阪急杯2022過去データと予想

阪急杯2022

高松宮記念に向けた一戦、阪急杯2022です。ステップレースとしての相性が良く、高松宮記念好走馬を数多く輩出しています。大舞台に向けて重要なレースといえそうです。

阪神競馬場の芝1400mコース

配当

過去10年の阪急杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。2017年の248万馬券は異例だと思いますが、それでも毎年のように馬連や3連複の好配当が出ているので、波乱含みのレースと考えて良いかもしれません。

では過去10年の阪急杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の阪急杯3着以内30頭中16頭を占めます。例年1頭以上が馬券圏内に好走しています。一方、外枠（7～8枠）の好走も多く、30頭中9頭を占めています。真ん中よりも内枠や外枠が狙い目といえるかもしれません。

過去10年の阪急杯3着以内30頭中9頭を占めます。阪神カップの着順に関係なく、好走が目立ちます。

過去10年の阪急杯3着以内30頭中25頭を占めます。前走阪神カップ出走馬のほか、マイル重賞（京都金杯、東京新聞杯、マイルチャンピオンシップなど）に出走していた馬の好走が目立ちます。

予想

阪急杯2022は、例年よりも少し層が薄いメンバー構成になるでしょうか。データ傾向からは、阪神カップ好走馬タイセイビジョンや前走重賞好走馬が馬券候補になりそうですが、何が来てもおかしくないほど難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。好走例が多い2～3枠と外枠から選びましたが、波乱傾向のレース故に、当たる気がしません。

過去好走例が多い内枠。逃げ先行馬不在（少ない）というメンバーなら、先行～好位あたりで進めることになるでしょうか。近走の安定感と位置取りに期待して本命評価にしました。

過去好走例が多い7～8枠。先行出来る脚質にも期待して対抗評価にしました。長期休養明けで評価を下げましたが、前が残るレースになれば見せ場があっても…。

過去好走例が多い内枠。グルーヴィット同様、内枠かつ先行～好位あたりで進める展開に期待して押さえました。2走前スワンステークス（阪神開催）ぐらい走れば、チャンスはありそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、7着、12着でした。本命◎グルーヴィットは、7着でした。

カスリもせず…。トゥラヴェスーラは気になっていた馬ですが、サンライズオネストは完全に盲点でした。

道中で内目を進めた馬の勝ち負けとなりました。先行策を期待して狙った馬は、外から先行勢が来たこともあり、中団〜後ろで進める展開でした。本命グルーヴィットは、切れる脚があるわけではないので、仕方ない敗戦だったと思います。

後方勢が伸びを欠く中、2着に好走したトゥラヴェスーラは強さを感じるレースでした。次走以降も期待出来そうな内容だったと思います。