鳴尾記念2019過去7年のデータと予想 | 深く考えない競馬

鳴尾記念2019過去7年のデータと予想

日程 2019年6月1日(土曜)
開催 阪神競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 サラ系3歳以上
斤量 別定
出走数 9頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

鳴尾記念2019

宝塚記念2019の前哨戦、鳴尾記念2019です。6月開催となった2012年以降、鳴尾記念好走馬が宝塚記念で好成績を残しています。

2017年~2018年の鳴尾記念は、2016年以前と比べると、かなり層が薄いメンバー構成でした。今年も抜けた馬が不在ですし、宝塚記念では厳しいかもしれません。

  • 2012年2着ショウナンマイティ→宝塚記念3着
  • 2013年3着ダノンバラード→宝塚記念2着
  • 2014年4着(3着とクビ差)カレンミロティック→宝塚記念2着
  • 2015年1着ラブリーデイ→宝塚記念1着
  • 2016年2着ステファノス→宝塚記念5着
  • 2017年 出走なし
  • 2018年 好走馬なし

阪神競馬場の芝2000mコース

配当

6月開催となった2012年以降、過去7年の鳴尾記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。3連複万馬券も4回あり、波乱傾向のレースと言えるかもしれません。ただメンバーの層が薄かった2017年~2018年は、順当な決着となっています。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 860円 890円 5,690円
2017 850円 2,570円 14,460円
2016 630円 33,750円 123,600円
2015 7,030円 14,120円 73,430円
2014 3,520円 28,180円 108,720円
2013 17,070円 21,780円 199,150円
2012 590円 1,650円 6,900円

では過去7年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去7年の1~3着馬の前走データ

鳴尾記念2019 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 8 牡5 56 ストロングタイタン 4 都大路ステークス(OP) 9着(1.0) 3
2 2 セ4 56 トリオンフ 1 新潟大賞典(G3) 4着(0.2) 1
3 5 牡4 56 トリコロールブルー 2 大阪城ステークス(OP) 1着(-0.0) 4
2017 1 9 牡6 56 ステイインシアトル 3 福島民報杯(OP) 6着(0.4) 2
2 8 牝7 54 スマートレイアー 1 ヴィクトリアマイル(G1) 4着(0.2) 4
3 3 牡6 56 マイネルフロスト 7 新潟大賞典(G3) 2着(0.0) 11
2016 1 3 牡6 56 サトノノブレス 3 天皇賞春(G1) 11着(0.7) 12
2 12 牡5 56 ステファノス 2 Hong Kong Cup(G1) 10着
3 2 牡6 56 プランスペスカ 13 都大路ステークス(OP) 7着(0.6) 11
2015 1 10 牡5 57 ラブリーデイ 2 天皇賞春(G1) 8着(0.5) 8
2 6 牡5 56 マジェスティハーツ 8 都大路ステークス(OP) 4着(0.8) 7
3 4 牡4 56 アズマシャトル 4 新潟大賞典(G3) 12着(0.6) 8
2014 1 11 牡5 56 エアソミュール 1 中山記念(G2) 10着(1.2) 8
2 10 牡7 56 アドマイヤタイシ 9 新潟大賞典(G3) 13着(1.3) 10
3 2 牡7 56 フラガラッハ 10 大阪杯(G2) 6着(1.5) 8
2013 1 10 牡4 56 トウケイヘイロー 6 京王杯スプリングカップ(G2) 8着(0.3) 2
2 9 牡6 56 エクスペディション 7 小倉大賞典(G3) 16着(1.1) 4
3 7 牡5 57 ダノンバラード 3 日経賞(G2) 7着(0.9) 6
2012 1 10 牡5 57 トゥザグローリー 2 中山記念(G2) 10着(1.5) 1
2 8 牡4 57 ショウナンマイティ 1 大阪杯(G2) 1着(-0.2) 6
3 6 牡4 56 トーセンラー 5 新潟大賞典(G3) 11着(0.7) 3
外枠(6~8枠)

過去7年の鳴尾記念3着以内21頭中11頭を占めます。二桁馬番の好走例も目立ちます。一方、1枠の好走例が無く、人気を集めていた馬も馬券圏外に沈んでいます。

年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2015 5 1 牡6 56 グランデッツァ 3 都大路ステークス(OP) 2着(0.2) 2
2014 8 1 牡8 57 トーセンジョーダン 4 有馬記念(G1) 14着(3.5) 5
2012 5 1 牡7 58 アーネストリー 3 大阪杯(G2) 6着(0.5) 5
前走馬券圏外(4着以下)

過去7年の鳴尾記念3着以内21頭中18頭を占めます。前走二桁着順や勝ち馬から大きく離されて負けていた馬の好走例も目立ちます。

前走の距離

過去7年の鳴尾記念3着以内では、前走が1600m以下のレースに出走していたのは以下の2頭のみです。前走1800m以上のレース出走していた馬が狙い目になりそうです。

  • 2013年1着トウケイヘイロー(前走1400m戦)
  • 2017年2着スマートレイアー(前走1600m戦)

予想

やや寂しいメンバー構成の鳴尾記念2019。実績面では、3連勝中のメールドグラースに注目が集まりそうですが、前走で崩れていた馬の巻き返しが多いレースですし、伏兵の好走劇もありそうです。

以下、簡単な考察と予想です。9頭立てながら難解なレース。当たる気がしません…。過去データの傾向通り、外目の枠を中心に押さえました。

◎4タニノフランケル

過去、わりと差し追い込み決着が多いレースと考えると、買い難いところでしょうか。とはいえトウケイヘイロー(2013年6番人気1着)、ステイインシアトル(2017年3番人気1着)と伏兵の武豊ジョッキー騎乗馬が前に行って勝ち切っています。ここは、武豊ジョッキーの絶妙な逃げに期待して…。

○6ステイフーリッシュ

チャレンジカップ~京都記念は、実力馬相手に善戦。このクラスなら、上位争いを期待できそうです。

▲7メールドグラース

前走新潟大賞典は、5着に粘ったブラックスピネルを除くと追い込みが上位を独占。軽ハンデと外差しがハマったような印象でした。とはいえ3連勝での重賞制覇は、力を付けてきていると言っても良さそうです。抜けたメンバーが不在なだけに、4連勝も期待できるかもしれません。

△9ブラックスピネル

前走新潟大賞典は逃げて5着。先行勢の中で、唯一粘っていました。3走前白富士ステークスの逃げ切り勝ち後、大きく崩れていませんし、人気が落ち着くようなら押さえておいても…。

3連複4頭ボックス◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、8着でした。本命◎タニノフランケルは、8着でした。

鳴尾記念2019 結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 7 牡4 56 メールドグラース 1 新潟大賞典(G3) 1着(-0.1) 7
2 9 牡6 56 ブラックスピネル 5 新潟大賞典(G3) 5着(0.4) 9
3 6 牡4 56 ステイフーリッシュ 4 大阪杯(G1) 13着(1.4) 12

晩に録画を見ました。本命タニノフランケルが圏外も、馬券は的中でした。先週のダービーから連続的中…どこか気味悪いですね。おそらく3連続は無いので、安田記念はダメだと思ってます…。

メールドグラースが前走に続いて外差しを決めての優勝。広いところに出しての直線一気が合うタイプかもしれません。

逃げると思っていた本命タニノフランケルはハナに行けず、外からブラックスピネルが逃げる展開でした。タニノフランケルは、直線入った頃から手応えも怪しく、そのまま後退して8着。そこまで速いペースでもなかったので、ブラックスピネルが2着に粘る決着となりました。

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