ファンタジーステークス2019過去10年のデータと予想

ファンタジーステークス2019

2歳牝馬重賞ファンタジーステークス2019です。2歳G1阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦として行われます。ただ近年は、有力馬がアルテミスステークスをステップレースとして使うことが増えたため、層が薄いメンバー構成になりやすいレースとなっています。

配当

過去10年のファンタジーステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが6回あります。以前は波乱決着が目立つレースでしたが、徐々に順当な決着が多くなってきています。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のファンタジーステークス3着以内30頭中10頭を占めます。昨年と2016年を除く過去8回で馬券圏内に好走しています。

過去10年のファンタジーステークス3着以内30頭中9頭を占めます。2017年を除く過去9回で馬券圏内に好走しています。

過去10年のファンタジーステークス3着以内30頭中23頭を占めます。前走3着以下の7頭は、前走ききょうステークス出走馬か2歳重賞出走馬でした。

予想

力関係が分かりにくい2歳戦。今年のファンタジーステークス2019も取捨の難しいレースになりそうです。近年は大きな波乱が無くなってきていますが、何が来てもおかしくないようなメンバー構成ですし、伏兵穴馬の好走はあるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。人気薄を押さえたものの、全く当たる気がしません。

好走例の多い前走2歳重賞レース組。前走新潟2歳ステークスは、好位から内を突いて4着でした。最後の最後で外差し勢に交わされたものの、直線は見せ場があったように見えました。前走の内容なら、上位争いに加わっても良さそうです。

以前は好ローテだったりんどう賞組。前走、直線では窮屈なシーンがありながら、馬群を割って差し切っていました。強い内容だったと思います。大混戦のメンバーですし、伏兵扱いなら狙っても良いかもしれません。

過去穴馬の好走例が目立つ前走未勝利戦優勝馬。前走は出遅れて離れた後方からの競馬。その後、道中で外からまくって行って、まとめて差し切っていました。下位人気になりそうな馬ですが、前走の豪快なレース運びで勝ち切ったのは魅力。紐荒れ期待なら…。

直近3年連続で好走している前走新馬戦優勝馬。前走は先行から押し切っての完勝でした。その後、2着馬も3着馬も東京芝の未勝利戦を完勝していますし、レースレベルが低いわけでは無さそうです。下位人気扱いなら、紐荒れ期待で押さえておいても…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、7着、9着でした。本命◎クリアサウンドは、3着でした。

波乱もありそう…と思っていましたが、わりと順当な決着でした。ファンタジーステークスは、年々荒れにくくなってきていますね。

押さえていたベッラヴォルタは、前走に続いて出遅れて後方からの競馬。最後は大外一気と思いきや、進路に難があって、ややスムーズさを欠く内容になってしまいました。良い脚で伸びて来ていましたが、仕方ないです。優勝は、前走新馬戦のレシステンシア。今年で前走新馬戦組の好走は、4年連続の連対（そのうち優勝3回）となりました。