| 日程 | 2016年8月28日（日曜日） |
|---|---|
| 開催 | 新潟競馬場 11R |
| 距離 | 芝1600m |
| 格付け | GⅢ |
| 条件 | サラ系2歳 |
| 斤量 | 馬齢(54kg) |
| 出走数 | 15頭 |
| 天気 | 曇り参考 新潟競馬場 – ヤフー天気 |
2歳マイル重賞「新潟2歳ステークス2016」です。出世レースという印象はありませんが、後に3歳クラシックで活躍した馬のほか、ジャスタウェイ（2011年2着）やハープスター（2013年1着）、イスラボニータ（2013年2着）など、G1勝ちをした馬もいます。
過去10年の3連単の配当を見ると、10万馬券超えは6回に及びます。人気薄の馬が度々馬券に絡む難解な一戦といえそうです。
- 2015年 261,060円
- 2014年 16,440円
- 2013年 31,910円
- 2012年 471,970円
- 2011年 57,810円
- 2010年 867,410円
- 2009年 110,120円
- 2008年 173,450円
- 2007年 1,423,010円
- 2006年 68,190円
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015稍重 | 1 | 2 | ロードクエスト | 1 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.3) |
| 2 | 13 | ウインファビラス（牝） | 12 | 未勝利(福島芝1800m) 1着(-0.0) | |
| 3 | 7 | マコトルーメン | 8 | 函館2歳S(G3) 5着(0.8) | |
| 2014良 | 1 | 4 | ミュゼスルタン | 3 | 新馬(新潟芝1600m) 1着(-0.2) |
| 2 | 7 | アヴニールマルシェ | 1 | 新馬(東京芝1800m) 1着(-0.0) | |
| 3 | 2 | ニシノラッシュ | 6 | 新馬(福島芝1200m) 1着(-0.7) | |
| 2013良 | 1 | 17 | ハープスター（牝） | 1 | 新馬(中京芝1400m) 1着(-0.3) |
| 2 | 3 | イスラボニータ | 4 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.2) | |
| 3 | 18 | ピークトラム | 6 | 未勝利(中京芝1600m) 1着(-0.1) | |
| 2012良 | 1 | 16 | ザラストロ | 3 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.3) |
| 2 | 7 | ノウレッジ | 10 | 新馬(新潟ダ1200m) 1着(-0.1) | |
| 3 | 1 | サウンドリアーナ（牝） | 9 | 新馬(中京芝1400m) 1着(-0.0) | |
| 2011良 | 1 | 10 | モンストール | 4 | 新馬(新潟芝1400m) 1着(-0.6) |
| 2 | 11 | ジャスタウェイ | 1 | 新馬(新潟芝1600m) 1着(-0.8) | |
| 3 | 14 | クイーンアルタミラ（牝） | 9 | 新馬(中山芝1600m) 1着(-0.0) | |
| 2010良 | 1 | 16 | マイネイサベル（牝） | 9 | 新馬(新潟芝1400m) 1着(-0.0) |
| 2 | 1 | マイネルラクリマ | 10 | ダリア賞(OP) 3着(0.4) | |
| 3 | 12 | レッドセインツ | 5 | 新馬(新潟芝1600m) 1着(-0.2) | |
| 2009良 | 1 | 6 | シンメイフジ（牝） | 1 | ダリア賞(OP) 2着(0.1) |
| 2 | 15 | フローライゼ | 15 | 新馬(新潟芝1600m) 1着(-0.3) | |
| 3 | 8 | クロフォード（牝） | 2 | 新馬(福島芝1200m) 1着(-0.2) | |
| 2008不良 | 1 | 8 | セイウンワンダー | 1 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-1.0) |
| 2 | 4 | ツクバホクトオー | 15 | 未勝利(新潟芝1200m) 1着(-0.2) | |
| 3 | 6 | バンガロール | 4 | マリーゴールド賞(OP) 2着(0.2) | |
| 2007良 | 1 | 10 | エフティマイア（牝） | 4 | マリーゴールド賞(OP) 1着(-0.2) |
| 2 | 2 | シャランジュ（牝） | 16 | ダリア賞(OP) 6着(0.6) | |
| 3 | 6 | ゴールドストレイン | 9 | 新馬(新潟芝1800m) 1着(-0.3) | |
| 2006良 | 1 | 8 | ゴールドアグリ | 2 | 新馬(新潟芝1600m) 1着(-0.0) |
| 2 | 10 | マイネルーチェ（牝） | 11 | 新馬(新潟芝1600m) 1着(-0.0) | |
