日程 | 2018年7月8日(日曜日) |
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開催 | 中京競馬場 11R |
距離 | ダート1400m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 14頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
プロキオンステークス2018
ダート重賞「プロキオンステークス2018」です。秋の交流G1マイルチャンピオンシップ南部杯2018やJBCスプリント2018に向けて、ここを使う馬も多く、この先のG1戦線にも繋がるレースになると思います。
コース形態
過去10年のプロキオンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。中京競馬場開催となった2012年こそ波乱決着となっていますが、近年は、硬めの決着が多くなってきています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 830円 | 2,810円 | 16,380円 |
2016 | 870円 | 1,020円 | 4,510円 |
2015 | 1,700円 | 10,480円 | 55,100円 |
2014 | 550円 | 6,620円 | 18,430円 |
2013 | 2,380円 | 4,070円 | 26,140円 |
2012 | 34,920円 | 24,290円 | 302,950円 |
2011 | 12,450円 | 8,560円 | 117,300円 |
2010 | 1,960円 | 930円 | 8,930円 |
2009 | 640円 | 760円 | 3,960円 |
2008 | 1,530円 | 3,920円 | 31,470円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2010年以前は阪神競馬場、2011年は京都競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 12 | 牡6 | 56 | キングズガード | 5 | 天保山ステークス(OP) 2着(0.2) | 3 |
2 | 8 | 牡5 | 57 | カフジテイク | 1 | Godolphin Mile(G2) 5着 | ||
3 | 14 | 牡8 | 56 | ブライトライン | 6 | アハルテケステークス(OP) 10着(0.7) | 7 | |
2016稍重 | 1 | 14 | 牡4 | 57 | ノボバカラ | 1 | 北海道スプリントカップ(G3) 2着(0.0) | 2 |
2 | 10 | 牡5 | 56 | ニシケンモノノフ | 3 | 天王山ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 9 | 牡5 | 56 | キングズガード | 2 | 栗東ステークス(OP) 1着(-0.4) | 1 | |
2015良 | 1 | 2 | 牡5 | 59 | ベストウォーリア | 4 | かしわ記念(G1) 2着(0.2) | 1 |
2 | 6 | 牝4 | 55 | コーリンベリー | 2 | かきつばた記念(G3) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 1 | 牡7 | 56 | キョウワダッフィー | 8 | 天保山ステークス(OP) 4着(0.4) | 2 | |
2014稍重 | 1 | 6 | 牡4 | 56 | ベストウォーリア | 1 | アハルテケステークス(OP) 2着(0.0) | 1 |
2 | 3 | 牡6 | 56 | キョウワダッフィー | 2 | 栗東ステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 1 | 牡5 | 56 | ガンジス | 10 | すばるステークス(OP) 10着(1.0) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | 牡6 | 56 | アドマイヤロイヤル | 2 | 欅ステークス(OP) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 1 | 牡7 | 57 | セイクリムズン | 5 | さきたま杯(G2) 2着(0.1) | 1 | |
3 | 14 | 牡7 | 56 | ダノンカモン | 1 | アハルテケステークス(OP) 1着(-0.1) | 3 | |
2012良 | 1 | 6 | 牝6 | 54 | トシキャンディ | 12 | 京葉ステークス(OP) 6着(0.5) | 6 |
2 | 14 | 牡5 | 56 | アドマイヤロイヤル | 4 | アハルテケステークス(OP) 3着(0.4) | 2 | |
3 | 9 | 牡7 | 56 | ファリダット | 1 | 天保山ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 | |
