福島牝馬ステークス2019過去10年のデータと予想

福島牝馬ステークス2019

牝馬限定の重賞、福島牝馬ステークス2019です。G1ヴィクトリアマイル2019に向けて出走する馬も多い一戦。ただヴィクトリアマイルに直結する傾向は無く、数年に一度ぐらいの周期で福島牝馬ステークス組が穴をあけるに留まっています。

配当

過去10年の福島牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。3連複が好配当となる年も多く、波乱傾向のレースという印象です。例年、抜けて強い馬が出走するレースではないので、今年も十分に波乱の可能性がありそうです。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の福島牝馬ステークスでは、上位人気馬が不振傾向にあります。

• 1番人気（2-2-1-5）複勝率50%
• 2番人気（0-1-1-8）複勝率20%
• 3番人気（2-1-2-5）複勝率50%

一方、7番人気以下の穴馬が3着以内30頭中11頭を占め、毎年のように波乱を演出しています。

過去10年の福島牝馬ステークス3着以内30頭中20頭を占めます。優勝馬では昨年を除く過去9回で1～4枠の馬が優勝しています。

過去10年の福島牝馬ステークス3着以内30頭中20頭を占めます。（前走が出走取消だった2015年1着スイートサルサを含む。）前走の着順に関係なく好走例が目立ちますが、前走大敗していたのは、2009年3着ヤマニンメルベイユのみとなっています。中山牝馬ステークスで一桁着順だった馬が狙い目になりそうです。

予想

少頭数になりそうな福島牝馬ステークス2019。やや寂しいメンバー構成ですが、ほぼ例年並みのレベルでしょうか。抜けた馬は不在なので、殆ど全頭にチャンスがある難解なレースになると思います。

以下、簡単な考察と予想です。

好走例の多い中山牝馬ステークス組の差し馬。データ傾向からは狙い目になるでしょうか。露骨な前残りにならなければ…。

過去、最初の1000mが60秒を超えると前残り傾向、切ると差し追い込み決着という福島牝馬ステークス。今回、カワキタエンカが飛ばして行くようなら、展開が向くかもしれません。直近2戦は、勝ち馬と小差ですし、最後の脚は堅実。前が流れてやり合うようなら…。

前走初音ステークス（1600万）1着。直線でやや強引に外に出しての差し切り勝ちでした。追ってからは良い脚で伸びていたので、差しが決まる展開になれば…という感じでしょうか。ただ戦ってきたメンバーを見る限り、ここでは一枚下かもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着でした。本命◎フローレスマジックは、2着でした。

全的中でした。

晩に録画を見ました。予想に反してドスローになりましたが、差し追い込み決着。過去、スローなら前が残るのですが、今年は上手く差し追い込みが決まりました。

最初の1000mが62.2秒。前が残るかも…と思ったところで、ダノングレースがまくるように上がって行き、一気に展開が変わりました。蛯名騎手の好騎乗だったと思います。