日程 | 2016年4月24日(日曜日) |
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開催 | 京都競馬場 11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 15頭 |
天気 | 晴参考 京都競馬場 – ヤフー天気 |
2012年から、京都競馬場開催になりました。開幕週になるので、逃げや先行勢には注意が必要になると思います。
過去10年では、穴馬の好走が目立ちます。3連単10万馬券超えの配当になったのは、3回あります。傾向としては、穴馬が馬券圏内に来るものの、配当的にはあまり付かない年が多いです。
- 2013年137,990円
- 2011年1,234,360円
- 2007年281,610円
では今回も過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2015良 | 1 | 15 | 牡5 | 56 | レッドアリオン | 8 | 洛陽S(OP) 1着(-0.2) |
2 | 4 | 牡6 | 56 | サンライズメジャー | 5 | スワンS(G2) 2着(0.1) | |
3 | 7 | 牡6 | 56 | フィエロ | 1 | 香港マイル(G1) 9着 | |
2014良 | 1 | 4 | 牡5 | 56 | ワールドエース | 3 | 白富士S(OP) 5着(0.4) |
2 | 5 | 牡5 | 56 | フィエロ | 1 | 六甲S(OP) 1着(-0.4) | |
3 | 12 | 牡5 | 56 | エキストラエンド | 2 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.2) | |
2013良 | 1 | 17 | 牡5 | 57 | グランプリボス | 5 | 香港マイル(G1) 12着 |
2 | 14 | 牡4 | 56 | サンレイレーザー | 8 | 六甲S(OP) 2着(0.0) | |
3 | 12 | 牡5 | 56 | ダノンシャーク | 3 | 京都金杯(G3) 1着(-0.4) | |
2012稍重 | 1 | 17 | 牡7 | 56 | シルポート | 3 | 中山記念(G2) 2着(0.1) |
2 | 3 | 牡4 | 56 | ダノンシャーク | 6 | 東京新聞杯(G3) 5着(0.5) | |
3 | 6 | 牡5 | 56 | コスモセンサー | 7 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.0) | |
2011良(阪神) | 1 | 17 | 牡6 | 57 | シルポート | 7 | 大阪城S(OP) 6着(0.4) |
2 | 7 | 牡5 | 57 | クレバートウショウ | 14 | 六甲S(OP) 2着(0.1) | |
3 | 11 | 牡5 | 57 | ダノンヨーヨー | 1 | 東京新聞杯(G3) 7着(0.3) | |
2010良(阪神) | 1 | 18 | 牡4 | 57 | リーチザクラウン | 3 | フェブラリーS(G1) 10着(2.7) |
2 | 2 | 牡4 | 57 | トライアンフマーチ | 6 | ダービー卿CT(G3) 10着(0.8) | |
3 | 12 | 牡5 | 58 | キャプテントゥーレ | 5 | AJCC(G2) 11着(1.9) | |
2009良(阪神) | 1 | 3 | 牡6 | 58 | スーパーホーネット | 1 | 香港マイル(G1) 5着 |
2 | 5 | 牡8 | 58 | カンパニー | 3 | 中山記念(G2) 1着(-0.0) | |
3 | 10 | 牡4 | 57 | スマイルジャック | 9 | 東京新聞杯(G3) 3着(0.5) | |
2008良(阪神) | 1 | 3 | 牡7 | 58 | カンパニー | 1 | 中山記念(G2) 1着(-0.3) |
2 | 11 | 牝4 | 55 | ニシノマナムスメ | 8 | 中山牝馬S(G3) 4着(0.3) | |
3 | 6 | 牡6 | 58 | エイシンドーバー | 3 | 中山記念(G2) 2着(0.3) | |
2007良(阪神) | 1 | 11 | 牡5 | 58 | コンゴウリキシオー | 9 | 中京記念(G3) 12着(1.3) |
2 | 6 | 牝6 | 56 | スイープトウショウ | 2 | 有馬記念(G1) 10着(1.0) | |
3 | 10 | 牡4 | 57 | マイネルスケルツィ | 5 | 高松宮記念(G1) 6着(0.6) | |
2006稍重(阪神) | 1 | 11 | 牡5 | 58 | ダイワメジャー | 1 | 中山記念(G2) 2着(0.8) |
2 | 6 | 牝5 | 55 | ダンスインザムード | 2 | マイルCS(G1) 4着(0.2) | |
3 | 3 | 牝4 | 55 | ディアデラノビア | 4 | 中山牝馬S(G3) 2着(0.2) |
1番人気馬と3番人気馬は、複勝率60%です。
- 1番人気馬(3-1-2-4)
- 3番人気馬(3-1-2-4)
一方、2番人気馬は、複勝率30%で勝ち馬もゼロと、不振傾向です。
- 2番人気馬(0-2-1-7)
特に直近5年では、前走香港カップだった馬を除くと、前走で大敗していた馬はいません。遡ると大敗していた馬も多いですが、近年の傾向からは、大敗からの巻き返しは狙い難いところです。
