日程 | 2018年3月24日(土曜日) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝2500m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 15頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
日経賞2018
G1天皇賞春2018に向けた一戦「日経賞2018」です。日経賞組の好走例は多く、天皇賞春2018を占う上でも重要な一戦になりそうです。
コース形態
過去10年の日経賞の配当を見ると、2008年、2011年、2016年の過去3回で上位人気馬決着となっています。大きな波乱は少ない傾向にありますが、穴馬の好走例自体は多いため、馬連&3連複ともに高配当となることが多いです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 6,370円 | 32,630円 | 167,310円 |
2016 | 370円 | 530円 | 2,170円 |
2015 | 2,190円 | 8,900円 | 37,310円 |
2014 | 5,920円 | 11,320円 | 60,560円 |
2013 | 4,080円 | 11,320円 | 48,630円 |
2012 | 48,480円 | 19,480円 | 457,140円 |
2011 | 300円 | 220円 | 930円 |
2010 | 2,810円 | 12,750円 | 78,380円 |
2009 | 5,370円 | 10,570円 | 68,310円 |
2008 | 630円 | 630円 | 2,650円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 13 | 牡4 | 55 | シャケトラ | 4 | 日経新春杯(G2) 2着(0.0) | 2 |
2 | 11 | 牡4 | 55 | ミライヘノツバサ | 7 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 3着(0.3) | 3 | |
3 | 10 | 牡6 | 56 | アドマイヤデウス | 6 | 有馬記念(G1) 11着(1.0) | 9 | |
2016良 | 1 | 9 | 牡5 | 58 | ゴールドアクター | 2 | 有馬記念(G1) 1着(-0.0) | 8 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | サウンズオブアース | 1 | 有馬記念(G1) 2着(0.0) | 5 | |
3 | 2 | 牝5 | 55 | マリアライト | 4 | 有馬記念(G1) 4着(0.1) | 12 | |
2015良 | 1 | 6 | 牡4 | 56 | アドマイヤデウス | 4 | 日経新春杯(G2) 1着(-0.1) | 6 |
2 | 3 | 牡7 | 57 | ウインバリアシオン | 5 | 有馬記念(G1) 12着(0.6) | 10 | |
3 | 4 | 牡7 | 56 | ホッコーブレーヴ | 6 | ステイヤーズステークス(G2) 5着(0.7) | 2 | |
2014良 | 1 | 10 | 牡6 | 56 | ウインバリアシオン | 1 | 有馬記念(G1) 2着(1.3) | 4 |
2 | 11 | 牡6 | 56 | ホッコーブレーヴ | 10 | ジャパンカップ(G1) 12着(0.6) | 16 | |
3 | 2 | 牡4 | 55 | ラストインパクト | 3 | 小倉大賞典(G3) 1着(-0.4) | 1 | |
2013良 | 1 | 14 | 牡4 | 56 | フェノーメノ | 1 | ジャパンカップ(G1) 5着(0.8) | 4 |
2 | 1 | 牡4 | 56 | カポーティスター | 9 | 京都記念(G2) 6着(1.1) | 4 | |
3 | 12 | 牡5 | 56 | ムスカテール | 7 | 日経新春杯(G2) 2着(0.1) | 1 | |
2012重 | 1 | 8 | 牡6 | 56 | ネコパンチ | 12 | ダイヤモンドステークス(G3) 15着(2.1) | 14 |
2 | 7 | 牡4 | 56 | ウインバリアシオン | 2 | 京都記念(G2) 6着(1.0) | 2 | |
3 | 13 | 牡5 | 57 | ルーラーシップ | 1 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 1着(-0.5) | 1 | |
2011良阪神 | 1 | 1 | 牡4 | 58 | トゥザグローリー | 1 | 京都記念(G2) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 5 | 牡4 | 58 | ペルーサ | 2 | 有馬記念(G1) 4着(0.1) | 3 | |
3 | 9 | 牡4 | 59 | ローズキングダム | 3 | 日経新春杯(G2) 3着(0.3) | 1 | |
