JBCスプリント2021過去データと予想

JBCスプリント2021

各地の地方競馬場の持ち回り開催で行われる交流重賞、JBCスプリント2021です。2011年に新設されました。同日にJBCクラシックとJBCレディスクラシック、昨年からJBC2歳優駿も行われ、国内ダート馬の祭典となっています。開催地によって施行距離が異なりますが、今年は金沢競馬場の1400mコースで開催されます。スプリントとはいっても1400m戦なので、距離適性が問われるレースになるかもしれません。

金沢競馬場のダート1400mコース

配当

過去10年のJBCスプリントの配当を見ると、昨年と2014年で大きく荒れているものの、3連単1万円を切る順当な決着が続いています。ただ近年は穴馬の好走も多いので、やや波乱含みといって良いかもしれません。

では過去10年のJBCスプリントで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のJBCスプリント3着以内30頭中27頭を占めます。人気馬が結果を残す傾向にありますが、例年4～6番人気前後の穴馬が馬券圏内に好走しています。

過去10年のJBCスプリント3着以内30頭中21頭を占めます。2013年を除く9回で、毎年2～3頭が馬券圏内に好走しています。東京盃で馬券圏外だった馬や穴馬の好走も目立ちます。

過去10年のJBCスプリント3着以内30頭中8頭を占めます。マイルチャンピオンシップ南部杯好走馬の活躍が目立ちます。

予想

JBCスプリント2021は、例年並みのメンバーが揃いました。傾向からは、前走東京盃出走馬が上位争いの中心になるでしょうか。ただ今年は1400m戦ということもあり、マイル前後の実力馬にもチャンスがあるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。前残りになると真逆に近い決着がありえそうですが、外の差し追い込み馬を中心に選びました。

1400m戦で行われた年のJBCスプリント（浦和、川崎、金沢開催）で好走が目立つ前走1600m戦出走馬。後ろで脚を溜めるタイプなので、前が止まらない決着になると、厳しいレースになるかもしれません。

過去好走例が多い前走東京盃出走馬。実績だけ見れば、勝ち負け候補になるでしょうか。あとはサンライズノヴァ同様、後ろから進めることになると思うので、前が崩れる展開になれば…。

過去好走例が多い前走東京盃出走馬。G1（Jpn1）では少し足りない印象があるものの、前走好メンバーを抑えて勝ち切っていますし、1400m戦なら前走以上の内容と結果があっても良いかもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着でした。本命◎サンライズノヴァは、2着でした。

JBCレディスクラシックに続いて的中（トリガミ）でした。

最後は、追い込み勢が突っ込んでくる決着で、差し馬を狙った予想がハマりました。本命サンライズノヴァは、出負けして最後方からの競馬。その後は距離ロスなく前との差を詰めて、出遅れを感じさせないほどの好騎乗で2着に好走となりました。吉原ジョッキーの上手さが目立つ2着だったと思います。