エリザベス女王杯2022過去データと予想

エリザベス女王杯2022血統データ表

...

fukakukeiba.com

2022.11.13

エリザベス女王杯2022

牝馬限定のG1、エリザベス女王杯2022です。毎年、国内トップクラスの牝馬が集まります。今年もレベルの高いレースを期待できそうです。※昨年に続いて、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場で開催されます。

阪神競馬場の芝2200mコース

配当

過去10年のエリザベス女王杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。高配当は少ないものの、近年は、好配当の馬連や3連複が続いているため、波乱含みのレースといって良いかもしれません。

では過去10年のエリザベス女王杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2020年～2021年は、阪神競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のエリザベス女王杯3着以内30頭中6頭を占めます。近年は好走例が減少傾向にあるものの、以前は秋華賞好走馬がそのままエリザベス女王杯でも好成績を残していました。

過去10年のエリザベス女王杯3着以内30頭中14頭を占めます。前走大きく崩れていた馬はいません。伏兵穴馬の好走も目立ちます。

過去10年のエリザベス女王杯3着以内30頭中24頭を占めます。若い実力馬が結果を残す傾向にありそうです。

過去10年のエリザベス女王杯3着以内では、毎年のように馬券圏内に好走しています。昨年は、ディープインパクト産の好走は無かったものの、キズナ（父ディープインパクト）産駒が1～2着に好走しています。

予想

エリザベス女王杯2022は、例年以上のメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走秋華賞好走馬や前走府中牝馬ステークス好走馬が候補になりそうですが、今年は別ローテの馬も実力馬が揃っているため、取捨選択が難しいレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。混戦過ぎて分からないので、秋華賞馬スタニングローズと好ローテの府中牝馬ステークス出走馬を狙いました。

過去好走例が多い前走秋華賞好走馬。父サンデーサイレンス系（特にディープインパクト産駒）の好走が多いレースと考えると買い難いところですが、前走の勝ちっぷりと3歳馬の勢いに期待して、本命評価にしました。

過去好走例が多い前走府中牝馬ステークス出走馬。好ローテの馬にムーア騎手が乗って伏兵扱いなら…と考えて対抗評価にしました。崩れていない阪神コース実績にも期待して…。

過去好走例が多い前走府中牝馬ステークス出走馬。前走は、ギリギリまで脚を溜めて、内に拘った岩田騎手の好騎乗という印象でした。ルメール騎手への乗り替わりは、評価が難しいところかもしれません。とはいえ、昨年のエリザベス女王杯は5着に好走しています。阪神コース実績がある馬ですし、昨年以上のレースが出来れば、上位争いがあっても良さそうです。

昨年も△評価で狙った馬で、昨年はまさかの優勝（10番人気）でした。前走府中牝馬ステークスが負けすぎているのは気になるところですが、8枠から外をまわって来ただけといっても良いほどの内容だったので、度外視して良いかもしれません。プラス馬体重の前走を一度使って、状態面が良くなっているようであれば…と考えて、紐荒れ期待で押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、10着、14着、17着でした。本命◎スタニングローズは、14着でした。

カスりもせず…。波乱決着（2着同着で3連単206,260円、289,250円）でした。

重馬場の影響か、直線は馬場状態が良い外からの差し馬が突っ込んで来ることになりました。掲示板に入った上位馬は、二桁馬番の馬が占めるレースで、道中インコースを通った馬には厳しいレースだったと思います。

優勝馬ジェラルディーナと2着馬ウインマリリンは、父がロベルト系。同2着馬ライラックは、父オルフェーヴルでした。タフな馬場のレースだったことを伺わせます。例年のエリザベス女王杯とは、全く異なるレースといって良いかもしれません。