日程 | 2018年6月2日(土曜日) |
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開催 | 阪神競馬場 11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 11頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
鳴尾記念2018
G1宝塚記念2018の前哨戦「鳴尾記念2018」です。6月開催となった2012年以降、鳴尾記念好走馬(主に3着以内)が宝塚記念で好成績を残しています。(昨年は、鳴尾記念好走馬の宝塚記念出走がありませんでした。)
- 2012年2着ショウナンマイティ→宝塚記念2012 3着
- 2013年3着ダノンバラード→宝塚記念2013 2着
- 2014年4着(3着とクビ差)カレンミロティック→宝塚記念2014 2着
- 2015年1着ラブリーデイ→宝塚記念2015 1着
- 2016年2着ステファノス→宝塚記念2016 5着
ただ今年の鳴尾記念2018は、昨年に続いて、層が薄いメンバーになりそうなので、宝塚記念2018で狙うのは、少し厳しそうな印象はしますね。
コース形態
6月開催となった2012年以降、過去6年の鳴尾記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。やや波乱含みのレースと言えるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 850円 | 2,570円 | 14,460円 |
2016 | 630円 | 33,750円 | 123,600円 |
2015 | 7,030円 | 14,120円 | 73,430円 |
2014 | 3,520円 | 28,180円 | 108,720円 |
2013 | 17,070円 | 21,780円 | 199,150円 |
2012 | 590円 | 1,650円 | 6,900円 |
では過去6年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去6年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 9 | 牡6 | 56 | ステイインシアトル | 3 | 福島民報杯(OP) 6着(0.4) | 2 |
2 | 8 | 牝7 | 54 | スマートレイアー | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.2) | 4 | |
3 | 3 | 牡6 | 56 | マイネルフロスト | 7 | 新潟大賞典(G3) 2着(0.0) | 11 | |
2016良 | 1 | 3 | 牡6 | 56 | サトノノブレス | 3 | 天皇賞春(G1) 11着(0.7) | 12 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ステファノス | 2 | Hong Kong Cup(G1) 10着 | ||
3 | 2 | 牡6 | 56 | プランスペスカ | 13 | 都大路ステークス(OP) 7着(0.6) | 11 | |
2015良 | 1 | 10 | 牡5 | 57 | ラブリーデイ | 2 | 天皇賞春(G1) 8着(0.5) | 8 |
2 | 6 | 牡5 | 56 | マジェスティハーツ | 8 | 都大路ステークス(OP) 4着(0.8) | 7 | |
3 | 4 | 牡4 | 56 | アズマシャトル | 4 | 新潟大賞典(G3) 12着(0.6) | 8 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | 56 | エアソミュール | 1 | 中山記念(G2) 10着(1.2) | 8 |
2 | 10 | 牡7 | 56 | アドマイヤタイシ | 9 | 新潟大賞典(G3) 13着(1.3) | 10 | |
3 | 2 | 牡7 | 56 | フラガラッハ | 10 | 大阪杯(G2) 6着(1.5) | 8 | |
2013良 | 1 | 10 | 牡4 | 56 | トウケイヘイロー | 6 | 京王杯スプリングカップ(G2) 8着(0.3) | 2 |
2 | 9 | 牡6 | 56 | エクスペディション | 7 | 小倉大賞典(G3) 16着(1.1) | 4 | |
3 | 7 | 牡5 | 57 | ダノンバラード | 3 | 日経賞(G2) 7着(0.9) | 6 | |
2012良 | 1 | 10 | 牡5 | 57 | トゥザグローリー | 2 | 中山記念(G2) 10着(1.5) | 1 |
2 | 8 | 牡4 | 57 | ショウナンマイティ | 1 | 大阪杯(G2) 1着(-0.2) | 6 | |
3 | 6 | 牡4 | 56 | トーセンラー | 5 | 新潟大賞典(G3) 11着(0.7) | 3 |
過去6年の鳴尾記念3着以内18頭中15頭を占めます。7歳以上は、劣勢な傾向にあります。
過去6年の鳴尾記念3着以内では、外枠(6~8枠)の好走例が多く、3着以内18頭中10頭を占めます。一方、1枠の好走例が無く、人気を集めていた馬も馬券圏外に沈んでいます。
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2015 | 5 | 1 | 牡6 | 56 | グランデッツァ | 3 | 都大路ステークス(OP) 2着(0.2) | 2 |
2014 | 8 | 1 | 牡8 | 57 | トーセンジョーダン | 4 | 有馬記念(G1) 14着(3.5) | 5 |
2012 | 5 | 1 | 牡7 | 58 | アーネストリー | 3 | 大阪杯(G2) 6着(0.5) | 5 |
過去6年の鳴尾記念3着以内18頭中16頭を占めます。前走二桁着順に大敗していた馬や勝ち馬から大きく離されて負けていた馬も多い傾向にあります。
予想
混戦メンバーという印象の鳴尾記念2018。重賞実績のある馬が多いものの、何が来てもおかしくない感じですね…。少頭数ながら殆ど全頭が馬券候補といえるメンバーだと思います。過去の傾向から大して絞れる要素も無く、予想&的中ともに難解なレースになりそうです。
開幕週の逃げ馬ということで選びました。2013年と2017年の鳴尾記念では、武豊ジョッキー騎乗のトウケイヘイローとステイインシアトルがともに逃げ切り優勝しています。条件的には、同じく武豊ジョッキー騎乗のマルターズアポジーもハマれば一発ありそうですね。深く考えず、本命で。
前走新潟大賞典2018は、最初の1000mが62.3秒のスロー。インコースを通ってきた馬や前に行った馬が掲示板を争う決着となりました。終始、外々をまわってきたトリオンフは、少し空回った印象です。5走前の1000万クラスから馬が変わったかのような楽勝劇を見せてきた馬で、今回のメンバーが相手なら勝ち負けがあっても…という1頭。坂のある阪神コースに対応できれば…。
2走前は、相性の良い中京芝2000mコースの金鯱賞2018で2着。スワーヴリチャードやサトノダイヤモンドを相手に、ドスローの楽逃げがハマったような印象でした。とはいえ、G1レースを除くと安定した成績を残しているのは魅力ですね。鳴尾記念は一昨年優勝しているレースですし、伏兵扱いになるようであれば、面白そうな1頭です。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、5着でした。本命◎マルターズアポジーは、4着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | 牡5 | 56 | ストロングタイタン | 4 | 都大路ステークス(OP) 9着(1.0) | 3 |
2 | 2 | セ4 | 56 | トリオンフ | 1 | 新潟大賞典(G3) 4着(0.2) | 1 |
3 | 5 | 牡4 | 56 | トリコロールブルー | 2 | 大阪城ステークス(OP) 1着(-0.0) | 4 |
晩に録画を見ました。ほぼ順当な決着。直線半ばまでは、楽しめたのですが…。(´・ω・`;)
最初の1000mが58.2秒という速い流れ。想定通りマルターズアポジーの逃げも、最後は粘り切れずでした。力は出し切った敗戦だったと思います。マルターズアポジーの後ろで脚を溜めていたグループが上位独占。きっちり勝ち負けするデムーロ騎手とルメール騎手も流石です…。