連単の配当を見ると、10万馬券超えは5回に及びます。昨年は227万馬券が炸裂するなど、難解なレースです。とはいえ、5回が3連単数万円という決着なので、手堅く決まる可能性も十分ありそうです。

  • 2015年 2,227,820円
  • 2014年 153,480円
  • 2013年 28,410円
  • 2012年 59,410円
  • 2011年 35,040円
  • 2010年 66,000円
  • 2009年 677,660円
  • 2008年 124,050円
  • 2007年 12,070円
  • 2006年 193,650円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。(2014年は、新潟競馬場で行われました。)

過去10年の1~3着馬の前走データ

京成杯オータムハンデキャップ2016
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走
2015 1 12 牡7 53 フラアンジェリコ 13 七夕賞(G3) 11着(0.8)
2 8 牡6 57 エキストラエンド 11 関屋記念(G3) 9着(0.5)
3 13 牡3 54 ヤングマンパワー 7 関屋記念(G3) 3着(0.2)
2014新潟 1 3 牡5 58 クラレント 2 関屋記念(G3) 1着(-0.1)
2 6 牡5 55 ブレイズアトレイル 8 関屋記念(G3) 5着(0.4)
3 7 セ6 56 ミトラ 9 関屋記念(G3) 10着(1.0)
2013 1 7 牝4 52 エクセラントカーヴ 3 新潟日報賞(1600万) 1着(-0.1)
2 8 牡5 58 ダノンシャーク 2 安田記念(G1) 3着(0.1)
3 9 牡3 53 ゴットフリート 7 NHKマイルC(G1) 11着(0.8)
2012 1 3 牡3 54 レオアクティブ 2 朱鷺S(OP) 1着(-0.2)
2 1 牡7 57.5 スマイルジャック 6 関屋記念(G3) 6着(0.5)
3 11 セ7 55 スピリタス 4 関屋記念(G3) 3着(0.3)
2011 1 8 牡5 57 フィフスペトル 2 夏至S(OP) 1着(-0.1)
2 14 牝4 54 アプリコットフィズ 7 クイーンS(G3) 12着(1.5)
3 7 牡6 57.5 レインボーペガサス 3 関屋記念(G3) 1着(-0.1)
2010 1 7 牡4 55 ファイアーフロート 4 長岡S(1600万) 1着(-0.0)
2 9 牡5 54 キョウエイストーム 7 七夕賞(G3) 7着(0.4)
3 3 牡3 54 キョウエイアシュラ 5 函館スプリントS(G3) 4着(0.4)
2009 1 3 牝5 54 ザレマ 2 クイーンS(G3) 2着(0.2)
2 7 セ7 53 アップドラフト 14 小倉日経OP(OP) 7着(0.7)
3 14 牡6 56 マイネルスケルツィ 3 関屋記念(G3) 3着(0.5)
2008 1 16 牝5 55 キストゥヘヴン 3 安田記念(G1) 7着(0.9)
2 3 牡3 53 レッツゴーキリシマ 10 日本ダービー(G1) 13着(1.6)
3 4 牡5 56 ステキシンスケクン 2 北九州記念(G3) 9着(1.0)
2007 1 2 牡5 57 キングストレイル 2 東風S(OP) 1着(-0.0)
2 3 牡8 57 カンファーベスト 4 関屋記念(G3) 4着(0.8)
3 5 牡3 53 マイネルシーガル 1 NHKマイルカップ(G1) 8着(1.0)
2006 1 8 牡3 54 ステキシンスケクン 10 アイビスサマーダッシュ(G3) 12着(1.9)
2 6 牡7 57 カンファーベスト 6 関屋記念(G3) 1着(-0.1)
3 14 牡3 54 マイネルスケルツィ 2 NHKマイルカップ(G1) 10着(1.3)
前走関屋記念

過去10年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内30頭中11頭を占めます。特に近年は好走例が多く、直近2年では計5頭が馬券圏内に来ています。

2~3番人気

過去10年の京成杯オータムハンデキャップでは、1番人気は(0-0-1-9)不審傾向のレースですが、2~3番人気の好走は目立ちます。

  • 2番人気(5-1-2-2)
  • 3番人気(2-0-2-6)
田辺ジョッキー

直近4年連続で馬券圏内に来ています。相性が良さそうなので、騎乗するようであれば押さえておきたいです。

  • 2015年1着フラアンジェリコ(13番人気)
  • 2014年1着クラレント(2番人気)
  • 2013年3着ゴットフリート(7番人気)
  • 2012年2着スマイルジャック(6番人気)

