福島牝馬ステークス2021過去データと予想

福島牝馬ステークス2021

牝馬限定の重賞、福島牝馬ステークス2021です。ヴィクトリアマイルの前哨戦として行われますが、本番に直結する傾向はありません。ただ数年に一度ぐらいの周期で福島牝馬ステークス組の穴馬がヴィクトリアマイルで好走しています。※今年は、新潟競馬場で代替開催されます。

配当

過去10年の福島牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。2019年こそ順当な決着になりましたが、過去好配当の馬連や3連複が続く波乱傾向のレースです。

では過去10年の福島牝馬ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の福島牝馬ステークス3着以内30頭中12頭を占めます。二桁人気馬の好走も多く、毎年のように穴馬が好配当を演出しています。

過去10年の福島牝馬ステークス3着以内30頭中18頭（前走出走取消の2015年1着スイートサルサを含む）を占めます。前走の着順に関係なく好走例が目立ちますが、前走大敗していた馬はいません。18頭全てが前走8着以内、もしくは勝ち馬から0.8秒以内の着差でした。

予想

福島牝馬ステークス2021は、例年よりも少し層が薄いメンバーになりました。前走中山牝馬ステークス好走馬は2頭。他に飛び抜けた馬はいないので、かなりの混戦模様という印象を受けます。

以下、簡単な考察と予想です。難解すぎて全く当たる気がしません。

過去好走例が多い前走中山牝馬ステークス出走馬。前走は、他に逃げ馬がいなかったこともあり、かなり展開が向いたと思います。逃げ粘ったのは、軽ハンデの恩恵もあったはずなので、前走の評価は難しいところでしょうか。ただ力のいる馬場は問題無さそうですし、気分良く逃げることが出来れば、粘り込みがあっても良いかもしれません。

力のいる馬場は合うでしょうか。泥が舞う重馬場で行われた前走スピカステークスを後方外からの追い込みで完勝しました。前走ほどタフな馬場になるとは思えませんが、先週の新潟が雨の不良馬場で行われたこともあり、今週も力のいる馬場にはなると思います。馬場と前走勝ち切った勢いに期待して押さえました。

全くのデータ外という馬ですし、長く結果が残せていないので、ここでは厳しいところでしょうか。3歳時の紫苑ステークスが強い内容で、フェアリーポルカやカレンブーケドールを抑えての優勝でした。力はあるはずなので、何かのきっかけで激走があれば…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、9着、10着、13着でした。本命◎ロザムールは、13着でした。

全くかすりもせず…。波乱決着（3連単237,210円）でした。

逃げたディアンドルが粘る中、好位から直線外に出して伸びてきたサンクテュエール、さらに後ろから1番人気ドナアトラエンテが突っ込んでくる決着でした。本命ロザムールは、前走のような楽逃げが出来ず2番手からのレースで崩れてしまった印象で、今後も楽に逃げることができないと、このクラスでは厳しいかもしれません。