日程 | 日本時間2023年12月10日(日曜)15時10分(発走予定) |
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開催 | 香港・シャティン競馬場4R |
距離 | 芝2400m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-1.5kg |
香港ヴァーズ2023
香港競馬の祭典「香港国際競走」。同日に4レースのG1(香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップ)が行われます。時差が殆ど無いため、JRA開催時刻と同じ時間帯に楽しむことが出来ます。
香港ヴァーズ2023には、日本からジェラルディーナ、シャフリヤール、ゼッフィーロ、レーベンスティールの4頭が出走を予定しています。日本馬の活躍が目立つレースですし、4頭ともにチャンスがありそうです。
配当
JRAで馬券が発売された過去6回の香港ヴァーズの配当を見ると、順当な決着が続いています。JRAで馬券が発売されていない2020年と2015年以前も人気馬が結果を残しています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2022 | 2,210円 | 1,930円 | 12,130円 |
2021 | 280円 | 590円 | 1,530円 |
2020 | 発売なし | ||
2019 | 610円 | 710円 | 3,130円 |
2018 | 1,390円 | 1,950円 | 15,490円 |
2017 | 720円 | 1,170円 | 7,790円 |
2016 | 980円 | 1,970円 | 5,940円 |
では以下、過去10年の香港ヴァーズで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2022良 | 1 | 3 | 9 | 牝5 | ウインマリリン | 2 | エリザベス女王杯(G1) 2着(0.3) | 5 |
2 | 5 | 5 | セ4 | ボタニク | 4 | ドラール賞(G2) 10着 | ||
3 | 4 | 3 | 牡7 | グローリーヴェイズ | 1 | 札幌記念(G2) 6着(0.6) | 4 | |
2021良 | 1 | 7 | 2 | 牡6 | グローリーヴェイズ | 1 | オールカマー(G2) 3着(0.3) | 3 |
2 | 3 | 1 | 牡4 | パイルドライヴァー | 2 | チャーチルステークス(LR) 1着 | ||
3 | 5 | 8 | 牝4 | エベイラ | 5 | ジャンロマネ賞(G1) 6着 | ||
2020良 | 1 | 4 | 7 | 牡3 | モーグル | ブリーダーズカップターフ(G1) 5着 | ||
2 | 5 | 1 | セ6 | エグザルタント | ジョッキークラブカップ(G2) 2着 | |||
3 | 1 | 4 | セ5 | コロンバスカウンティ | ジョッキークラブカップ(G2) 3着 | |||
2019良 | 1 | 7 | 2 | 牡4 | グローリーヴェイズ | 3 | 京都大賞典(G2) 6着(0.8) | 1 |
2 | 1 | 11 | 牝4 | ラッキーライラック | 2 | エリザベス女王杯(G1) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 14 | 1 | セ5 | エグザルタント | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) 1着 | ||
2018良 | 1 | 10 | 4 | セ4 | エグザルタント | 6 | ジョッキークラブカップ(G2) 2着 | |
2 | 12 | 10 | 牝4 | リスグラシュー | 2 | エリザベス女王杯(G1) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 8 | 12 | 牝4 | エジーラ | 10 | ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1) 6着 | ||
2017良 | 1 | 8 | 1 | 牡5 | ハイランドリール | 1 | ブリーダーズカップターフ(G1) 3着 | |
2 | 1 | 2 | 牡4 | タリスマニック | 3 | ブリーダーズカップターフ(G1) 1着 | ||
3 | 7 | 8 | 牡5 | トーセンバジル | 4 | 京都大賞典(G2) 2着(0.1) | 6 | |
2016良 | 1 | 9 | 4 | 牡4 | サトノクラウン | 4 | 天皇賞秋(G1) 14着(1.5) | 8 |
2 | 10 | 1 | 牡4 | ハイランドリール | 1 | ブリーダーズカップターフ(G1) 1着 | ||
3 | 4 | 7 | 牡4 | ワンフットインヘヴン | 3 | コンセイユドパリ賞(G2) 1着 | ||
2015良 | 1 | 9 | 11 | 牡3 | ハイランドリール | コックスプレート(G1) 3着 | ||
2 | 8 | 1 | 牡5 | フリントシャー | 凱旋門賞(G1) 2着 | |||