馬券予想

②アルマディヴァンが出走取消となったので、15頭立てになりました。ハンデ戦の中山マイルということもあり、いかにも荒れそうなレースとなっています。

以下、簡単な考察と予想です。

①ダイワリベラル

2走前ダービー卿チャレンジトロフィー2016では外枠から外まわる流れの中、最後は僅差の4着まで詰めてきていました。枠次第では3着以内があったのでは…と思う内容だったので、相性の良い中山マイルの今回は押さえておきたいです。

⑤ダノンプラチナ

買いにくい馬です。前走東京新聞杯2016は、流石に3着を外さないだろう…と思ってますたが、結果4着でした。休み明け&ハンデ戦の58kg&中山と狙い難い要素が揃っているので、様子見もありかもしれません。ここで来るようなら、秋は楽しみですね。

⑥クラリティスカイ

戦績を見ると迷走していますね…。NHKマイルカップ2015でG1勝ちをしてからがイマイチです。勝った相手にはアルビアーノやヤングマンパワーがいますから、ポテンシャルは高いとは思いますが、積極的には買えない馬でもあります。

関屋記念2016は8着という結果でしたが、着順ほど負けていません。レース相性の良い田辺ジョッキーで変わり身を期待したいところです。

⑦ピークトラム

関屋記念2016組の懸念といえば、勝ち時計1:31.8という高速決着の反動だと思います。なので、関屋記念2016で負けた馬から狙うのもありかもしれません。中山マイルは3歳の時に使っただけですが、(1-1-0-0)と相性も良さそうです。

⑧ラングレー

何故か重賞になるとワンパンチ足りない馬ですが、良血なのでいつも期待してしまいます。前走の関屋記念2016は、残り200mぐらいから伸び始めるも伸び切れないという印象でした。戦績を見ると、そろそろ馬券圏内に来そうな感じもしますが…。

⑩ロードクエスト

NHKマイルカップ2016は、大外をまわしてすごい脚で差して2着に入りました。新潟2歳ステークス2015もそうでしたが、広いコースの方が向いてそうな印象です。中山巧者だったマツリダゴッホの産駒ですが、中山競馬場はどうかな…と思ってしまいます。

⑪ダンスアミーガ

サクラバクシンオー産なのでスプリント向きかと思いきや、直近2走はともに0.2秒差の4着に入り、マイル重賞で好走しています。昨年から重賞化したターコイズステークス2015(中山芝1600m)では、2着に好走していますし、枠と人気次第では面白そうです。

⑭ダノンリバティ

相性の良い2~3番人気&関屋記念組というと、この馬でしょうか。データ的には押さえたい馬です。好走パターンが読みにくいムラのある戦績は気になるところです。

買い方

◎⑭ダノンリバティ

○①ダイワリベラル

▲⑦ピークトラム

△⑥クラリティスカイ

3連複4頭ボックス 合計4点

難しいレースです。波乱想定で予想しました。相性の良い前走関屋記念2016組からダノンリバティ、ピークトラム、クラリティスカイを押さえました。特にクラリティスカイは、レース相性の良い田辺ジョッキーが騎乗するのは楽しみです。

その他、ダイワリベラルを押さえました。中山マイルは相性の良い馬なので、好走を期待したいです。

全く自信はないので、ボックス買いで狙おうと思います。

結果

馬券的には、4着、4着、8着、10着でした。

本命ダノンリバティは、10着でした。

京成杯オータムハンデキャップ2016
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
1 10 牡3 ロードクエスト 1 日本ダービー(G1) 11着(1.0)
2 3 牝6 カフェブリリアント 6 ヴィクトリアマイル(G1) 15着(2.7)
3 5 牡4 ダノンプラチナ 2 東京新聞杯(G3) 4着(0.5)

晩に録画を見ました。こんな京成杯AHは京成杯AHじゃない!と言いたくなるほど硬い決着でした…。1番人気が勝ち、2番人気も馬券圏内に来ました。2着カフェブリリアントは、一時4番人気だったので、本当に上位人気だけで決まったというレースでした。

G1好走歴のある馬が上位に来た結果だったので、能力が出しやすい流れになったのかもしれません。特にロードクエストは圧巻の勝ち方で、中山というよりは、東京などの広い競馬場の方が向いていると思っていた馬なので、これはこの先が楽しみですね。

4着以下は混戦という感じですが、中山マイルの相性が良いダイワリベラルが4着、田辺ジョッキーのクラリティスカイも同着の4着に入っていたのは、流石という印象です。

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