日程 | 2018年1月28日(日曜日) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | ダート1400m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 14頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
根岸ステークス2018
G1フェブラリーステークス2018の前哨戦「根岸ステークス2018」です。過去10年では、根岸ステークスからテスタマッタ(2012年)、モーニン(2016年)がフェブラリーステークス優勝。昨年のフェブラリーステークス2017は、2~3着に根岸ステークス2017連対馬2頭が来るなど、近年は本番に直結する一戦となっています。
コース形態
過去10年の根岸ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。昨年は上位人気馬で決着しましたが、過去、穴馬の好走が多く、やや波乱傾向のレースという印象です。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 860円 | 2,390円 | 9,330円 |
2016 | 1,330円 | 11,480円 | 34,400円 |
2015 | 710円 | 13,290円 | 48,330円 |
2014 | 6,380円 | 29,140円 | 158,760円 |
2013 | 1,380円 | 15,560円 | 103,090円 |
2012 | 15,660円 | 58,390円 | 379,550円 |
2011 | 640円 | 12,110円 | 45,080円 |
2010 | 5,960円 | 16,330円 | 156,290円 |
2009 | 4,150円 | 15,980円 | 88,500円 |
2008 | 2,400円 | 4,930円 | 26,150円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 3 | 牡5 | 56 | カフジテイク | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 4着(0.2) | 11 |
2 | 5 | 牡7 | 58 | ベストウォーリア | 3 | JBCスプリント(G1) 2着(0.6) | 1 | |
3 | 13 | 牡5 | 56 | エイシンバッケン | 4 | 2016ファイナルステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
2016稍重 | 1 | 15 | 牡4 | 55 | モーニン | 1 | 武蔵野ステークス(G3) 3着(0.3) | 1 |
2 | 8 | 牡8 | 56 | タールタン | 6 | 2015ファイナルステークス(OP) 1着(-0.0) | 7 | |
3 | 2 | 牡8 | 58 | グレープブランデー | 10 | チャンピオンズカップ(G1) 8着(0.9) | 10 | |
2015重 | 1 | 6 | 牡6 | 56 | エアハリファ | 1 | 武蔵野ステークス(G3) 2着(0.1) | 1 |
2 | 13 | 牡6 | 57 | ワイドバッハ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 6着(0.5) | 10 | |
3 | 14 | 牡8 | 56 | アドマイヤロイヤル | 15 | 武蔵野ステークス(G3) 14着(2.1) | 9 | |
2014良 | 1 | 6 | 牡7 | 56 | ゴールスキー | 4 | 武蔵野ステークス(G3) 4着(0.3) | 2 |
2 | 9 | 牡6 | 57 | ノーザンリバー | 8 | カペラステークス(G3) 1着(-0.0) | 6 | |
3 | 14 | 牡8 | 56 | シルクフォーチュン | 5 | カペラステークス(G3) 3着(0.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 7 | 牡5 | 56 | メイショウマシュウ | 5 | ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.1) | 2 |
2 | 5 | 牡4 | 55 | ガンジス | 1 | ギャラクシーステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 2 | 牡7 | 58 | セイクリムズン | 10 | 兵庫ゴールドトロフィー(G3) 5着(1.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 9 | 牡6 | 57 | シルクフォーチュン | 4 | ギャラクシーステークス(OP) 3着(0.4) | 2 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | トウショウカズン | 9 | 大和ステークス(OP) 1着(-0.1) | 7 | |
3 | 11 | 牡6 | 58 | テスタマッタ | 5 | 東京大賞典(G1) 3着(0.4) | 4 | |
2011良 | 1 | 1 | 牡5 | 57 | セイクリムズン | 2 | カペラステークス(G3) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 5 | 牡5 | 56 | ダノンカモン | 3 | 大和ステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 11 | 牡8 | 56 | ダイショウジェット | 10 | 師走ステークス(OP) 9着(1.6) | 8 | |
