小倉大賞典2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

小倉大賞典2018過去10年のデータと予想

日程 2018年2月18日(日曜日)
開催 小倉競馬場 11R
距離 芝1800m
格付け GⅢ
条件 サラ系4歳以上
斤量 ハンデ
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

小倉大賞典2018

ハンデ重賞「小倉大賞典2018」です。重賞戦線では少し足りない馬を中心に、毎年混沌としたレースが繰り広げられます。2016年3着ネオリアリズムは、その後、G1馬(クイーンエリザベス2世カップ2017優勝)となりましたが、例年抜けた実力馬が使わないレースということもあり、大きな実力差が無いメンバーが集まります。

コース形態

小倉競馬場の芝1800mコース

過去10年の小倉大賞典の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回。馬連は、毎年数千円以上の払い戻しとなっており、穴馬の好走が多いレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 9,790円 34,780円 141,970円
2016 2,700円 8,620円 45,220円
2015 4,670円 21,520円 93,800円
2014 2,760円 9,000円 34,990円
2013 2,260円 8,050円 52,270円
2012 12,720円 13,600円 127,400円
2011 19,100円 16,620円 179,710円
2010 3,580円 48,560円 344,930円
2009 2,000円 5,190円 35,500円
2008 2,450円 8,660円 64,610円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

小倉大賞典2018
年度 着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 7 牡5 56 マルターズアポジー 4 有馬記念(G1) 15着(2.4) 12
2 14 牡8 57 ヒストリカル 8 チャレンジカップ(G3) 6着(0.2) 6
3 11 牡5 57.5 クラリティスカイ 5 アメリカジョッキーカップ(G2) 10着(1.8) 8
2016 1 2 牡4 55 アルバートドック 2 リゲルステークス(OP) 3着(0.3) 2
2 1 牡8 58 ダコール 6 日経新春杯(G2) 4着(0.4) 9
3 11 牡5 55 ネオリアリズム 5 中山金杯(G3) 7着(0.5) 4
2015 1 6 牡6 58 カレンブラックヒル 3 金鯱賞(G2) 5着(0.5) 5
2 2 牡7 56 コスモソーンパーク 6 ニューイヤーステークス(OP) 1着(-0.0) 8
3 1 牡7 57 ダコール 11 日経新春杯(G2) 5着(0.5) 8
2014 1 4 牡4 55 ラストインパクト 1 松籟ステークス(1600万) 1着(-0.2) 1
2 1 牡6 57 カフナ 8 目黒記念(G2) 3着(0.3) 3
3 6 牡5 55 ブレイズアトレイル 4 京都金杯(G3) 4着(0.3) 11
2013 1 5 牡5 57 ヒットザターゲット 6 中山金杯(G3) 10着(0.6) 6
2 2 牡5 55 ダコール 2 日経新春杯(G2) 10着(0.7) 2
3 12 牡4 55 ダローネガ 5 京都金杯(G3) 13着(1.3) 5
2012 1 7 牡7 56 エーシンジーライン 5 中山金杯(G3) 4着(0.5) 6
2 3 牡7 56 スマートギア 10 日経新春杯(G2) 8着(1.2) 7
3 12 牡5 57.5 コスモファントム 1 中山金杯(G3) 3着(0.4) 5
2011 1 10 牡7 55 サンライズベガ 6 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 11着(1.5) 5
2 14 牡7 57 バトルバニヤン 9 京都金杯(G3) 10着(1.6) 10
3 3 牡4 56 リルダヴァル 1 2010ファイナルステークス(OP) 8着(0.8) 1
2010中京 1 16 牡5 54 オースミスパーク 7 新春ステークス(1600万) 1着(-0.2) 5
2 14 牡4 54 ナリタクリスタル 2 逆瀬川ステークス(1600万) 1着(-0.0) 1
3 10 牡9 54 マヤノライジン 13 中山金杯(G3) 14着(1.0) 14
2009 1 2 牡5 57 サンライズマックス 7 毎日王冠(G2) 14着(1.4) 8
2 5 牡4 57 ヤマニンキングリー 1 中山金杯(G3) 2着(0.0) 2
3 7 牡6 55 ミヤビランベリ 5 中山金杯(G3) 3着(0.1) 11
2008 1 15 セ10 57.5 アサカディフィート 6 中山金杯(G3) 7着(0.5) 7
2 4 牡5 57 マルカシェンク 1 ニューイヤーステークス(OP) 1着(-0.1) 1
3 13 牡6 56 シルクネクサス 7 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 8着(0.8) 5
関西馬

