ブリーダーズカップターフ2021過去10年のデータと予想

ブリーダーズカップ・ターフ2021

アメリカの競馬の祭典ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップで行われる牝馬限定G1ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ2021です。今年は、JRAでブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ、ブリーダーズカップ・マイル、ブリーダーズカップ・ターフの3レースの馬券が発売されます。

ラヴズオンリーユーがBCフィリー＆メアターフとBCターフに登録していましたが、BCフィリー＆メアターフ出走となったため、今年のBCターフに日本馬の出走はありません。ただ昨年の優勝馬で凱旋門賞2着のタルナワのほか、欧米のG1馬が多数…とハイレベルなレースを期待できそうなメンバーが揃いました。

では以下、過去10年のブリーダーズカップ・ターフで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。※レースが行われた競馬場は、年度によって異なります。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のブリーダーズカップターフ3着以内30頭中25頭を占めます。前走が4着以下だった5頭はともにG1レースに出走していました。

過去10年のブリーダーズカップターフ3着以内30頭中28頭を占めます。例年、アメリカ調教馬とアイルランド調教馬が上位争いの中心となっています。

過去10年のブリーダーズカップターフ3着以内30頭中27頭を占めます。前走凱旋門賞やアメリカのG1レース出走馬の好走が目立ちます。

予想

以下、簡単な考察と予想です。前走G1レースで3着以内に好走していた馬から選びました。

昨年のBCターフ優勝馬で、前走凱旋門賞は2着に好走しています。順当なら今年も勝ち負けになるでしょうか。深く考えず本命評価にしました。

タルナワを破るとすれば、3歳馬なのではないか…ということで、3歳馬＆前走G1優勝馬のティオーナを対抗評価にしました。

過去好走例が多い前走G1好走のアメリカ調教馬。直近1年のG1戦線で3着を外していない安定感にも期待して…。

ブルームと迷って、ロックエンペラーを押さえました。穴馬扱いになりそうですが、長い間大きく崩れていない成績は魅力的です。前走ジョーハーシュターフでグーフォやジャパンを抑えて勝ち切った力を考えれば、ここで上位争いがあってもおかしくはなさそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、8着、10着、11着でした。本命◎タルナワは、13着でした。

ブリーダーズカップ・マイルに続いて波乱決着（3連単312,890円）。圧倒的1番人気タルナワは13着。タルナワが敗れるとすれば、3歳馬と思ってはいましたが、優勝馬ユビアーはデータ傾向から手が出せず…。最後の直線は、ユビアー一頭だけ脚が違いました。難解なレースだったと思います。