2010良 | 1 | 8 | 牡4 | 55 | グロリアスノア | 11 | エニフステークス(OP) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 9 | 牡5 | 56 | サマーウインド | 1 | 初日の出ステークス(1600万) 1着(-0.8) | 1 | |
3 | 13 | 牡5 | 56 | オーロマイスター | 4 | 大和ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
2009重 | 1 | 11 | 牡5 | 57 | フェラーリピサ | 4 | エルムステークス(G3) 1着(-0.2) | 3 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | ヒシカツリーダー | 5 | ジャニュアリーステークス(OP) 1着(-0.5) | 5 | |
3 | 3 | 牡4 | 55 | セントラルコースト | 7 | サンタクロースステークス(1600万) 1着(-0.2) | 5 | |
2008不良 | 1 | 4 | 牡6 | 57 | ワイルドワンダー | 1 | ジャパンカップダート(G1) 5着(1.0) | 8 |
2 | 16 | 牡5 | 57 | タイセイアトム | 5 | ガーネットステークス(G3) 1着(-0.3) | 3 | |
3 | 14 | 牡5 | 56 | アドマイヤスバル | 3 | 霜月ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 |
過去10年の根岸ステークス3着以内30頭中27頭を占めます。直近7年連続で、関西馬のみの決着となっています。
過去10年の根岸ステークス3着以内30頭中12頭を占めます。大敗からの巻き返しは無く、12頭中11頭が前走3着以内に好走していました。
過去10年の根岸ステークスでは、計5頭が馬券圏内に好走しています。そのうち4頭が3着でした。下位人気馬の激走、紐荒れが起こりやすいといえそうです。
- 2016年3着グレープブランデー(10番人気)
- 2015年3着アドマイヤロイヤル(15番人気)
- 2013年3着セイクリムズン(10番人気)
- 2011年3着ダイショウジェット(10番人気)
- 2010年1着グロリアスノア(11番人気)
直近3年の根岸ステークスでは、計3頭が馬券圏内に好走しています。3頭ともに、ダート1800m戦(チャンピオンズカップ)の実積馬ではなく、ダート1400~1600m戦の実績馬でした。
予想
根岸ステークス2018は、昨年の優勝馬カフジテイクを中心に結構骨っぽいメンバーが集いました。馬券圏内の候補と考えると、かなり多くの馬にチャンスがありそうです。流石、波乱傾向のレースという感じです…。(´・ω・`;)
過去、カフジテイク(2017年)、メイショウマシュウ(2013年)、シルクフォーチュン(2012年)など、東京ダート1400m戦は、後方からの追い込みが決まりやすい印象があるので、後ろから行く馬には注目したいですね。
以下、簡単な考察と予想です。前走1400m戦を使った人気薄の馬が気になりつつ、チャンピオンズカップ2017組狙いで…。
昨年の根岸ステークス2017優勝馬。追い込み一辺倒というタイプで、2走前の武蔵野ステークス2017のように、ドスローの前残りになってしまうと厳しいと思いますが…、深く考えず本命で。
2走前の武蔵野ステークス2017は、約8ヶ月ぶりの一戦。最初の1000mが例年より2秒近くの緩い流れとなり、3着までが前に行った馬が残る決着となりました。その中でノンコノユメは、3着アキトクレッセントとクビ差の4着。5着カフジテイクに1馬身先着。長期の休養明けだったことを考えると、能力は示した格好だと思います。今回、データ傾向では劣勢な関東馬に加え、初の1400m戦となりますが、人気も落ち着くと思うので、押さえておいても面白いかもしれませんね。
昨年の根岸ステークス2017は離された4着に破れたものの、その後プロキオンステークス2017でカフジテイクに完勝。近走の安定感は魅力ですね。ただカフジテイク同様、前残りになってしまうと、全くカスリもしない結果となりそうです…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着でした。本命◎カフジテイクは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 14 | セ6 | 58 | ノンコノユメ | 6 | チャンピオンズカップ(G1) 9着(0.6) | 6 |
2 | 8 | 牡4 | 56 | サンライズノヴァ | 1 | 師走ステークス(OP) 2着(0.7) | 2 |
3 | 6 | 牡6 | 57 | カフジテイク | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 7着(0.5) | 5 |
歯痒い結果でした…。一瞬当たったー!と思えば、キングズガードと同じ5枠のサンライズノヴァの方でした。(´・ω・`;) サンライズノヴァは、個人的に4番手評価だっただけに点数を減らすべきではなかったですね。
週中に注目馬として取り上げたノンコノユメが優勝。最後の叩き合いは、興奮しました。斤量を考慮すると、復活を感じさせる差し切りだったと思います。
やはり東京ダート1400m戦は、追い込みが決まりやすいですね。ただ本番フェブラリーステークスの東京ダート1600mは、追い込みが優勢ということはなく、意外と前が残ったり、後ろ過ぎると届かなかったりするので、今回の上位陣の評価が難しいところだと思います。