オークス2022過去データと予想 | 深く考えない競馬

オークス2022過去データと予想

日程 2022年5月22日(日曜)
開催 東京競馬場11R
距離 芝2400m
格付け G1
条件 3歳牝馬
斤量 定量(55kg)
出走数 18頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 8.9(22日)

オークス2022(優駿牝馬)

牝馬三冠レース、オークス2022(優駿牝馬)です。過去のオークス上位馬を見ると、後のG1戦線でも活躍する馬が名を連ねています。今後の日本競馬を占う上でも重要なレースといえそうです。

東京競馬場の芝2400mコース

東京競馬場の芝2400mコース

配当

過去10年のオークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。この3回を除くと、比較的順当な決着が多い傾向にあります。ただ直近3年連続で二桁人気馬が馬券に絡んで3連複万馬券が出ており、近年は波乱含みのレースと考えても良いかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2021 1,880円 109,190円 532,180円
2020 1,800円 15,020円 42,410円
2019 25,140円 28,240円 179,960円
2018 1,190円 750円 3,360円
2017 2,290円 4,600円 20,130円
2016 420円 2,070円 5,790円
2015 1,160円 4,140円 20,150円
2014 380円 1,530円 12,850円
2013 13,880円 15,610円 150,480円
2012 820円 6,640円 30,610円

では過去10年のオークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

オークス2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2021 1 9 ユーバーレーベン 3 フローラステークス(G2) 3着(0.2) 2
2 7 アカイトリノムスメ 2 桜花賞(G1) 4着(0.2) 4
3 8 ハギノピリナ 16 矢車賞(1勝クラス) 1着(-0.1) 3
2020 1 4 デアリングタクト 1 桜花賞(G1) 1着(-0.2) 2
2 16 ウインマリリン 7 フローラステークス(G2) 1着(-0.0) 4
3 7 ウインマイティー 13 忘れな草賞(LR) 1着(-0.2) 3
2019 1 13 ラヴズオンリーユー 1 忘れな草賞(LR) 1着(-0.5) 1
2 10 カレンブーケドール 12 スイートピーステークス(LR) 1着(-0.0) 2
3 2 クロノジェネシス 2 桜花賞(G1) 3着(0.4) 3
2018 1 13 アーモンドアイ 1 桜花賞(G1) 1着(-0.3) 2
2 1 リリーノーブル 4 桜花賞(G1) 3着(0.4) 3
3 2 ラッキーライラック 2 桜花賞(G1) 2着(0.3) 1
2017 1 2 ソウルスターリング 1 桜花賞(G1) 3着(0.1) 1
2 1 モズカッチャン 6 フローラステークス(G2) 1着(-0.0) 12
3 16 アドマイヤミヤビ 2 桜花賞(G1) 12着(1.0) 2
2016 1 3 シンハライト 1 桜花賞(G1) 2着(0.0) 2
2 13 チェッキーノ 2 フローラステークス(G2) 1着(-0.5) 3
3 14 ビッシュ 5 フローラステークス(G2) 5着(0.8) 1
2015 1 10 ミッキークイーン 3 忘れな草賞(OP) 1着(-0.1) 1
2 14 ルージュバック 1 桜花賞(G1) 9着(1.0) 1
3 17 クルミナル 6 桜花賞(G1) 2着(0.7) 7
2014 1 9 ヌーヴォレコルト 2 桜花賞(G1) 3着(0.1) 5
2 10 ハープスター 1 桜花賞(G1) 1着(-0.0) 1
3 5 バウンスシャッセ 3 皐月賞(G1) 11着(0.7) 12
2013 1 3 メイショウマンボ 9 桜花賞(G1) 10着(0.9) 4
2 13 エバーブロッサム 5 フローラステークス(G2) 2着(0.1) 2
3 5 デニムアンドルビー 1 フローラステークス(G2) 1着(-0.1) 1
2012 1 14 ジェンティルドンナ 3 桜花賞(G1) 1着(-0.1) 2
2 9 ヴィルシーナ 2 桜花賞(G1) 2着(0.1) 4
3 3 アイスフォーリス 9 フローラステークス(G2) 2着(0.4) 2
前走桜花賞

過去10年のオークス3着以内30頭中16頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。16頭は、桜花賞1~3着馬もしくは桜花賞1~4番人気馬でした。16頭のうち12頭は、桜花賞で3着以内に好走していました。

前走フローラステークス

過去10年のオークス3着以内30頭中8頭を占めます。そのうちビッシュ(2016年3着)を除く7頭がフローラステークスで3着以内に好走していました。過去10年では、前走フローラステークス出走馬の優勝がユーバーレーベン(2021年優勝)のみです。2~3着に好走する傾向にあるローテといえるかもしれません。

その他のトライアルレース(忘れな草賞、スイートピーステークス)

過去10年のオークス3着以内30頭中4頭を占めます。4頭ともに前走優勝馬でした。

予想

オークス2022は、ほぼ例年通りのメンバー構成でしょうか。桜花賞上位馬のほか、ステップレース優勝馬が集まりました。過去データの傾向からは、馬券候補は桜花賞好走馬だと思いますが、近年は大穴の好走も見られるレースなので、紐候補まで考えると、難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。今年の平地G1は、1番人気が不振(8連敗中)です。サークルオブライフは買い難いな…と思いつつ本命にしました。

◎6サークルオブライフ

前走桜花賞4着。直線でベルクレスタが来たこともあり、取ろうとした進路を取れなかった印象を受けました。スムーズにこなしていれば、馬券圏内はあったようにも見えます。末脚は堅実なので、極端な前残りレースにさえならなければ、突っ込んで来ても良さそうです。

○3アートハウス

前走忘れな草賞を完勝。少頭数の手薄なメンバー構成だったこともあり、評価が難しいところかもしれません。重賞では未知数という感じはありますが、川田騎手が乗って楽勝した2戦のパフォーマンスに期待して、対抗評価にしました。

▲4ルージュエヴァイユ

前走フローラステークス4着。データ傾向からは買い難いところでしょうか。前残り決着の中、後方から外に出しての追い込みでした。全く展開が向かないレースだったと思いますが、最後は良い脚で詰めて来ていたので、力はあると思います。前走見せた末脚に期待して、押さえました。

ワイド◎-○▲3連複◎-○-▲合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、6着、7着、12着でした。本命◎サークルオブライフは、12着でした。

オークス2022結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 18 スターズオンアース 3 桜花賞(G1) 1着(-0.0) 0
2 2 スタニングローズ 10 フラワーカップ(G3) 1着(-0.1) 2
3 8 ナミュール 4 桜花賞(G1) 10着(0.3) 1

かすりもしない波乱決着(3連単119,010円)。またしても1番人気が圏外になりました…。今年のG1は難解ですね。

中団で進めた馬が上位争いをする決着。2着スタニングローズが波乱を演出したことになりますが、今年で4年連続で二桁人気がオークスで馬券圏内となりました。4頭ともに前走1着(前走2~3番人気)の二桁人気馬でした。

本命サークルオブライフは出負けして最後方から進めるか展開。向正面から徐々に進出したものの、直線だけでは届きそうもない位置取りでした。対抗アートハウスや押さえルージュエヴァイユは、6~7着。先行勢にはきつそうな決着だったと考えると、アートハウスは見せ場があったともいえそうです。

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