日経賞2016過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

日経賞2016過去10年のデータと予想

登録馬10頭の少頭数になりましたが、今年は豪華なメンバーが揃っているので、レース自体はかなり面白くなりそうです。アドマイヤデウスが日経賞2016ではなく阪神大賞典2016を選んだのは、これが理由かもしれません。

  • 有馬記念2015 1着ゴールドアクター、2着サウンズオブアース、4着マリアライト
  • アメリカジョッキークラブカップ2016 1着ディサイファ

上位争いは、以上4頭が中心になりそうです。

過去10年では、1~3番人気で決着した年が3回(2007年、2008年、2011年)あります。比較的荒れにくいレースです。配当を見ると、3連単10万馬券を超えたのは僅か1回だけなので、押さえも中穴までという印象が強いです。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

日経賞2016
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2015 1 6 牡4 アドマイヤデウス 4 日経新春杯(G2) 1着(-0.1)
2 3 牡7 ウインバリアシオン 5 有馬記念(G1) 12着(0.6)
3 4 牡7 ホッコーブレーヴ 6 ステイヤーズS(G2) 5着(0.7)
2014 1 10 牡6 ウインバリアシオン 1 有馬記念(G1) 2着(1.3)
2 11 牡6 ホッコーブレーヴ 10 ジャパンC(G1) 12着(0.6)
3 2 牡4 ラストインパクト 3 小倉大賞典(G3) 1着(-0.4)
2013 1 14 牡4 フェノーメノ 1 ジャパンC(G1) 5着(0.8)
2 1 牡4 カポーティスター 9 京都記念(G2) 6着(1.1)
3 12 牡5 ムスカテール 7 日経新春杯(G2) 2着(0.1)
2012 1 8 牡6 ネコパンチ 12 ダイヤモンドS(G3) 15着(2.1)
2 7 牡4 ウインバリアシオン 2 京都記念(G2) 6着(1.0)
3 13 牡5 ルーラーシップ 1 AJCC(G2) 1着(-0.5)
2011(阪神) 1 1 牡4 トゥザグローリー 1 京都記念(G2) 1着(-0.1)
2 5 牡4 ペルーサ 2 有馬記念(G1) 4着(0.1)
3 9 牡4 ローズキングダム 3 日経新春杯(G2) 3着(0.3)
2010稍重 1 6 牡7 マイネルキッツ 6 AJCC(G2) 4着(0.7)
2 8 牡9 エアシェイディ 4 有馬記念(G1) 3着(0.8)
3 13 牡6 トーセンクラウン 7 中山記念(G2) 1着(-0.8)
2009 1 1 牡5 アルナスライン 4 AJCC(G2) 6着(0.6)
2 7 牡6 マイネルキッツ 7 AJCC(G2) 4着(0.5)
3 12 牡4 モンテクリスエス 3 ダイヤモンドS(G3) 1着(-0.2)
2008 1 9 牡5 マツリダゴッホ 1 有馬記念(G1) 1着(-0.2)
2 1 牡7 トウショウナイト 3 京都記念(G2) 5着(0.2)
3 5 牡7 アドマイヤモナーク 2 ダイヤモンドS(G3) 1着(-0.4)
2007 1 10 牡4 ネヴァブション 3 白富士S(OP) 1着(-0.1)
2 11 牡6 トウショウナイト 2 京都記念(G2) 3着(0.2)
3 5 牡4 マツリダゴッホ 1 AJCC(G2) 1着(-0.8)
2006 1 3 牡6 リンカーン 1 有馬記念(G1) 3着(0.3)
2 13 牡5 ストラタジェム 6 御堂筋S(1600万) 2着(0.1)
3 5 牡5 ブルートルネード 8 京都記念(G2) 10着(2.2)
牝馬

過去10年の日経賞3着以内には1頭もいません。ただ過去10年では、出走した牝馬が僅か3頭だけなので無視していいデータとも言えます。

日経賞の牝馬データ
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2007 9 4 牝4 フサイチパンドラ 4 エンプレス杯(G2) 2着(0.3)
2010 15 11 牝7 ビエンナーレ 15 ダイヤモンドS(G3) 10着(0.8)
2015 9 11 牝5 トーセンアルニカ 10 迎春S(1600万) 1着(-0.2)

フサイチパンドラは、エリザベス女王杯1着→ジャパンカップ5着→エンプレス杯2着というローテでした。成績的にはマリアライトに近いので、注意が必要かもしれません。

前走年明け後の重賞(6着以内)

前走が年明け後の重賞(日経新春杯、小倉大賞典、京都記念、ダイヤモンドステークス、アメリカジョッキークラブカップ、中山記念)だった馬は、過去10年の日経賞3着以内30頭中19頭を占めます。

