日程 | 2018年3月10日(土曜日) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系4歳以上牝馬 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 14頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
中山牝馬ステークス2018
牝馬限定の重賞「中山牝馬ステークス2018」です。出世レースという印象はないものの、例年牝馬限定の重賞で実績を残している馬が集まる一戦。ハンデ戦ということもあって、穴馬の好走が多いレースです。
コース形態
過去10年の中山牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。波乱傾向のレースといえそうです。阪神競馬場で開催された2011年は、1~3着まで二桁人気馬の大波乱となりました。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 2,240円 | 6,300円 | 41,260円 |
2016 | 920円 | 38,270円 | 171,860円 |
2015 | 1,410円 | 4,410円 | 20,190円 |
2014 | 800円 | 12,480円 | 33,610円25,540円 |
2013 | 4,030円 | 6,500円 | 47,930円 |
2012 | 12,780円 | 89,530円 | 626,350円 |
2011 | 40,330円 | 285,120円 | 2,446,260円 |
2010 | 5,390円 | 22,320円 | 125,120円 |
2009 | 21,930円 | 230,760円 | 1,394,370円 |
2008 | 17,730円 | 40,640円 | 266,180円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 4 | 牝5 | 53 | トーセンビクトリー | 5 | アンドロメダステークス(OP) 8着(0.4) | 1 |
2 | 13 | 牝6 | 56 | マジックタイム | 1 | ターコイズステークス(G) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 1 | 牝5 | 52 | クインズミラーグロ | 7 | 愛知杯(G3) 3着(0.4) | 6 | |
2016良 | 1 | 16 | 牝5 | 54 | シュンドルボン | 4 | 愛知杯(G3) 8着(0.6) | 1 |
2 | 15 | 牝4 | 56 | ルージュバック | 1 | 有馬記念(G1) 10着(0.5) | 6 | |
3 | 6 | 牝7 | 55 | メイショウスザンナ | 15 | 愛知杯(G3) 12着(1.1) | 18 | |
2015良 | 1 | 3 | 牝4 | 54 | バウンスシャッセ | 3 | 愛知杯(G3) 8着(0.6) | 6 |
2 | 8 | 牝6 | 54 | アイスフォーリス | 4 | 中山金杯(G3) 5着(0.6) | 11 | |
3 | 15 | 牝7 | 53 | パワースポット | 5 | 京都牝馬ステークス(G3) 3着(0.1) | 8 | |
2014良 | 1 | 6 | 牝5 | 53 | フーラブライド | 1 | 日経新春杯(G2) 3着(0.2) | 4 |
2 | 13 | 牝5 | 53 | ケイアイエレガント | 10 | 節分ステークス(1600万) 1着(-0.5) | 10 | |
2 | 14 | 牝5 | 52 | キャトルフィーユ | 4 | 愛知杯(G3) 2着(0.1) | 14 | |
2013良 | 1 | 11 | 牝5 | 56 | マイネイサベル | 6 | エリザベス女王杯(G1) 7着(0.6) | 10 |
2 | 8 | 牝6 | 54 | スマートシルエット | 2 | 東京新聞杯(G3) 6着(0.7) | 10 | |
3 | 16 | 牝5 | 56 | オールザットジャズ | 1 | 日経新春杯(G2) 12着(1.0) | 7 | |
2012重 | 1 | 12 | 牝5 | 54 | レディアルバローザ | 8 | 京都牝馬ステークス(G3) 6着(0.7) | 7 |
2 | 7 | 牝4 | 53 | オールザットジャズ | 7 | 飛鳥ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 4 | 牝6 | 53 | エオリアンハープ | 11 | 白富士ステークス(OP) 6着(0.3) | 4 | |
2011阪神良 | 1 | 14 | 牝4 | 53 | レディアルバローザ | 10 | 初音ステークス(1600万) 5着(0.0) | 1 |
2 | 12 | 牝5 | 51 | フミノイマージン | 14 | 但馬ステークス(1600万) 6着(0.3) | 7 | |
3 | 4 | 牝4 | 55 | コスモネモシン | 13 | 京都牝馬ステークス(G3) 9着(0.7) | 8 | |
