| 日程 | 2022年11月3日（木曜） |
|---|---|
| 開催 | 盛岡競馬場11R |
| 距離 | ダート1200m |
| 格付け | Jpn1 |
| 条件 | 3歳以上 |
| 斤量 | 定量3歳56kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg |
| 出走数 | 14頭 |
| 天気 | 曇一時雨（ヤフー天気） |
JBCスプリント2022
各地の地方競馬場の持ち回り開催で行われる交流重賞、JBCスプリント2022です。同日にJBCクラシックとJBCレディスクラシック、2020年からJBC2歳優駿も行われ、国内ダート馬の祭典と位置付けられています。昨年は、JBC4レース全的中しましたが、今年はどうなるでしょうか。※開催地によって施行距離が異なりますが、今年は盛岡競馬場の1200mコースで開催されます。
盛岡競馬場のダート1200mコース
配当
過去10年のJBCスプリントの配当を見ると、2020年と2014年で大きく荒れているものの、3連単数千円～1万円超の順当な決着が続いています。ただ近年は穴馬の好走も多いため、やや波乱含みのレースといって良いかもしれません。
| 年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 930円 | 3,510円 | 12,490円 |
| 2020 | 12,510円 | 19,160円 | 180,770円 |
| 2019 | 1,010円 | 570円 | 5,080円 |
| 2018 | 1,260円 | 3,520円 | 23,510円 |
| 2017 | 990円 | 1,370円 | 7,430円 |
| 2016 | 480円 | 1,050円 | 5,010円 |
| 2015 | 660円 | 560円 | 6,920円 |
| 2014 | 7,190円 | 15,000円 | 103,000円 |
| 2013 | 1,600円 | 2,050円 | 9,480円 |
| 2012 | 260円 | 870円 | 4,900円 |
では過去10年のJBCスプリントで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021良金沢 | 1 | 12 | 牡5 | レッドルゼル | 1 | 東京盃(Jpn2) 3着(0.1) | 2 |
| 2 | 5 | 牡6 | サンライズノヴァ | 5 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 7着(0.8) | 4 | |
| 3 | 7 | 牝6 | モズスーパーフレア | 4 | スプリンターズステークス(G1) 5着(0.7) | 5 | |
| 2020稍重大井 | 1 | 6 | 牡6 | サブノジュニア | 8 | 東京盃(Jpn2) 5着(0.4) | 4 |
| 2 | 10 | 牡6 | マテラスカイ | 7 | 東京盃(Jpn2) 11着(1.3) | 2 | |
| 3 | 14 | 牡8 | ブルドッグボス | 3 | 東京盃(Jpn2) 2着(0.0) | 7 | |
| 2019重浦和 | 1 | 5 | 牡7 | ブルドッグボス | 6 | 東京盃(Jpn2) 2着(0.8) | 7 |
| 2 | 10 | セ4 | コパノキッキング | 2 | 東京盃(Jpn2) 1着(-0.8) | 1 | |
| 3 | 7 | 牡6 | トロヴァオ | 11 | マイルグランプリ(大井ダ1600m) 5着(1.1) | 4 | |
| 2018良京都 | 1 | 6 | 牡8 | グレイスフルリープ | 4 | 東京盃(Jpn2) 3着(0.2) | 4 |
| 2 | 5 | 牡4 | マテラスカイ | 1 | 東京盃(Jpn2) 4着(0.4) | 1 | |
| 3 | 4 | 牡8 | キタサンミカヅキ | 5 | 東京盃(Jpn2) 1着(-0.2) | 2 | |
| 2017重大井 | 1 | 1 | 牡6 | ニシケンモノノフ | 2 | 東京盃(Jpn2) 3着(0.2) | 1 |
| 2 | 10 | 牡7 | コパノリッキー | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 1着(-0.6) | 1 | |
| 3 | 11 | 牡5 | ブルドッグボス | 3 | 東京盃(Jpn2) 2着(0.1) | 3 | |
| 2016重川崎 | 1 | 1 | 牡6 | ダノンレジェンド | 3 | 東京盃(Jpn2) 5着(0.8) | 1 |
| 2 | 2 | 牡6 | ベストウォーリア | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 2着(0.8) | 2 | |
