香港マイル2016過去10年のデータと予想

今週末は、香港競馬の祭典があります。同日に、4つのG1「香港ヴァーズ2016（Hong Kong Vase）」「香港スプリント2016（Hong Kong Sprint）」「香港マイル2016（Hong Kong Mile）」「香港カップ2016（Hong Kong Cup）」が行われます。日本と時差が殆ど無いので、日本競馬と同じ時間帯に楽しめる海外競馬となっています。

香港マイル2016には、日本からマイルチャンピオンシップ2016 3着馬ネオリアリズム、安田記念2016優勝馬ロゴタイプ、スワンステークス2016優勝馬サトノアラジンが出走を予定しています。3頭ともマイルG1での好走歴がある馬なので、楽しみな一戦になりそうです。

なお、過去の海外競馬の馬券と同様、馬券の購入は、インターネット投票（A-PAT、即PAT）のみとなっているので、ご注意ください。

では以下、過去10年の香港マイルで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の香港マイル3着以内30頭中21頭に及びます。特に近年は、前走で前哨戦のジョッキークラブマイルを叩いた香港調教馬の好走が多いです。

日本調教馬の成績（過去10年）

日本調教馬は、過去10年では昨年1着のモーリスや2014年3着グランプリボスがいますが、かなり苦戦傾向という印象です。

過去、モーリスの他にもハットトリック（2005年）、エイシンプレストン（2001年）が優勝していますが、ともに前走マイルチャンピオンシップで連対していました。

馬券予想

以下、簡単な考察と予想です。引き続き馬券予想もアッサリした内容になります。

過去データの傾向から、香港調教馬に候補を絞りました。

前走は前哨戦のジョッキークラブスプリント2016 4着馬。前走は約1年ぶりのレースとなったスプリント戦を4着に好走しました。叩き2戦目の今回は期待したいですね。

数々のマイルG1を勝っている馬なので、実績ではメンバー中1番ではないでしょうか。

前走は、鉄板ローテに近い前哨戦のジョッキークラブマイル2016優勝馬。G1ではワンパンチ足りない印象の戦績ですが、好ローテの前走を勝ち上がった勢いに期待したいです。

今年の香港クラシックマイル2016の優勝馬。前走はジョッキークラブマイル2016 3着に好走しています。ローテ＆実績ともに押さえておきたい1頭です。

聞いたことがある名前だと思えば、今年の安田記念2016に出走していました。

マイルG1では少し足りない印象の馬ですが、重賞で大きく崩れていないのは魅力ですね。安田記念2016以降に大敗したレースは斤量60kgのレースでした。斤量を苦にするタイプだとすれば、今回は巻き返しも十分ありえそうですが…。

結果

馬券的には、1着、4着、6着、7着でした。

本命◎エイブルフレンドは6着でした。

パートン騎手が香港スプリントに続き優勝となりました。

日本馬はロゴタイプとサトノアラジン、ネオリアリズムは馬券圏外に終わりました。やはりマイル戦線も香港勢が優勢で間違いないですね。

ジョッキークラブマイル2016を叩いた馬が上位を独占。ビューティーオンリーが勝ったものの、馬券的にはカスリもせず。ただ上位陣は混戦だったので、もう一度走れば着順が変わりそうな印象でした。