日程 | 日本時間2024年3月31日(日曜)午前1時35分(発走予定) |
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開催 | ドバイ・メイダン競馬場9R |
距離 | ダート2000m |
格付け | G1 |
条件 | 北半球産4歳以上南半球産3歳以上 |
斤量 | 定量 |
ドバイワールドカップ2024
日本時間3月30日~3月31日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場でドバイワールドカップデーが行われます。今年も日本馬の出走が予定されており、G1レース4競走の馬券(ドバイゴールデンシャヒーン、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップ)も発売されます。
ドバイワールドカップ2024には、日本馬ウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ドゥラエレーデの4頭が出走を予定しています。昨年はウシュバテソーロが優勝、2021~2022年にはチュウワウィザードが2~3着に好走しています。近年は、日本馬の活躍が増えてきています。
配当
JRAで馬券が販売された過去7年(過去6回)のドバイワールドカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。好配当の馬連や3連複も続いていますし、波乱含みのレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2023 | 3,440円 | 42,030円 | 266,850円 |
2022 | 1,810円 | 3,660円 | 24,660円 |
2021 | 1,430円 | 4,470円 | 18,770円 |
2020 | 中止 | ||
2019 | 10,850円 | 20,960円 | 129,430円 |
2018 | 1,350円 | 4,340円 | 38,640円 |
2017 | 450円 | 3,430円 | 5,170円 |
では以下、過去10年のドバイワールドカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2012~2014年はオールウェザー戦で行われています。2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止されました。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2023 | 1 | 8 | 14 | 牡6 | ウシュバテソーロ | 4 | 川崎記念(Jpn1) 1着(-0.1) | 2 |
2 | 13 | 1 | セ6 | アルジールス | 3 | アルマクトゥームチャレンジR2(G2) 1着 | ||
3 | 2 | 6 | 牡5 | エンブレムロード | 11 | サウジカップ(G1) 6着 | ||
2022 | 1 | 5 | 3 | 牡5 | カントリーグラマー | 4 | サウジカップ(G1) 2着 | |
2 | 7 | 5 | 牡4 | ホットロッドチャーリー | 2 | アルマクトゥームチャレンジR2(G2) 1着 | ||
3 | 3 | 2 | 牡7 | チュウワウィザード | 3 | 川崎記念(Jpn1) 1着(-0.9) | 1 | |
2021 | 1 | 6 | 10 | 牡4 | ミスティックガイド | 1 | レイザーバックハンデキャップ(G3) 1着 | |
2 | 3 | 3 | 牡6 | チュウワウィザード | 4 | サウジカップ 9着 | ||
3 | 12 | 8 | セ6 | マニークール | 5 | クラス1(AW1900m) 1着 | ||
2020 | 中止 | |||||||
2019 | 1 | 12 | 牡5 | サンダースノー | 1 | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着 | ||
2 | 7 | 牡4 | グロンコウスキー | 8 | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 5着 | |||
3 | 1 | 牡6 | ガンナヴェラ | 7 | ペガサスワールドカップ(G1) 6着 | |||
2018 | 1 | 10 | 牡4 | サンダースノー | 5 | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着 | ||
2 | 9 | 牡4 | ウエストコースト | 1 | ペガサスワールドカップ(G1) 2着 | |||
3 | 5 | 牡6 | ムブタヒージ | 7 | サンタアニタハンデキャップ(G1) 2着 | |||
2017 | 1 | 9 | 牡4 | アロゲート | 1 | ペガサスワールドカップ(G1) 1着 | ||
2 | 5 | 牡4 | ガンランナー | 3 | レイザーバックハンデキャップ(G3) 1着 | |||
3 | 11 | 牡4 | ネオリシック | 12 | ペガサスワールドカップ(G1) 3着 | |||
2016 | 1 | 11 | 牡5 | カリフォルニアクローム | トランスガルフエレクトロメカニカルT 1着 | |||
2 | 4 | 牡4 | ムブタヒージ | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着 | ||||
3 | 10 | 牡5 | ホッパチュニティ | サンアントニオステークス(G2) 1着 | ||||
