皐月賞2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

皐月賞2018過去10年のデータと予想

日程 2018年4月15日(日曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け GⅠ
条件 サラ系3歳
斤量 定量(牡57kg)
出走数 16頭
天気 曇り(ヤフー天気)

皐月賞2018

3歳クラシック「皐月賞2018」です。例年、皐月賞好走馬がそのまま日本ダービーで好走しており、この先の日本ダービー2018を考える上でも、かなり重要な一戦になるでしょうか。

今年の皐月賞2018は、圧倒的な強さを見せていたダノンプレミアムが回避したため、一気に混戦ムードになりました。昨年は上位人気馬が総崩れとなり、100万馬券が炸裂しただけに、今年も波乱を警戒したいレースになりそうです。

コース形態

中山競馬場の芝2000mコース

過去10年の皐月賞の配当を見ると、大きな波乱のない年が続いていましたが、昨年は3連単100万馬券超えの大波乱となっています。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 8,710円 176,030円 1,064,360円
2016 6,220円 6,000円 70,390円
2015 790円 3,110円 12,360円
2014 920円 7,690円 33,490円
2013 840円 1,210円 5,920円
2012 1,220円 2,050円 12,620円
2011 1,260円 9,220円 55,450円
2010 1,260円 11,410円 35,220円
2009 11,940円 67,600円 390,930円
2008 10,260円 11,230円 82,750円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

皐月賞2018
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2017稍重 1 11 アルアイン 9 毎日杯(G3) 1着(-0.1) 2
2 7 ペルシアンナイト 4 アーリントンカップ(G3) 1着(-0.5) 1
3 10 ダンビュライト 12 弥生賞(G2) 3着(0.3) 5
2016 1 18 ディーマジェスティ 8 共同通信杯(G3) 1着(-0.2) 6
2 3 マカヒキ 3 弥生賞(G2) 1着(-0.0) 2
3 11 サトノダイヤモンド 1 きさらぎ賞(G3) 1着(-0.6) 1
2015 1 2 ドゥラメンテ 3 共同通信杯(G3) 2着(0.1) 1
2 5 リアルスティール 2 スプリングステークス(G2) 2着(0.0) 1
3 7 キタサンブラック 4 スプリングステークス(G2) 1着(-0.0) 5
2014 1 2 イスラボニータ 2 共同通信杯(G3) 1着(-0.2) 1
2 17 トゥザワールド 1 弥生賞(G2) 1着(-0.0) 1
3 18 ウインフルブルーム 8 若葉ステークス(OP) 2着(0.2) 1
2013 1 7 ロゴタイプ 1 スプリングステークス(G2) 1着(-0.2) 1
2 14 エピファネイア 2 弥生賞(G2) 4着(0.1) 1
3 12 コディーノ 3 弥生賞(G2) 3着(0.0) 2
2012稍重 1 14 ゴールドシップ 4 共同通信杯(G3) 1着(-0.3) 2
2 9 ワールドエース 2 若葉ステークス(OP) 1着(-0.3) 1
3 6 ディープブリランテ 3 スプリングステークス(G2) 2着(0.2) 1
2011東京 1 12 オルフェーヴル 4 スプリングステークス(G2) 1着(-0.1) 1
2 4 サダムパテック 1 弥生賞(G2) 1着(-0.1) 1
3 2 ダノンバラード 8 共同通信杯(G3) 9着(0.7) 1
2010稍重 1 13 ヴィクトワールピサ 1 弥生賞(G2) 1着(-0.1) 1
2 16 ヒルノダムール 6 若葉ステークス(OP) 2着(0.1) 1
3 11 エイシンフラッシュ 11 京成杯(G3) 1着(-0.0) 1
2009 1 16 アンライバルド 3 スプリングステークス(G2) 1着(-0.1) 1
2 4 トライアンフマーチ 8 若葉ステークス(OP) 2着(0.0) 4
3 15 セイウンワンダー 4 弥生賞(G2) 8着(0.9) 2
2008 1 6 キャプテントゥーレ 7 弥生賞(G2) 4着(0.4) 5
2 1 タケミカヅチ 6 弥生賞(G2) 3着(0.2) 7
3 9 マイネルチャールズ 1 弥生賞(G2) 1着(-0.1) 2
前走重賞

過去10年の皐月賞3着以内30頭中26頭を占めます。前走が重賞以外だった4頭は、ともに前走若葉ステークス連対馬でした。

  • 前走共同通信杯(5頭)
  • 前走スプリングステークス(6頭)
  • 前走弥生賞(11頭)
  • 前走きさらぎ賞(1頭)
  • 前走毎日杯(1頭)
  • 前走アーリントンカップ(1頭)
  • 前走京成杯(1頭)
前走3着以内

