日程 | 2022年6月19日(日曜) |
---|---|
開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上牝馬 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.4(6月19日) |
血統データも公開しています。
マーメイドステークス2022
牝馬限定のハンデ重賞、マーメイドステークス2022です。波乱決着が多い難解なレースです。如何にも荒れる条件(牝馬限定のハンデ戦)のため、今年も波乱を想定しておいた方が良いかもしれません。
配当
過去10年のマーメイドステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは8回あります。馬連万馬券が5回、3連複万馬券は9回と毎年のように荒れています。2018年にまぐれ的中、2020年は1着3着4着と惜しいレースでしたが、とにかく狙って当たるレースではないと思います。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2021 | 11,970円 | 51,190円 | 330,150円 |
2020 | 8,070円 | 18,460円 | 125,270円 |
2019 | 19,380円 | 56,780円 | 391,310円 |
2018 | 10,840円 | 35,680円 | 263,970円 |
2017 | 1,270円 | 2,870円 | 14,720円 |
2016 | 6,030円 | 24,090円 | 147,190円 |
2015 | 3,650円 | 22,750円 | 151,990円 |
2014 | 12,920円 | 18,630円 | 127,050円 |
2013 | 18,390円 | 19,330円 | 193,030円 |
2012 | 1,720円 | 12,930円 | 45,350円 |
では過去10年のマーメイドステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021良 | 1 | 1 | 牝4 | 50 | シャムロックヒル | 10 | 寿ステークス(3勝クラス) 14着(1.6) | 6 |
2 | 13 | 牝4 | 51 | クラヴェル | 5 | シドニートロフィー(3勝クラス) 4着(0.2) | 4 | |
3 | 5 | 牝5 | 55 | シャドウディーヴァ | 6 | 中山牝馬ステークス(G3) 5着(0.3) | 8 | |
2020稍重 | 1 | 13 | 牝4 | 50 | サマーセント | 7 | 下鴨ステークス(3勝クラス) 3着(0.2) | 6 |
2 | 6 | 牝5 | 55 | センテリュオ | 2 | 大阪城ステークス(LR) 5着(0.6) | 3 | |
3 | 1 | 牝5 | 53 | リュヌルージュ | 3 | 福島牝馬ステークス(G3) 8着(1.0) | 7 | |
2019良 | 1 | 3 | 牝4 | 51 | サラス | 7 | パールステークス(1600万) 3着(0.3) | 11 |
2 | 16 | 牝4 | 51 | レッドランディーニ | 10 | 御室特別(1000万) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 15 | 牝4 | 53 | スカーレットカラー | 5 | パールステークス(1600万) 1着(-0.3) | 7 | |
2018良 | 1 | 3 | 牝6 | 51 | アンドリエッテ | 10 | パールステークス(1600万) 3着(0.4) | 5 |
2 | 1 | 牝5 | 53 | ワンブレスアウェイ | 9 | 福島牝馬ステークス(G3) 6着(0.7) | 6 | |
3 | 12 | 牝5 | 54 | ミエノサクシード | 4 | 阪神牝馬ステークス(G2) 6着(0.4) | 7 | |
2017良 | 1 | 10 | 牝5 | 55 | マキシマムドパリ | 3 | 大阪城ステークス(OP) 13着(0.6) | 2 |
2 | 4 | 牝5 | 55 | クインズミラーグロ | 2 | 福島牝馬ステークス(G3) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 1 | 牝5 | 54 | アースライズ | 6 | 賢島特別(1000万) 1着(-0.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 12 | 牝5 | 53 | リラヴァティ | 6 | パールステークス(1600万) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 7 | 牝5 | 51 | ヒルノマテーラ | 7 | パールステークス(1600万) 4着(0.3) | 4 | |
3 | 1 | 牝4 | 55 | ココロノアイ | 5 | 阪神牝馬ステークス(G2) 5着(0.5) | 6 | |
2015良 | 1 | 2 | 牝5 | 53 | シャトーブランシュ | 8 | パールステークス(1600万) 4着(0.5) | 5 |