直近5年連続で前走2着馬が馬券圏内に来ています。2011年2着クレバートウショウ(14番人気)や2012年3着コスモセンサー(7番人気)、2013年2着サンレイレーザー(8番人気)など、穴馬の好走が目立ちます。
馬券予想
当初の想定どおり、フィエロが抜けてる印象ですが、他の馬も結構骨っぽいメンバーが揃いました。そのフィエロも休み明けの7歳馬ですから、上位争いは混戦になりそうです。
実績からは「買い難い」馬ですが、直近5年連続で馬券圏内に来ている前走2着馬です。下位人気確実なここは、穴馬として面白そうです。
軸と考えると難しいですが、2走連続でオープン特別で連対している勢いもありますし、2歳時に重賞勝ちした舞台(デイリー杯2歳S2012)でもあるので、好走を期待したいですね。
鮫島良太ジョッキーに乗り代わりです。同じ藤原厩舎のエイジアンウインズを思い出します。重賞で中々勝ちきれない馬ですが、鮫島ジョッキーも久々の重賞勝ちを目指して頑張ってほしいですね。
休み明けの7歳は不安要素ともいえますが、この馬の京都実績(1-5-2-0)を見ると、無視できないです。勝ちきれないレースが続いているので、穴党の方は、2~3着付けというのも面白そうですね・・・。
中団より後方からという競馬になると思うので、負けるとすれば、先行勢を差せないパターンでしょうか。
500万~1600万クラスで戦ってきた相手を見ると、今回のメンバーより格下というのは言うまでもありませんが、連勝中という馬は買いたくなってしまいますね。
血統的には、近親にトーセンスターダム(重賞2勝)がいるので、買えなくはないです。ただ伏兵として狙いたい馬なので、今回はスルーしようと思います。
④クラレントと⑪レッドアリオンと、橋口厩舎の2頭出しです。どちらか1頭となると、⑪レッドアリオンでしょうか。近走は良いところがないものの、そろそろ馬券に絡みそう・・・という雰囲気がします。(理由はありません。)
今年は、絶対に逃げたい馬がいませんし、先行馬も少ないです。昨年の1着馬ですし、斤量が昨年よりも重くなるものの、今年も開幕週の京都を上手く先行できれば面白そうな1頭だと思います。
何となく、大穴っぽいなと思ってる馬です。少点数で狙うので、流石にここまでは手が回りませんが、沢山買うなら紐にひっそり入れていると思います。
京都のマイル戦の相性(2-0-1-0)も良いですし、2走前の洛陽Sは、勝ち馬がラングレー、2着馬がエイシンブルズアイでした。G3やG2なら上位に来てもおかしくない2頭でした。この2頭相手に3着ですから、自力はあると思います。
強いのか弱いのか分からない馬です。ダートから再び芝に戻ってきて、前走でオープン特別を勝ちました。芝の重賞は、3歳時に毎日杯2015で2着に入っています。そのときの3着がアンビシャス(産経大阪杯2016 1着)、4着がアルバートドック(小倉大賞典2016 1着)、5着がシュヴァルグラン(阪神大賞典2016 1着)ですから、順調に成長しているとすれば、ここでも勝ち負け争いの候補だと思います。
買い方
◎⑦フィエロ
○③テイエムイナズマ
▲⑪レッドアリオン
△⑭ダノンリバティ
前走ダービー卿チャレンジトロフィー組の成績があまりよくないレースなので、前走ダービー卿チャレンジトロフィー2016の馬は、バッサリ消しました。
本命は、安定の京都実績から⑦フィエロにしました。また5年連続で前走2着馬が馬券圏内に来ているので、出走馬中唯一の前走2着馬③テイエムイナズマを押さえました。
その他、今年は逃げ先行馬が少ないので、前残りを期待して昨年1着馬の⑪レッドアリオン、直近2走で③テイエムイナズマと差の無い競馬をしている⑭ダノンリバティも押さえました。
3連複◎-○▲△-○▲△
合計3点
3連複4頭ボックスと迷うところですが、点数を減らす為、⑦フィエロの一頭軸にしました。考察で取り上げてはいないものの、②クルーガーや⑥エキストラエンドなど、上位争いがありえそうな馬が多いので、自信はありません。
結果
馬券的には、4着、10着、12着、14着でした。
本命◎フィエロは4着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 前走 |
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1 | 2 | 牡4 | クルーガー | 中日新聞杯(G3) 6着(0.3) |
2 | 1 | 牡8 | ダノンシャーク | 阪急杯(G3) 7着(0.3) |
3 | 4 | 牡7 | クラレント | ダービー卿CT(G3) 14着(1.2) |
3連単281,010円という波乱の決着になりました。少し自信があったんですが、全く見当違いの結果になりました。開幕週ということもあり、内&先行がかなり優勢です。京都の開幕週は大体いつもそうですね・・・。出遅れたテイエムイナズマ、外枠の馬や後方を追走した馬には厳しい流れでした。
フィエロは、開幕週の京都であの位置は届かないだろうと、大外を回した最終コーナーの時点で諦めました。・・・が、結果的に4着まで追い込んできているので、やはり能力は示した格好です。シルクロードステークス2016のときのビッグアーサーを思い出しました。この馬場を後方から差し切るのは至難の業です。なので、フィエロは次走が「買い」だと思います。内&先行がかなり優勢の特殊な馬場だったので、安田記念2016には直結しない着順だと思います。