福島記念2018過去10年のデータと予想

福島記念2018

ハンデ重賞、福島記念2018です。秋のG1レース前哨戦や出世レースというわけではないので、地味な印象のレース。例年、ローカル重賞で活躍する骨っぽい馬が出走しています。

過去10年の福島記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。近年は波乱決着が少なくなりましたが、荒れる時はガッツリ荒れる傾向にあります。周期的には、そろそろ波乱があっても良さそうです。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は、新潟で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の福島記念3着以内30頭中15頭を占めます。2011年と2013年を除く過去8回で1～3枠の馬が優勝しています。1～3枠の馬が3着以内に1頭も来なかったのは、新潟開催だった2011年のみです。

過去10年の福島記念3着以内30頭中7頭を占めます。そのうち5頭が人気（1～3番人気）を集めていました。

過去10年の福島記念3着以内30頭中19頭を占めます。

過去10年の福島記念3着以内30頭中3頭のみです。3頭ともに軽ハンデの3歳牝馬でした。

過去10年の福島記念3着以内30頭中5頭を占めます。5頭ともに富士ステークス大敗からの巻き返しでした。

予想

抜けた馬が不在という印象の福島記念2018。データ傾向から絞れる要素も少ないので、かなり難解なレースだと思います。殆ど全頭に上位争いのチャンスがありそうですし、予想すらままならないですね。

以下、簡単な考察と予想です。沢山買ったところで全く当たる気がしないので、内枠の2頭と追い込み馬1頭の少頭数に絞って…。

インコースの好位～中団で進めることが出来そうな一頭。データ傾向からは狙い目になるでしょうか。前走オールカマーは4着（3着とクビ差）に敗れたものの、1着レイデオロ＆2着アルアイン＆3着ダンビュライトというメンバーを考えれば、かなり善戦したと思います。このメンバーなら勝ち負けを期待したいです。

今回は、逃げ馬＆先行馬が揃ったため、その後ろで脚を溜める競馬が出来そうなレトロロックを狙いました。同コースで行われた3走前の福島民報杯は、大外枠＆後方からの競馬で敗れています。インコースの後ろ過ぎない位置で進めることが出来れば…。

サマー2000シリーズチャンピオン。同コースの七夕賞を優勝しています。七夕賞は単勝100.8倍（11番人気）の大穴だったため評価が難しいところですが…。ただ後ろから進めて4角手前から動き出すというのは、今回、前が流れるようであればハマりそうな感じはしますね。人気もしないので、紐荒れ期待で。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、11着、12着でした。本命◎エアアンセムは、3着でした。

波乱を想定して穴馬を狙いましたが、人気3頭の決着…カスリもせずでした。勝ち時計1:58.3は、2分フラット前後の決着だった直近3年と比べると、とても速く、今年は時計が出る馬場なのかもしれません。

先行争い激化と思いきや、マルターズアポジーがハナを主張して、すぐに隊列が決まりました。特に前がやり合うこともなく、直線に入ったところで先団グループにいた人気馬の前残り決着。例年追い込み馬が2～3着に突っ込んで来るのですが…。