小倉大賞典2021過去データと予想

小倉大賞典2021

ハンデ重賞、小倉大賞典2021です。抜けた実力馬の出走が少ないものの、骨っぽいオープン馬が集まるレース。混戦メンバーかつハンデ戦ということもあり、例年、難解なレースが繰り広げられます。

配当

過去10年の小倉大賞典の配当を見ると、3連単10万馬券超えが6回あります。馬連、3連複も毎年のように高配当が出ており、波乱のレースと言っても良さそうです。

では過去10年の小倉大賞典で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中6頭を占めます。長く関東馬の出走も好走が無いレースでしたが、近年（2015年以降）、好走例が増加傾向にあります。特に穴馬の好走が目立ちます。

過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中11頭を占めます。穴馬の好走も多く、あまり年齢を意識しないで予想しても良いレースかもしれません。

過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中23頭を占めます。前走の着順や人気に関係なく、例年上位争いの中心となっています。特に京都金杯、中山金杯、日経新春杯、チャレンジカップ組など、昨年12月～今年の1月の重賞レースで馬券圏外だった馬の好走が目立ちます。

予想

小倉大賞典2021は、例年通り大混戦のメンバー構成になるでしょうか。抜けた馬が不在のハンデ戦。過去の波乱傾向を考えると、今年も難解で当たらないレースになると思います。

以下、簡単な考察と予想です。好位～中団ぐらいから進めそうな馬を中心に狙いましたが、流石に全く当たる気がしません。

外差しが伸びる土曜の馬場状態を考慮して本命評価にしました。3走前小倉日経オープンでは、サラキアの2着。コース実績と前走からの勢いに期待して…。

過去好走例が多い1～2枠から選びました。福島巧者という成績を残していますが、他の競馬場が全くダメとも思えず、対抗評価にしました。程良い斤量ですし、差しも伸びる馬場なら一発あっても良いかもしれません。

直近4年連続で馬券圏内に好走している7枠。好位～中団ぐらいからの差しに期待して押さえました。前々走中日新聞杯4着。小差の1～3着馬（ボッケリーニ、シゲルピンクダイヤ、ヴェロックス）を考えれば、ここで上位争いに加わる力はありそうです。ボッケリーニとの斤量差も面白そうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、9着、15着でした。本命◎ボッケリーニは、2着でした。

やはりというか…、傾向通りの波乱決着（3連単231,750円）でした。

馬場の真ん中を差した本命ボッケリーニと先行した2頭の後ろで進めたテリトーリアルの叩き合いでした。テリトーリアルは、近走の重賞で相手なりに走ってはいるものの、昨年6着の成績まで考えてしまうと、手が出しにくい馬でした。しかも勝ち切ってしまうとは、難しすぎます。

3着も下位人気の大外牝馬ディアンドル。先行して上手く残したという3着でした。とにかく難解なレースだったと思います。