2011良京都 | 1 | 6 | 牡5 | 56 | シルクフォーチュン | 9 | 天王山ステークス(OP) 6着(0.5) | 2 |
2 | 13 | 牡5 | 56 | ダノンカモン | 3 | フェブラリーステークス(G1) 4着(0.4) | 5 | |
3 | 2 | 牝5 | 55 | ケイアイガーベラ | 1 | ポラリスステークス(OP) 3着(0.0) | 1 | |
2010稍重阪神 | 1 | 16 | 牝4 | 54 | ケイアイガーベラ | 4 | マリーンカップ(G3) 4着(0.4) | 2 |
2 | 8 | 牡5 | 56 | サマーウインド | 2 | 天王山ステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 1 | 牡4 | 56 | ナムラタイタン | 1 | 欅ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 | |
2009良阪神 | 1 | 14 | 牡6 | 56 | ランザローテ | 3 | オアシスステークス(OP) 5着(0.5) | 4 |
2 | 15 | 牝4 | 54 | トーホウドルチェ | 1 | 安芸ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 12 | 牡6 | 59 | バンブーエール | 2 | さきたま杯(G3) 2着(0.2) | 2 | |
2008良阪神 | 1 | 11 | 牡6 | 56 | ヴァンクルタテヤマ | 7 | 欅ステークス(OP) 2着(0.0) | 7 |
2 | 12 | 牡6 | 57 | ワイルドワンダー | 1 | かしわ記念(G1) 3着(0.3) | 2 | |
3 | 7 | 牡6 | 58 | サンライズバッカス | 4 | 東海ステークス(G2) 11着(0.6) | 3 |
過去10年のプロキオンステークス3着以内30頭中29頭を占めます。前走が条件クラスだった馬は、2009年2着トーホウドルチェ(1番人気)のみです。3着以内は、前走オープン特別や重賞で好走していた馬が中心で、前走二桁着順だった馬は3頭のみ。残る27頭が前走6着以内に好走していました。
過去10年のプロキオンステークス3着以内では、1番人気馬が好成績を残しています。
- 1番人気(2-3-5-1)複勝率90%
予想
過去データから候補を絞れる要素が少ないものの、1番人気馬を中心に、実績馬が結果を残す傾向にあるので、今年のプロキオンステークス2018も大きな波乱は起こりにくい気がします…。
以下、簡単な考察と予想です。差し追い込み馬を中心に…。
昨年のプロキオンステークス2017優勝馬。今年は、逃げ馬&先行馬の多く、前がやり合うなら、流れが向くことになるでしょうか。戦績を見る限りは、昨年から力を落としている印象も無いので、今年も上位争いを期待できそうですね。深く考えず、本命で。
今回は、前に行く馬が多いですし、流れは向くことになるでしょうか。直近2戦は、後方からの追い込み。ともに良い脚を使っているので、末脚が活きる流れになれば、一発あるタイプかもしれません。ムラがある成績の為、本命というよりは、波乱期待で押さえておきたい1頭です。
直近2戦は、G1フェブラリーステークス2018~かしわ記念2018と2戦連続で3着に好走。実績面では、勝ち負けも期待できそうです。前に行く馬を見ながら進めることが出来そうな脚質は魅力ですね。あとは初のダート1400m戦に対応できるかがポイントになるでしょうか。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、7着、8着でした。本命◎キングズガードは、7着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 13 | 牡4 | 56 | マテラスカイ | 5 | 花のみちステークス(1600万) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 6 | 牡8 | 57 | インカンテーション | 1 | かしわ記念(G1) 3着(0.2) | 1 |
3 | 3 | 牡5 | 56 | ウインムート | 2 | 天保山ステークス(OP) 1着(-0.1) | 5 |
録画に録画を見ました。追い込み決着予想も、前が粘る結果となりました。
本命キングズガードは出負けして後方から。対抗ダノングッドも後方からで、2頭ともに予想していたような隊列でした。1400mの速い流れの為か、インカンテーションは、思っていたよりも後ろから進めていました。
最後の直線、押さえていた3頭はともに、上がり1~3位の脚で詰めてきてはいたものの、それ以上に前が止まらない馬場でした。その中で、1頭突っ込んできたインカンテーションは、やはり能力上位の力を示したといえそうです。
優勝馬マテラスカイ。長く条件クラスを勝てない馬でしたが、ドバイ遠征前から急に力を付けてきた印象です。このメンバーでハナに行けた脚も魅力ですし、今後JBCスプリント2018に出走するようなら注目の1頭になりそうですね。