2010稍重 | 1 | 6 | 牡7 | 59 | マイネルキッツ | 6 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着(0.7) | 4 |
2 | 8 | 牡9 | 57 | エアシェイディ | 4 | 有馬記念(G1) 3着(0.8) | 11 | |
3 | 13 | 牡6 | 58 | トーセンクラウン | 7 | 中山記念(G2) 1着(-0.8) | 13 | |
2009良 | 1 | 1 | 牡5 | 57 | アルナスライン | 4 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 6着(0.6) | 3 |
2 | 7 | 牡6 | 57 | マイネルキッツ | 7 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着(0.5) | 9 | |
3 | 12 | 牡4 | 56 | モンテクリスエス | 3 | ダイヤモンドステークス(G3) 1着(-0.2) | 2 | |
2008良 | 1 | 9 | 牡5 | 59 | マツリダゴッホ | 1 | 有馬記念(G1) 1着(-0.2) | 9 |
2 | 1 | 牡7 | 57 | トウショウナイト | 3 | 京都記念(G2) 5着(0.2) | 6 | |
3 | 5 | 牡7 | 58 | アドマイヤモナーク | 2 | ダイヤモンドステークス(G3) 1着(-0.4) | 1 |
過去10年の日経賞3着以内30頭中19頭を占めます。そのうち2012年の優勝馬ネコパンチを除く18頭が前走の重賞で6着以内に好走していました。
過去10年の日経賞3着以内30頭中11頭を占めます。
過去10年の日経賞では、2頭(2014年2着ホッコーブレーヴ、2012年優勝ネコパンチ)が3着以内に好走しています。大穴の好走が少ない傾向にあります。
予想
日経賞2018は、前哨戦としては好メンバーが揃ったと思います。ざっと見た感じでは、5~6頭が上位争いの候補になりそう…。波乱がなければ、人気馬を中心に馬券を考えたいレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。海外帰り初戦の人気馬(トーセンバジルとキセキ)のどちらかが飛ぶ予想です。(´・ω・`;)
有馬記念2017から狙っている馬ですが…、前走に続いて本命です。昨年の有馬記念2017は。直線で絶好の手応えに見えたところで、大きな不利を受けての急ブレーキ。そのまま流していたので、16着は完全に度外視しても良いと思います。実績から中山巧者という印象で、年明け後の中山重賞で一度ぐらい馬券圏内があっても…。
過去10年では、前走1600万クラスの馬が1頭も3着以内に来ていません。データ傾向からは狙いにくい1頭でしょうか。前走松籟ステークス2018は、直線で2着アドマイヤロブソンを楽に交わしての優勝。2着以下を突き放した勝ちっぷりの良さと今の勢いなら。
神戸新聞杯2017(レイデオロ)~菊花賞2017(クリンチャー)と戦ってきた相手を見れば、ここでは勝ち負け候補の1頭でしょうか。ただ今回は、海外帰り初戦。さらに外枠に加え、追い込み一辺倒というタイプのため、前残り決着になると、取りこぼしも…。
2走前の京都大賞典2017が先行して粘る競馬。従来、後ろで脚を貯めるタイプでしたが、違う競馬を見せての好走でした。その後の香港ヴァーズ2017も中団から差して3着に好走しており、かなり力を付けてきている印象ですね。キセキ同様、海外帰り初戦ということで、やや評価は下げましたが、如何にも上位争いしそうな1頭です。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、9着でした。本命◎サクラアンプルールは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 牡5 | 56 | ガンコ | 3 | 松籟ステークス(1600万) 1着(-0.6) | 2 |
2 | 3 | 牡4 | 55 | チェスナットコート | 7 | 早春ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 3 |
3 | 11 | 牡7 | 57 | サクラアンプルール | 6 | 中山記念(G2) 4着(0.2) | 4 |
まさかトーセンバジルとキセキの両方が飛ぶとは…。(´・ω・`;)
トーセンバジルは最後伸びてきていたものの、伸びきれず。外からサクラアンプルールも良い脚で伸びてきていたので、僅かの間だけ当たったかも!?と思ってしまいました。
キセキに騎乗のルメール騎手は、何がしたかったのかよく分からなかったですね。勝利ジョッキーインタビューで藤岡ジョッキーが「(キセキは)オーバーペース気味で行ったので、深追いせず」ということを言っていました。最後は垂れると確信できるものがあったのかもしれません。
ともあれ、トーセンバジルとキセキともに飛んでしまうと、馬券的にはお手上げでしょうか。