2015 | 1 | 1 | セ8 | プリンスビショップ | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着 | |||
2 | 9 | 牡4 | カリフォルニアクローム | サンアントニオ招待ステークス(G2) 2着 | ||||
3 | 5 | 牡6 | リー | ドンハンデキャップ(G1) 2着 | ||||
2014 | 1 | 6 | セ7 | アフリカンストーリー | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 8着 | |||
2 | 13 | 牡5 | ムカドラム | チャンピオンステークス(G1) 5着 | ||||
3 | 15 | セ4 | キャットオマウンテン | アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着 |
過去10年のドバイワールドカップ3着以内27頭中9頭を占めます。前走の着順や当日の人気に関係なく好走しています。
過去10年のドバイワールドカップ3着以内27頭中19頭を占めます。前走4着以下の8頭は、前走G1レース(2021年サウジカップ含む)に出走していました。
ダート戦で行われるようになった2015年以降のドバイワールドカップ3着以内24頭中17頭を占めます。前走G1レースやアルマクトゥームチャレンジに出走していたアメリカやUAE調教馬が上位争いする傾向にあります。
過去10年の日本調教馬成績
年度 | 着順 | 性齢 | 馬名 | 前走 |
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2023 | 1 | 牡6 | ウシュバテソーロ | 川崎記念(Jpn1) 1着 |
4 | 牡6 | テーオーケインズ | 川崎記念(Jpn1) 2着 | |
5 | 牡4 | クラウンプライド | サウジカップ(G1) 5着 | |
10 | 牡6 | パンサラッサ | サウジカップ(G1) 1着 | |
11 | 牡4 | ジオグリフ | サウジカップ(G1) 4着 | |
12 | 牡6 | カフェファラオ | サウジカップ(G1) 3着 | |
13 | 牡6 | ヴェラアズール | 有馬記念(G1) 10着 | |
15 | 牡6 | ジュンライトボルト | サウジカップ(G1) 7着 | |
2022 | 3 | 牡7 | チュウワウィザード | 川崎記念(Jpn1) 1着 |
2021 | 2 | 牡6 | チュウワウィザード | サウジカップ 9着 |
2018 | 6 | 牡8 | アウォーディー | フェブラリーステークス(G1) 9着 |
2017 | 5 | 牡7 | アウォーディー | 東京大賞典(G1) 2着 |
8 | 牡4 | ラニ | マクトゥームチャレンジR3(G1) 6着 | |
9 | 牡5 | アポロケンタッキー | 東京大賞典(G1) 1着 | |
14 | 牡4 | ゴールドドリーム | フェブラリーステークス(G1) 1着 | |
2016 | 9 | 牡7 | ホッコータルマエ | 川崎記念(Jpn1) 1着 |
2015 | 5 | 牡6 | ホッコータルマエ | 川崎記念(Jpn1) 1着 |
9 | 牡5 | エピファネイア | 有馬記念(G1) 5着 | |
2014 | 11 | 牡6 | ベルシャザール | フェブラリーステークス(G1) 3着 |
16 | 牡5 | ホッコータルマエ | フェブラリーステークス(G1) 2着 |
2021年以降3年連続で日本馬(ウシュバテソーロ、チュウワウィザード)が好走していますが、この延べ3頭を除くと、日本馬は苦戦傾向にあります。日本のダートG1馬も凡走することが多いため、日本馬には厳しいレースだと思います。
予想
以下、簡単な考察と予想です。11ウシュバテソーロと10セニョールバスカドールの2頭が中心と思いつつ、波乱狙いでスルーしました。前のポジションをとりそうな馬を選びました。
前走サウジカップ5着。前が流れて、最後は後方から追い込んだ馬のワンツーフィニッシュとなりました。中団~好位から早めに動いたデルマソトガケは、強さを見せたレースだったと思います。高いレベルのG1戦線で崩れていない安定感にも期待して、本命評価にしました。
直近2戦のような先行策に期待して選びました。2走前東京大賞典は、逃げてウシュバテソーロと小差の2着。ハマれば上位食い込みがあっても良さそうです。
過去好走例が多い前走マクトゥームチャレンジ出走馬。好位から直線で抜け出して、後続を突き放す快勝でした。この勝ちっぷりなら、ここで上位争いがあっても…。
ウィルソンテソーロ同様、東京大賞典のような先行策に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、6着、8着でした。本命◎デルマソトガケは、6着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 7 | 牡6 | ローレルリバー | 6 | バージナハール(G3) 1着 | |
2 | 5 | 11 | 牡7 | ウシュバテソーロ | 1 | サウジカップ(G1) 2着 | 2 |
3 | 10 | 10 | 牡6 | セニョールバスカドール | 5 | サウジカップ(G1) 1着 | 6 |
前残り予想だったのですが、狙った馬が後ろから進める展開となりました。
伏兵のローレルリバーが逃げ切り勝ち…。実績面では手が出せない馬でした。2〜3着争いにサウジカッフ連対馬という決着でした。この相手に後続の猛追も関係なく楽勝するぐらいなので、ローレルリバーの強さが際立つレースだったと思います。