日程 | 2018年2月11日(日曜日) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
共同通信杯2018
3歳クラシックに向けた一戦「共同通信杯2018」です。近年は、かなりの出世レースとなっています。過去の共同通信杯の上位馬には、ディーマジェスティ、リアルスティール、ドゥラメンテ、イスラボニータ、ゴールドシップ、ディープブリランテ、スピルバーグなど、後のG1馬が多数。昨年の優勝馬スワーヴリチャードは、日本ダービー2017 2着&有馬記念2017 4着とG1戦線で好成績を残しました。
コース形態
過去10年の共同通信杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2008年の1回のみ。大きな波乱の少ない一戦という印象ですが、直近2年連続で穴馬が連対し、馬連が高配当となっています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 3,410円 | 2,260円 | 16,620円 |
2016 | 9,650円 | 10,020円 | 98,880円 |
2015 | 710円 | 2,380円 | 10,870円 |
2014 | 680円 | 740円 | 3,190円 |
2013 | 1,140円 | 16,010円 | 79,330円 |
2012 | 210円 | 640円 | 3,790円 |
2011 | 2,090円 | 5,690円 | 30,970円 |
2010 | 1,440円 | 590円 | 6,750円 |
2009 | 610円 | 5,670円 | 19,920円 |
2008 | 9,960円 | 100,520円 | 752,020円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 1 | 56 | スワーヴリチャード | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 2着(0.0) | 4 |
2 | 8 | 56 | エトルディーニュ | 6 | セントポーリア賞(500万) 2着(0.3) | 7 | |
3 | 4 | 56 | ムーヴザワールド | 1 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.0) | 1 | |
2016稍重 | 1 | 4 | 56 | ディーマジェスティ | 6 | ホープフルステークス(G2) 出走取消 | |
2 | 9 | 56 | イモータル | 5 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着(1.0) | 5 | |
3 | 6 | 56 | メートルダール | 3 | 京成杯(G3) 3着(0.2) | 2 | |
2015良 | 1 | 1 | 56 | リアルスティール | 3 | 新馬(阪神芝1800m) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 8 | 56 | ドゥラメンテ | 1 | セントポーリア賞(500万) 1着(-0.9) | 1 | |
3 | 10 | 56 | アンビシャス | 4 | 千両賞(500万) 1着(-0.1) | 1 | |
2014良 | 1 | 7 | 57 | イスラボニータ | 1 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 2 | 56 | ベルキャニオン | 3 | ホープフルステークス(OP) 2着(0.1) | 1 | |
3 | 5 | 56 | サトノアラジン | 2 | ラジオNIKKEI杯(G3) 3着(0.3) | 1 | |
2013良 | 1 | 8 | 56 | メイケイペガスター | 4 | 若駒ステークス(OP) 3着(0.2) | 4 |
2 | 7 | 56 | ゴットフリート | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.4) | 3 | |
3 | 4 | 56 | マイネルストラーノ | 9 | 京成杯(G3) 8着(0.7) | 6 | |
2012良 | 1 | 3 | 57 | ゴールドシップ | 2 | ラジオNIKKEI杯(G3) 2着(0.2) | 3 |
2 | 2 | 57 | ディープブリランテ | 1 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 8 | 56 | スピルバーグ | 3 | 500万(東京芝2000m) 2着(0.3) | 4 | |
2011良 | 1 | 2 | 56 | ナカヤマナイト | 3 | ホープフルステークス(OP) 2着(0.0) | 2 |