2010良 | 1 | 3 | 牝6 | 53 | ニシノブルームーン | 4 | 愛知杯(G3) 5着(0.4) | 5 |
2 | 10 | 牝6 | 54 | ウェディングフジコ | 8 | エンプレス杯(G2) 5着(0.7) | 2 | |
3 | 1 | 牝5 | 54 | チェレブリタ | 9 | 京都牝馬ステークス(G3) 5着(0.3) | 6 | |
2009稍重 | 1 | 8 | 牝6 | 56.5 | キストゥヘヴン | 4 | 東京新聞杯(G3) 10着(1.3) | 11 |
2 | 7 | 牝5 | 54 | ピンクカメオ | 15 | 阪急杯(G3) 15着(2.3) | 13 | |
3 | 12 | 牝6 | 53 | ダンスオールナイト | 11 | 初音ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 4 | |
2008良 | 1 | 9 | 牝6 | 53 | ヤマニンメルベイユ | 6 | 白富士ステークス(OP) 3着(0.0) | 14 |
2 | 5 | 牝4 | 51 | マイネカンナ | 13 | 初音ステークス(1600万) 4着(0.3) | 4 | |
3 | 3 | 牝5 | 56.5 | キストゥヘヴン | 3 | 京都牝馬ステークス(G3) 3着(0.3) | 6 |
過去10年の中山牝馬ステークス3着以内に入った馬を斤量別に分けると、以下のようになります。斤量54kg以下が3着以内30頭中22頭を占めます。特に斤量53~54kgが多い傾向にあります。
56.5kg | 2頭 | 56kg | 4頭 | 55kg | 2頭 |
54kg | 8頭 | 53kg | 10頭 | 52kg | 2頭 |
51kg | 2頭 |
近年の中山牝馬ステークスでは好走例が多く、直近4年連続で計5頭が馬券圏内に来ています。
過去10年の中山牝馬ステークス3着以内30頭中13頭を占めます。現在、直近5年連続で、7~8枠の馬が馬券圏内に好走しています。
過去10年の中山牝馬ステークス3着以内30頭中20頭を占めます。大敗からの巻き返しも多く、前走からの勢いの有無は、あまり気にしないでも良さそうです。
予想
中山牝馬ステークス2018は、波乱必死というメンバーですね…。飛び抜けた馬は不在だと思うので、重賞実績のある有力馬もハンデ次第では、苦戦を強いられる可能性がありそうです。
前走愛知杯2018組のほかに、優勝馬候補としては、直近6年で5勝している5歳馬に注目したいです。…ともあれ、馬券は難解なものになること間違いなしですね。
以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしないです…。
ターコイズステークス2017のときから狙っている馬ですが、2戦連続で馬券に絡まず…。ターコイズステークス2017は出遅れ。前走愛知杯2018は大外枠から先行するも、最後は垂れて6着となりました。差し追い込み馬が上位を占める中、上手く粘った方だと思います。中山芝1800mは、ちょうど1年前に1600万を完勝したコース。コース相性も問題無さそうなので、三度狙ってみます。
全姉レディアルバローザ、姉キャトルフィーユという血統。ともに古馬になってから重賞で結果を残すようになりました。特に全姉レディアルバローザは中山牝馬ステークス2011~2012を2連覇(2011年は阪神開催)した相性の良いレースでした。エンジェルフェイスの前走京都牝馬ステークス2018は、上位馬と差のない4着。直近2戦で力のあるところは見せています。穴馬扱いの今回はオッズ的な魅力がありそうなので、押さえても面白いかもしれません。
引退レースのようですね。前走愛知杯2018は、軽量馬が上位を占める中、56kg背負っての3着。このメンバーでは、1枚上ではないでしょうか。
2走前ディセンバーステークス2017で2着。優勝馬がマイネルハニー、3着グレーターロンドンというメンバーを考えれば、牡馬相手に強さを見せたレースだと思います。紐荒れ期待で…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、6着、8着、11着、12着でした。本命◎ワンブレスアウェイは、11着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 14 | 牝4 | 53 | カワキタエンカ | 6 | 洛陽ステークス(OP) 10着(1.1) | 2 |
2 | 6 | 牝5 | 54 | フロンテアクイーン | 2 | ターコイズステークス(G3) 2着(0.0) | 3 |
3 | 10 | 牝5 | 52 | レイホーロマンス | 9 | 愛知杯(G3) 2着(0.1) | 11 |
カスリもせず…。(´・ω・`;)
3着以下は、クビ差が続く大混戦で、もう一度走れば着順はガラッと変わりそうです。本命ワンブレスアウェイは、スタートもいまいちで前に行けず。前に行ってこそというタイプなので、スタート時点で終わった感じがしました。見せ場なく、そのまま周って来て11着でした。
インコースを通って前に行ったカワキタエンカとフロンテアクイーンがそのまま押し切ってワンツーフィニッシュ。3着は追い込んだレイホーロマンス。積極的に捕まえに行く馬がいなかったので、カワキタエンカは楽に逃げることができた感じですね。…これは難しすぎます。