2 | 12 | 牝4 | 53 | マリアライト | 1 | 緑風ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 2 | |
3 | 13 | 牝7 | 53 | パワースポット | 10 | モンゴル大統領賞(OP) 7着(0.6) | 6 | |
2014良 | 1 | 13 | 牝4 | 53 | ディアデラマドレ | 1 | パールステークス(1600万) 2着(0.0) | 1 |
2 | 14 | 牝5 | 50 | コスモバルバラ | 13 | 野島崎特別(1000万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 9 | 牝5 | 56 | フーラブライド | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 13着(0.8) | 10 | |
2013良 | 1 | 14 | 牝5 | 56 | マルセリーナ | 7 | メイステークス(OP) 6着(0.5) | 4 |
2 | 12 | 牝6 | 55 | アグネスワルツ | 10 | 都大路ステークス(OP) 8着(1.2) | 9 | |
3 | 7 | 牝4 | 54 | アロマティコ | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 10着(0.5) | 9 | |
2012良 | 1 | 3 | 牝4 | 53 | グルヴェイグ | 1 | ホンコンジョッキークラブT(1000万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 6 | 牝5 | 50 | クリスマスキャロル | 7 | 御室特別(1000万) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 7 | 牝5 | 50 | メルヴェイユドール | 10 | パールステークス(1600万) 7着(0.3) | 8 |
過去10年のマーメイドステークス3着以内30頭中19頭を占めます。3着以内に好走した7番人気以下14頭中12頭が斤量53kg以下だったことを考えると、人気薄の軽ハンデ馬が穴馬候補になりそうです。
過去10年のマーメイドステークス3着以内30頭中17頭を占めます。1000万クラス勝ち馬のほか、3勝クラス(旧1600万クラス)で崩れていない馬の活躍が目立ちます。
過去10年のマーメイドステークス3着以内30頭中14頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。一方、内枠(1~2枠)の好走例も多く、真ん中の枠よりも、内か外という極端な枠の方が良いのかもしれません。
過去10年のマーメイドステークスでは、前走二桁着順が30頭中4頭、前走勝ち馬から1秒以上離されていた馬は30頭中3頭います。前走大きく崩れていた馬は買い難い傾向にありそうです。
予想
マーメイドステークス2022は、例年通り難解なレースになりそうです。ほぼ全頭が馬券候補のハンデ戦ですし、予想と的中ともに難解なレースだと思います。今年も穴馬の活躍があるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。流石に全く当たる気がしません。
過去好走例が多い前走3勝クラス出走の軽ハンデ馬。阪神芝2000mのコース実績にも期待して本命評価にしました。土曜のレースを見る限り、内をロスなく立ち回った差し馬の好走が目立つ馬場という印象だったので、内で脚を溜めて捌くことが出来れば…。
前走2勝クラス優勝。ヴェルトハイムと同じ斤量51kgと考えると、厳しそうな印象も受けます。好位~中団で脚を溜めて、最後は良い脚を使うタイプということで狙いました。
位置取りが全く読めない馬ですが、阪神コース実績がある軽ハンデ馬ということで押さえました。全兄リアルスティールと全姉ラヴズオンリーユーという血統面にも期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、9着、13着、15着でした。本命◎ヴェルトハイムは、9着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 牝5 | 54 | ウインマイティー | 10 | メトロポリタンステークス(LR) 4着(0.5) | 4 |
2 | 12 | 牝4 | 55 | マリアエレーナ | 4 | 京都記念(G2) 8着(0.5) | 5 |
3 | 3 | 牝5 | 54 | ソフトフルート | 1 | 都大路ステークス(LR) 4着(0.2) | 1 |
波乱決着(3連単116,680円)で、カスリもせず…。好位インで脚をためたウインマイティーが直線伸びて快勝でした。軽ハンデ馬が全滅となり、マーメイドステークスでは珍しい決着だったと思います。
本命ヴェルトハイムは、まさかの最後方…。土曜から外に出すと厳しい馬場で、前に行く馬も後ろからの馬も内をロスなく進めた馬が上位に来る傾向がありました。最後方から内を捌いて来るとも思えず、スタート直後にヴェルトハイムは来ないと思えてしまいました。本命や対抗トウシンモンブランは、揃って外からの追い込みだったこともあり、見せ場なくて9着と15着…。位置取りが重要なレースだったかもしれません。