2 | 6 | 56 | ユニバーサルバンク | 6 | 若駒ステークス(OP) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 13 | 56 | ディープサウンド | 5 | ホープフルステークス(OP) 10着(1.8) | 1 | |
2010良 | 1 | 6 | 56 | ハンソデバンド | 3 | ジュニアカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 56 | ダノンシャンティ | 2 | ラジオNIKKEI杯(G3) 3着(0.2) | 7 | |
3 | 5 | 56 | アリゼオ | 1 | ホープフルステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 | |
2009良 | 1 | 5 | 56 | ブレイクランアウト | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.1) | 1 |
2 | 3 | 56 | トーセンジョーダン | 2 | ホープフルステークス(OP) 1着(-0.4) | 1 | |
3 | 9 | 56 | トップカミング | 9 | シンザン記念(G3) 3着(0.3) | 10 | |
2008良 | 1 | 11 | 56 | ショウナンアルバ | 6 | 若竹賞(500万) 1着(-0.1) | 4 |
2 | 1 | 56 | タケミカヅチ | 5 | シンザン記念(G3) 4着(0.4) | 3 | |
3 | 5 | 56 | マイネルスターリー | 11 | つばき賞(500万) 5着(0.2) | 4 |
過去10年の共同通信杯3着以内では、外枠が劣勢傾向にあります。8枠からは2頭、二桁馬番では3頭のみとなっています。
過去10年の共同通信杯3着以内30頭中24頭を占めます。そのうち前走4着以下だった6頭中5頭の前走がオープンクラスのレースでした。
過去10年の共同通信杯3着以内30頭中28頭が1~6番人気馬でした。直近4年連続で、6番人気までで決着しています。
過去10年の共同通信杯3着以内では劣勢傾向にあり、2015年優勝リアルスティールのみとなっています。リアルスティールは、後に海外G1ドバイターフ2016を優勝しており、前走新馬戦&未勝利戦組は、抜けた馬が上位争いの候補になりそうです。
予想
共同通信杯2018は、例年より少し層が薄いメンバーという感じがします。如何にも有り得そうな馬が多いので、これは取捨に悩むことになりそう…。
以下、簡単な考察と予想です。
前走京都2歳ステークス2017は、タイムフライヤー(ホープフルステークス2017優勝)を抑えての優勝。外枠が劣勢な傾向にありますが、他に抜けた実績の馬がいるわけではないので、ここは深く考えず本命で。
約4ヶ月ぶりの出走となった前走は、鮮やかな完勝。直線抜け出してからは、他馬を寄せ付けず、余力を感じる内容でした。血統的には地味に映りますが、前走の勝ちっぷりに期待して。
前走百日草特別2017は、ギリギリで差し切っての優勝。少しズブさを感じる内容だったので、距離短縮がどうかな…という印象はあります。外目の枠も買いにくい要素ですね。一応の押さえ。
前走シンザン記念2017は、やや出負けして後ろからのレースとなりました。時計の掛かる馬場自体は合いそうなタイプですが、前に行った2頭(ツヅミモン、カシアス)が残るようなレースだったことを考えると、後ろから進めての敗戦は仕方ないところでしょうか。近年、好走例の多い中穴(4~6番人気程度)になりそうですし、紐荒れ期待で。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、7着でした。本命◎グレイルは、7着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 6 | 56 | オウケンムーン | 6 | 500万(中山芝2000m) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 1 | 56 | サトノソルタス | 3 | 新馬戦(東京芝1800m) 1着(-0.0) | 1 |
3 | 4 | 56 | エイムアンドエンド | 10 | 京成杯(G3) 10着(1.0) | 5 |
晩に録画を見ました。
3連単566,290円の波乱決着…。個人的には、2着サトノソルタスも3着エイムアンドエンドも全くのノーマークでした。(´・ω・`;)
例年、外枠が劣勢傾向にあるんですが、馬場が悪かったこともあって、内を上手く進めた馬が上位争いする結果となりました。対抗オウケンムーンが出てきた時は、馬連を期待したんですが…。本命グレイルが外々を周る展開。最後は手応えも無いように見えました。
比較すると、ホープフルステークス2017組のレベルが疑わしいことに…。ホープフルステークス2017優勝馬タイムフライヤーや2着ジャンダルムの次走には注目したいですね。