過去10年の皐月賞3着以内30頭中26頭を占めます。前走が4着以下だった4頭は、ともに重賞優勝経験がありました。

  • 2013年2着エピファネイア(ラジオNIKKEI杯優勝)
  • 2011年3着ダノンバラード(ラジオNIKKEI杯優勝)
  • 2009年3着セイウンワンダー(朝日杯フューチュリティステークス優勝、新潟2歳ステークス優勝)
  • 2008年1着キャプテントゥーレ(デイリー杯2歳ステークス優勝)
重賞優勝経験

過去10年の皐月賞3着以内30頭中24頭を占めます。重賞優勝経験が無かった6頭のうち、前走若葉ステークス組を除く4頭重賞連対経験がありました。

  • 2017年3着ダンビュライト(サウジアラビアロイヤルカップ2着)
  • 2015年1着ドゥラメンテ(共同通信杯2着)
  • 2014年3着ウインフルブルーム(シンザン記念2着)
  • 2010年2着ヒルノダムール(前走若葉ステークス2着)
  • 2009年2着トライアンフマーチ(前走若葉ステークス2着)
  • 2008年2着タケミカヅチ(共同通信杯2着、デイリー杯2歳ステークス2着)
前走1800m戦

過去10年の皐月賞では、計8頭が優勝し、現在7年連続前走が1800mの重賞だった馬が優勝しています。

予想

皐月賞2018は、ハイレベルなメンバーが揃いました。ダノンプレミアムの回避で、馬券はより難解なものになった感じですね。傾向から、重賞実績が必須に近い感じのため、実績馬を中心に狙いたいところですが、果たしてどうなるでしょうか…。

以下、簡単な考察と予想です。今年は、特に難解ですね。馬場状態も悪くなりそうですし、全く当たる気がしないです。(´・ω・`;)

◎⑨オウケンムーン

前走共同通信杯2018は、対抗評価でした。約4か月の休み明けとなった2走前の500万を余力を感じさせる内容で快勝。その勢いのまま、共同通信杯2018も快勝しました。中山コースも問題なさそうなので、今回も引き続き狙いたいと思います。あくまで日本ダービー2018が目標の仕上げらしいので、そこは不安要素になるでしょうか。

○②ワグネリアン

出世レースの東京スポーツ杯2歳ステークスを楽勝し、休み明けで出走した前走弥生賞2018は、ダノンプレミアムの2着でした。中山コースは合わない印象も、上がり最速でダノンプレミアムと小差の2着なら、ここでも上位争いを期待できそうですね。

▲⑮ステルヴィオ

今回は、前に行きそうな馬が何頭かいるので、差しが向く展開になるかもしれません。2着に敗れた2戦は、ともにダノンプレミアムが相手のもの。仕方ない敗戦という印象でした。3走前のサウジアラビアロイヤルカップ2017は、後方から外を回しての直線一気1頭だけクラスが違うかのような脚を見せていました。データ傾向から前走芝1800mの重賞優勝馬は狙い目ですし、ダノンプレミアムがいない今回は、上位争いを期待したい1頭になると思います。

△③ジャンダルム

前走弥生賞2018は、ワグネリアンと半馬身差の3着。とはいえ、ワグネリアンとは着差以上の力の差を感じるものでした。ホープフルステークス2017では、タイムフライヤーにも完敗しているため、取捨に悩むところですが、人気もしないと思うので押さえておこうかと思います。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、7着、9着、12着でした。本命◎オウケンムーンは、12着でした。

皐月賞2018
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 7 エポカドーロ 7 スプリングステークス(G2) 2着(0.0) 3
2 14 サンリヴァル 9 弥生賞(G2) 4着(0.3) 5
3 10 ジェネラーレウーノ 8 京成杯(G3) 1着(-0.1) 1

3連単372,080円の波乱決着。馬券はカスリもせずでした。(´・ω・`;)

何これ…?と、3頭が離して逃げる展開。離された後ろのグループで、まるで逃げる形となったのはエポカドーロでした。この隊列は、どこかで見たことのある展開で、「これはエポカドーロの勝ちパターン」と、向こう正面の時点で感じました。

結果、エポカドーロの完勝でした。雨の影響で、内の馬場状態が悪く前にいた馬や内を通ってきた馬は全く伸びず。特に、本命オウケンムーンは、最後内を突いていたので、12着大敗は致し方ないように感じます。

逃げた3頭のうちジェネラーレウーノが3着に残りました。ジェネラーレウーノは、かなり強いのかもしれないですね。コース適性や馬場適性があった可能性もありますが、京成杯からの直行パターンで皐月賞で好走したのは、2010年3着エイシンフラッシュのみです。エイシンフラッシュは、後に日本ダービーを勝っています。

ともあれ、難しすぎるG1だったと思います。期待されていたステルヴィオやキタノコマンドール、ワグネリアンでさえ、10番人気グレイルと差のない結果。日本ダービー2018は、ますます混沌としてきたように感じます。

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