アンタレスステークス2021過去データと予想

アンタレスステークス2021

ダート重賞、アンタレスステークス2021です。5～6月のかしわ記念や帝王賞を前に、例年実力馬たちが集うレースです。後のG1馬も出走する傾向にあり、今後のダートG1戦線に向けて注目のレースといえそうです。

配当

過去10年のアンタレスステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。何年かに1度波乱が起こっていますが、例年中穴が馬券圏内に好走して、3連複1000円台～4000円台の決着が多い傾向にあります。

では過去10年のアンタレスステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年以前は、京都競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のアンタレスステークス3着以内30頭中4頭を占めます。そのうちサージェントバッジ（2016年3着）を除く3頭が前走1番人気の支持を集めて、2着以下を突き放す圧勝をしていました。

過去10年のアンタレスステークス3着以内30頭中26頭を占めます。そのうち20頭が前走4着以内に好走していました。名古屋大賞典組やマーチステークス組の好走例が目立ちます。

過去10年のアンタレスステークス3着以内30頭中8頭を占めます。直近7年連続で馬券圏内に好走しています。

予想

アンタレスステークス2021は、好走例が多い名古屋大賞典組やマーチステークス組を中心に、好メンバーが揃いました。近年は大きな波乱が起きていないとはいえ、中穴の好走が多いレースなので、多くの馬が馬券候補になりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。レピアーウィットやグリムが気になりつつ、この2頭以外の人気馬を選びました。

JRA重賞初出走。安定した実績に重きを置くと評価が難しいところですが、東京大賞典で0.2秒差の6着の実績なら、あっさり勝ち負けがあっても良さそうです。馬場も問わず、阪神コース実績もあるので、今回の条件は良いと思います。

過去好走例が多い前走マーチステークス出走馬。近走は、マスターフェンサー、 クリンチャー、ダノンファラオ、オメガパフュームと強い相手に小差レースを見せています。阪神コースの成績も良く、ローテとコース実績を考えれば、上位争いの候補になりそうです。

アンタレスステークスは、一昨年優勝、昨年は2着と強さを見せています。今年は、昨年よりも斤量が1kg軽い57kg。近走を見る限り、大きく衰えた感じも無いので、昨年以上の結果があっても…。

過去好走例が多い前走名古屋大賞典出走馬。過去5～7番人気あたりの穴馬の好走も目立つので、人気が落ち着きそうなロードブレスを押さえました。JRA重賞初出走になりますが、近走戦ってきたメンバーを見る限りは、ここで上位争いする力はありそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、16着でした。本命◎テーオーケインズは、1着でした。

的中でした！

予想で印を付けた4頭が逃げ先行馬を見る位置で進める展開。最後は、本命テーオーケインズが直線抜け出しての快勝となりました。2〜3着馬のヒストリーメイカーとロードブレスの2頭も前が流れた展開が良かったと思います。

押さえていたアナザートゥルースは3角から4角前で手応え無く失速。力負けするようなメンバーではなかったと思うので、何かしらのアクシデントがあったのかもしれません。