香港カップ2017過去10年のデータと予想

香港カップ2017

香港競馬の祭典。同日に4レースのG1「香港ヴァーズ2017」「香港スプリント2017」「香港マイル2017」「香港カップ2017」が行われます。日本と時差が殆ど無く、JRA開催時刻と同じ時間帯に楽しめます。

香港カップ2017には、日本からネオリアリズム、ステファノス、スマートレイアーの3頭が出走を予定しています。ともに香港G1での好走歴がある実力馬で、一番、日本馬の活躍が期待できそうなレースになりそうです。

JRAで馬券が販売された昨年の香港カップの配当を見ると、硬い決着となっています。JRAで販売されていない2015年以前は、大波乱は無いものの、紐に穴馬の好走がたびたび見られます。中穴評価の馬には、注意したい傾向だと思います。

では以下、過去10年の香港カップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。馬券を購入する場合は、後日、簡単な馬券予想を追記します。その他、変更点などがあれば、随時追記していきます。

過去10年の1～3着馬の前走データ

馬名背景色は、調教国を表します。薄ピンクは香港、黄色はオーストラリア、濃い青はフランス、オレンジ色はドイツ、赤色はイギリス、薄い灰色は南アフリカ、灰色はUAEです。

前走香港芝

過去10年の香港マイル3着以内30頭中12頭を占めます。特に近年は、前哨戦のジョッキークラブカップを叩いた香港調教馬の好走が多いです。

日本調教馬の成績（過去10年）

直近2年連続で日本調教馬が優勝。日本馬がわりと相性の良いレースかもしれません。

過去10年の3着以内に来た日本馬は全て前走天皇賞秋に出走していました。今年の出走馬では、ネオリアリズムとステファノスがともに前走天皇賞秋2017に出走。2頭ともシャティン芝2000mでのG1好走歴があり、データ傾向からは注目の2頭になりそうです。

馬券予想

以下、簡単な考察と予想です。数字は、ゲート番号ではなく、馬番を表記しています。ワーザーから日本馬3頭に流しました。

前走は相性の良い前哨戦ジョッキークラブカップ2017 1着。コース実積＆G1実積ともに、勝ち負け必死という成績を残しています。深く考えず、本命で。

今年のクイーンエリザベス2世カップ2017では、ワーザーの猛追を凌いで優勝。ドスローの中、鞍上のモレイラ騎手が3コーナーの手前で早めに出して、そのまま逃げきる競馬でした。再び、ワーザー相手に同じ競馬が出来るのだろうか…と考えると、評価的にはワーザーが上になりました。

流石に勝ち負けとなると、やや厳しそうです。ただ2頭とも上位争いが十分ありえそうな実力馬。応援も込めて、押さえます。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、4着、5着でした。本命◎ワーザーは2着でした。

下馬評通りというか、日本馬が一番好走したレースになりました。

前哨戦ジョッキークラブカップで差のない競馬をしていたとはいえ、タイムワープは粘り強かったですね。ワーザー確勝かな…なんて思っていましたが。

しかし海外競馬は、難しすぎます。当たる気がしないです。(´･ω･`；）ただ香港国際競走4レースに関しては、抜けた実力馬＆香港の前哨戦組だけで良いのかもしれませんね。