そのうち2006年3着ブルートルネードと2012年1着ネコパンチを除く17頭が前走6着以内でした。年明け後、重賞を一度使って好走している馬には注意が必要だと思います。

前走G1(有馬記念、ジャパンカップ)

過去10年の日経賞3着以内30頭中8頭を占めます。

馬券予想

9頭立てになりました。少頭数ながら抜けたメンバーが何頭かいるので、荒れないと予想していますが、どうなるでしょうか。

今年の注目は、一番人気(推定)の9ゴールドアクターです。4連勝中で、そのうち有馬記念2015を含む重賞2勝ですから、余程の大穴党以外は買い目に入れるべき馬だと思います。その他、2マリアライト、3ディサイファ、4サウンズオブアース、7アルバートが上位候補になりそうです。

2マリアライト

有馬記念2015の馬券予想で取り上げた馬です。ホープフルステークス2015の馬券が買えず、その分、有馬記念2015でマリアライトを買い目に加えたのですが、結局は無意味な追加になってしまいました。ただ有馬記念2015では、外枠から4着に好走しているので、能力のあるところを見せていました。

最後ゴールドアクターとサウンズオブアースに差されたものの、外枠から先行して最後は、かなりしぶとい脚で粘っていました。3着のキタサンブラックより外をずっと周ってきたので、内容的には3着馬よりも強いと思いました。

2走前のエリザベス女王杯2015で勝った相手もヌーヴォレコルト、タッチングスピーチ、ルージュバック・・・など、骨っぽい相手だったので、ここでも注目したい1頭です。

3ディサイファ

幸四郎ジョッキーに乗り代わりです。

2500mという距離が少し不安です。過去2400mは2回走って、2回とも大きく負けています。ただ中山2500mは、マイル~中距離をこなす馬であれば、スタミナ的には問題ないとも言われます。上手くレースを運ぶことが出来れば、十分に上位候補の1頭ではないでしょうか。

4サウンズオブアース

有馬記念2015のときに○評価をした馬です。ジャパンカップ2015から有馬記念2015にかけて、すごく状態が良かったと記憶しています。それだけに、有馬記念2015のイメージでは買えない1頭でもあります。

勝ちきれないレースが続いているので、頭からは買い難いですが、実績からは押さえざるを得ない馬でしょう。

7アルバート

今回最も悩む1頭です。消して点数を減らすべきかどうか…。

ステイヤーズS2015は強すぎる勝ち方でしたが、やはり戦ってきた相手が今回のメンバーより一枚下と思ってしまいます。と言いつつ、3着以内に来ても全く不思議ではない馬でもあるので、取捨が難しい1頭です。

9ゴールドアクター

大荒れ予想ではないので、特に言うことも無く、ここは押さえたいです。

買い方

◎9ゴールドアクター

○2マリアライト

▲3ディサイファ

△4サウンズオブアース

3連複◎-○▲△-○▲△

合計3点です。

前走G1の馬から、ゴールドアクターを本命にしました。流石にこのメンバーで馬券圏外を想定するのは難しいです。その他、前走有馬記念2015好走馬から、マリアライトとサウンズオブアースの2頭を押さえました。そしてもう1頭、例年前走年明け後の重賞で好走していた馬が上位に来るので、ディサイファも押さえました。

荒れない想定で予想しましたが、外れるとすればアルバートやホッコーブレーヴが来るパターンでしょうか。ホッコーブレーヴは、2014年と2015年の2年連続、日経賞で馬券に絡んでいます。

結果

馬券的には、1着、2着、3着、5着でした。

本命◎ゴールドアクターは1着でした。

日経賞2016
着順 馬番 性齢 馬名 前走
1 9 牡5 ゴールドアクター 有馬記念(G1) 1着(-0.0)
2 4 牡5 サウンズオブアース 有馬記念(G1) 2着(0.0)
3 2 牝5 マリアライト 有馬記念(G1) 4着(0.1

的中しました!昨年秋に旧ブログを開設以来、月1~2回のペースで的中していますが、今月も何とか2回目のクリーンヒットができました。

1レースあたり数点しか買わないので、惜しいレース(紐抜け)がかなり多いですが、外れても全く懐のダメージが無いように心がけています。(1レース数十点も買ってしまうと、仮に1ヶ月でも外し続けてしまうとかなり痛いので、こういう予想をしています。)

ゴールドアクター(58kg)は、まさに貫録勝ちでした。サウンズオブアース(56kg)も惜しかったですが、ジャパンカップ2015と有馬記念2015の状態が良すぎたので、この結果は仕方ないところだと思います。

超が付くほどのドスローだったので、アルバートが来る流れかも…と思いましたが、有馬記念2015の上位馬が格の違いを見せ付けた格好になりました。

例年、年明け後の重賞好走馬が来るレースですが、ディサイファは駄目でしたね。上手く乗っていたと思うので、やはり距離でしょうか。

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