| 3 | 12 | マイネルレーニア | 1 | ダリア賞(OP) 1着(-0.8) |
夏は牝馬と言いますが、新潟2歳ステークスも牝馬の活躍が目立ちます。過去10年の3着以内30頭中10頭を占めます。人気薄の好走も目立つので注意が必要な傾向です。
- 2015年2着ウインファビラス（12番人気）
- 2012年3着サウンドリアーナ（9番人気）
- 2011年3着クイーンアルタミラ（9番人気）
- 2010年1着マイネイサベル（9番人気）
- 2007年2着シャランジュ（16番人気）
- 2006年2着マイネルーチェ（11番人気）
過去10年の新潟2歳ステークス3着以内30頭中21頭を占めます。
3着以内に入った二桁人気馬7頭すべてが関東馬でした。大穴は、関東馬から狙うのが面白そうです。
馬券予想
イブキが1番人気（推定）になりそうですが、キャリアの浅い2歳戦なので、まだ強いのかどうか分からないと思っています。1番人気自体は相性の良いレースなので、軸や押さえの候補として狙うのは良いと思います。穴馬は「牝馬、関東馬」に注目ですね。
以下、簡単な考察と予想です。
ハービンジャー産というのがいまいちピンとこないですが、前走はとても強かったですね。中京競馬場改修後の2012年以降で見ると、前走中京芝の馬は3頭が馬券圏内に来ています。新潟とのコース相性は良さそうですね。
- 2012年3着サウンドリアーナ
- 2013年1着ハープスター
- 2013年3着ピークトラム
ルーラーシップ産の人気馬です。前走2着のレジェンドセラーは、その後きっちり未勝利勝ちしてるので、前走レベルも高そうですね。
新潟2歳ステークスは、1番人気の相性も良いですし、直近3年連続で前走東京芝の馬が来ています。データ的な傾向からは、上位争いしそうだと思っています。
新潟2歳ステークスは、例年追い込んだ馬が3着以内に2頭ほど来ます。オーバースペックとウインシトリンは、ともに前走後方から上がり最速で勝ちました。人気薄＆関東馬ですし、データ的には面白そうな2頭です。
2頭とも前走上がり最速で勝ち切るレースをしているので、追い込みが決まりやすい新潟2歳ステークスでこそ狙いたいですね。
前走は大差の圧勝でした。あんなに鞭を使わなくても良いんじゃないかというぐらい、抜けた後もビシバシ叩いてるのは気になりましたが…。
新潟2歳ステークスは、前走1800mは消しというレースだったのですが、直近2年連続で馬券に絡んでいます。なので、前走1800mはマイナス要素でも無さそうです。
新潟2歳ステークスを逃げ切るのは至難の業だと思いますが、今回の出走馬を見ると、逃げそうな馬がアピールバイオぐらいです。前走が圧巻のレースだっただけに、人気薄の今回は面白いかもしれません。
前走新潟芝の馬は好走が多いです。かつ前走1600m使ってますから、データ的には狙い目でしょうか。
前走は、外をまわって上がり最速で差し切りました。伸びてから、まだ余裕を感じさせる印象のままゴールしました。好位からも後ろからも進めることが出来そうなのは良いですね。
「馬主、生産者、ローエングリン産」を見るとロゴタイプと被ります。なので、伏兵扱いのここは押さえたくなりますね。
買い方
◎②イブキ
○⑩ヴゼットジョリー
▲⑦ウインシトリン
△⑫オーバースペック
相性の良い1番人気（推定）のイブキを本命にしました。その他、ローエングリン産の伏兵ヴゼットジョリー、週初めに取り上げた差し追い込み馬ウインシトリンとオーバースペックを押さえました。
3連複4頭ボックス ◎○▲△ 合計4点
当たる気が全くしないですが、人気薄が3頭いるので、高配演出を期待して、ボックス買いで狙おうと思います。イブキ以外の3頭は、前走上がり最速で勝った馬たちなので、差し追い込みが決まる展開なら楽しみです。
結果
馬券的には、1着、2着、3着、14着でした。
本命◎イブキは3着でした。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 10 | ヴゼットジョリー（牝） | 3 | 新馬(中京芝1400m) 1着(-0.2) |
| 2 | 12 | オーバースペック | 6 | 未勝利(福島芝1800m) 1着(-0.0) |
| 3 | 3 | イブキ | 2 | 新馬(東京芝1800m) 1着(-0.1) |
晩に録画を見ました。的中してました！少点数買いの醍醐味ですね。たまに綺麗に当たると、懐が凄く嬉しいです。
イブキが3着以内に来る前提で、道中はずっとヴゼットジョリーを見ていました。残り300mぐらいでは何が勝つかわからない混戦に見えました。ヴゼットジョリーが伸びてきて、イブキも上位に食い込みそうな勢いです。これはヴゼットジョリー勝つんじゃない！？なんて思いながら、ワクワクしてました。伸びてからが強いのは、新馬戦のときと同じですね。オーバースペックも猛追で2着に食い込みました。
大穴のウインシトリンは14着に沈みましたが、今回は本命イブキから前走上がり最速の3頭という予想がハマりました。
福永ジョッキーの勝利ジョッキーインタビューを見ると、ヴゼットジョリーは、これより長い距離はどうかな…という印象を受けました。次走以降に注目です。