| 3 | 12 | 牝5 | コーリンベリー | 4 | 東京盃(Jpn2) 2着(0.4) | 3 | |
| 2015不良大井 | 1 | 2 | 牝4 | コーリンベリー | 3 | 東京盃(Jpn2) 3着(0.7) | 2 |
| 2 | 6 | 牡5 | ダノンレジェンド | 1 | 東京盃(Jpn2) 1着(-0.3) | 1 | |
| 3 | 10 | 牡5 | ベストウォーリア | 2 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 1着(-0.3) | 1 | |
| 2014重盛岡 | 1 | 12 | 牡7 | ドリームバレンチノ | 2 | 東京盃(Jpn2) 2着(0.1) | 2 |
| 2 | 3 | 牡6 | サトノタイガー | 6 | 東京盃(Jpn2) 6着(0.9) | 5 | |
| 3 | 6 | 牡7 | タイセイレジェンド | 5 | 東京盃(Jpn2) 8着(1.7) | 3 | |
| 2013不良金沢 | 1 | 12 | 牡8 | エスポワールシチー | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 1着(-0.2) | 2 |
| 2 | 7 | 牡6 | ドリームバレンチノ | 5 | スプリンターズステークス(G1) 6着(0.3) | 5 | |
| 3 | 6 | 牡7 | セイクリムズン | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 3着(0.7) | 5 | |
| 2012良川崎 | 1 | 4 | 牡5 | タイセイレジェンド | 2 | 東京盃(Jpn2) 2着(0.3) | 2 |
| 2 | 3 | 牡6 | セイクリムズン | 1 | 東京盃(Jpn2) 3着(0.3) | 1 | |
| 3 | 6 | 牡6 | スーニ | 4 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 5着(2.7) | 4 |
過去10年のJBCスプリント3着以内30頭中27頭を占めます。人気馬が結果を残す傾向にありますが、例年4～6番人気前後の穴馬が馬券圏内に好走しています。
過去10年のJBCスプリント3着以内30頭中20頭を占めます。2013年を除く9回で馬券圏内に好走しています。東京盃で馬券圏外だった馬や穴馬の好走も目立ちます。
過去10年のJBCスプリント3着以内30頭中9頭を占めます。マイルチャンピオンシップ南部杯好走馬の活躍が目立ちます。
予想
以下、簡単な考察と予想です。かなりの混戦だと思います。クラスターカップやマイルチャンピオンシップ南部杯好走馬も気になりますが、東京盃上位馬を中心に選びました。
過去好走例が多い前走東京盃出走馬。斤量58kg背負って、昨年以上のパフォーマンスを見せての優勝でした。順当なら勝ち負け候補だと思います。後ろから進めるタイプなので、あとは極端な前残りにならなければ…。
過去好走例が多い前走東京盃出走馬。1400m戦がベストの馬だと思いますが、レッドルゼル相手の前走2着は、強さを見せたといって良いと思います。最後はレッドルゼルの末脚に負けたという印象でしたが、直線が短い盛岡コースなら、好位で進めることが出来そうな脚質は活きるかもしれません。
盛岡1200m戦全勝（圧勝）。コパノフィーリングやダンシングプリンス次第だと思いますが、近走のパフォーマンスを考えると、今回も前に行くのではないでしょうか。直近2戦の時計だけ見れば、一発あっても良さそうです。
過去好走例が多い前走東京盃出走馬。好ローテに期待して押さえました。前走は、直線で出しどころが無く、やや不完全燃焼の印象を受けました。スムーズならもう少し上の着順もあったかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、4着、7着、9着、10着でした。本命◎レッドルゼルは、4着でした。
| 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | 牡6 | ダンシングプリンス | 3 | クラスターカップ(Jpn3) 4着(1.2) | 1 |
| 2 | 12 | 牡7 | リュウノユキナ | 5 | クラスターカップ(Jpn3) 2着(0.2) | 2 |
| 3 | 8 | セ6 | ヘリオス | 4 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 2着(0.0) | 6 |
カスリもせず…。極端な前残りでした。前に行った3頭がそのまま残ったので、予想の前走東京盃出走の差し追い込み馬には、全くチャンスがないレースだったと思います。この馬場と展開を後方から4着まで突っ込んできた本命レッドルゼルは、負けて強しだと思います。
押さえていた穴馬キラットダイヤ。交流重賞実績のある馬のテンの速さ、流れの速さは厳しそうでした。仕方ない敗戦だったと思います。