3 | 6 | 13 | 牡3 | ダリヤン | ギョームドルナーノ賞(G2) 2着 | |||
2014良 | 1 | 4 | 1 | 牡4 | フリントシャー | ブリーダーズカップターフ(G1) 2着 | ||
2 | 3 | 8 | セ6 | ウィリーカザールズ | ジョッキークラブカップ(G2) 7着 | |||
3 | 11 | 10 | セ5 | カーヤ | シュヴァリエカップ 2着 | |||
2013良 | 1 | 12 | 3 | 牡5 | ドミナント | ジョッキークラブカップ(G2) 8着 | ||
2 | 3 | 11 | 牝4 | ザフューグ | ブリーダーズカップターフ(G1) 2着 | |||
3 | 11 | 2 | 牡7 | ドゥーナデン | ジャパンカップ(G1) 5着(0.2) | 13 |
過去10年の香港カップ3着以内30頭中6頭を占めます。好走例は多くありませんが、前哨戦のジョッキークラブカップを叩いた香港調教馬が穴をあける傾向にあります。
過去10年の香港ヴァーズ3着以内30頭中15頭を占めます。前走ブリーダーズカップのほか、日本のG1レースやフランスのG1レース出走馬の好走が目立ちます。
日本調教馬の成績(過去10年)
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 前走 |
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2022 | 1 | 3 | 9 | 牝5 | ウインマリリン | エリザベス女王杯(G1) 2着(0.3) |
3 | 4 | 3 | 牡7 | グローリーヴェイズ | 札幌記念(G2) 6着(0.6) | |
2021 | 1 | 7 | 2 | 牡6 | グローリーヴェイズ | オールカマー(G2) 3着 |
5 | 4 | 4 | 牡6 | ステイフーリッシュ | 福島記念(G3) 4着 | |
2019 | 1 | 7 | 2 | 牡4 | グローリーヴェイズ | 京都大賞典(G2) 6着 |
2 | 1 | 11 | 牝4 | ラッキーライラック | エリザベス女王杯(G1) 1着 | |
4 | 2 | 10 | 牝5 | ディアドラ | チャンピオンステークス(G1) 3着 | |
2018 | 2 | 12 | 10 | 牝4 | リスグラシュー | エリザベス女王杯(G1) 1着 |
10 | 1 | 11 | 牝5 | クロコスミア | エリザベス女王杯(G1) 2着 | |
2017 | 3 | 7 | 8 | 牡5 | トーセンバジル | 京都大賞典(G2) 2着 |
9 | 3 | 12 | 牡3 | キセキ | 菊花賞(G1) 1着 | |
2016 | 1 | 9 | 4 | 牡4 | サトノクラウン | 天皇賞秋(G1) 14着 |
2014 | 5 | 6 | 3 | セ6 | カレンミロティック | 宝塚記念(G1) 2着 |
2013 | 7 | 9 | 9 | 牡6 | アスカクリチャン | アルゼンチン共和国杯(G2) 1着 |
日本のG1レース好走実績のある馬を中心に、活躍が目立ちます。日本馬の相性が良いレースといえそうです。
予想
以下、簡単な考察と予想です。順当なら9ウォームハートも買い目に入れるべきだと思いますが、好配当狙いでスルーしました。
前走セントライト記念は、ソールオリエンスを抑えての完勝でした。3歳の日本馬の出走自体が珍しいので、取捨選択が難しいところですが、斤量面(55kg)にも期待して本命評価にしました。
前走エリザベス女王杯5着。出遅れて後方から進めることになりました。すぐにリカバリーしたものの、外々を追走することになり、ロスの大きいレースになってしまいました。それでも小差5着なら、負けて強しといって良いと思います。巻き返しに期待して対抗評価にしました。
前走アルゼンチン共和国杯を完勝。無駄のないレース運びで、モレイラ騎手の好騎乗も際立つレースだったと思います。ただ前走と比べると、相手関係は一気に強くなるので、一応の押さえ評価にしました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、8着でした。本命◎レーベンスティールは、8着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | 1 | セ4 | ジュンコ | 5 | バイエルン大賞(G1) 1着 | |
2 | 2 | 3 | 牡4 | ゼッフィーロ | 3 | アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 1 | 9 | 牝3 | ウォームハート | 2 | ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(G1) 2着 | 2 |
カスリもせず…。優勝は伏兵はジュンコ。過去の上位馬を見る限りに、買い難い馬だったかもしれません。直線外から良い脚を使っていました。2着には押さえゼッフィーロ、3着には人気のウォームハートでした。本命レーベンスティールや対抗ジェラルディーナは、道中良い位置にいたと思ったのですが、直線早々に厳しそうでした。