過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中26頭を占めます。長く関東馬の好走が無いレースでしたっが、直近3年連続で関東馬が馬券圏内に好走しています。直近3年の傾向では、中穴の関東馬が狙い目になりそうです。

過去10年の小倉大賞典3着以内では、内枠(1~4枠)が優勢です。特に2012年以降は、その傾向が顕著でしたが、昨年は2~3着に外枠の馬が好走しています。

年齢(7歳以上)

過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中10頭を占めます。馬券圏内に来た7歳以上の10頭は、ともに人気薄でした。

斤量

過去10年の小倉大賞典3着以内では、斤量54kg未満の軽ハンデ馬が1頭も来ていません。小倉開催の過去9回では、斤量55kg以上で決着しています。

前走が年明け後の重賞

過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中18頭を占めます。前走が年明け後の重賞(京都金杯、中山金杯、アメリカジョッキークラブカップ、日経新春杯)だった馬の好走例が多いです。

牝馬

過去10年の小倉大賞典3着以内では、1頭も来ていません。人気を集めていた馬も馬券圏外に沈んでいます。

予想

小倉大賞典2018は、かなり難易度の高いレースになりそうですね…。何頭か重賞実績馬がいるものの、過去上位人気馬の信頼が高いわけではないので、軸候補すら悩ましいレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしないです…。データ傾向で相性が良い内枠の馬を中心に、ボックス買いで。

◎①スズカデヴィアス

関西馬、内枠、7歳以上、斤量55kg以上ということで、本命にしました。前走白富士ステークス2018や4走前の福島記念2017など、前に行った馬を捕まえきれず勝ち切れないレースが続いていますが、このクラスで大崩れも少なく安定した力を見せています。初コンビの吉田隼人ジョッキーと初の芝1800m戦。新味が出れば…。

○⑬トリオンフ

直近2戦連続で楽勝。特に前走は余力たっぷりの内容で、2着以下とは、かなりの力差を感じるものでした。前走のパフォーマンスを見せることが出来れば、十分に勝ち負けになりそうな気がします。

△④ストレンジクォーク

前走中山金杯2018は、10番人気ながら3着に好走。最後、外からの追い込み勢が詰めてくる中、位置取りの差で3着に食い込んだという印象でした。データ傾向では、前走が1月の重賞(中山金杯2018)好走というのも良いですし、中穴の関東馬というのもオッズ的な魅力がありそうです。人気するようなら控えようと思っていますが、穴馬扱いになるようであれば…。

△②ダノンメジャー

好相性の前走が1月の重賞(京都金杯2018)好走馬。昨年の小倉大賞典2017は11着に大敗するも、その後、同コースの小倉日経オープン2017優勝。近走は、重賞で大崩れ無く好走しています。着実に力を付けてきている印象です。寒い時期(12~2月)に馬券圏内に来たことが無いのは、心配な要素だと思いますが、伏兵扱いになると思うので、押さえておくのは良いかもしれませんね。

3連複◎○△△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、11着、競争中止でした。本命◎スズカデヴィアスは、3着でした。

小倉大賞典2018
着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 13 セ4 54 トリオンフ 1 寿ステークス(1600万) 1着(-0.6) 3
2 16 牝6 53 クインズミラーグロ 15 愛知杯(G3) 16着(1.7) 9
3 1 牡7 56.5 スズカデヴィアス 4 白富士ステークス(OP) 2着(0.9) 4

波乱想定も…これは難しすぎます。(´・ω・`;) クインズミラーグロは買えないです。

優勝馬トリオンフ強かったです。1頭だけ余力たっぷりに見えました。別定戦の重賞でどこまでやれるか注目ですね。2着には、15番人気のクインズミラーグロ。外枠、牝馬、下位人気の関東馬とデータ傾向からは、完全消しでした…。

JRAサイトのパトロールビデオを見ると、押さえのダノンメジャーは、最終コーナーで故障。予後不良とのことでした。その影響を受けてスズカデヴィアスやストレンジクォークは、ややブレーキが掛かるかたちで外に振られていました。それでも最後は、スズカデヴィアスは3着まで脚を伸ばす内容。能力の高さを感じる3着でした。

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