クイーンカップ2019過去10年のデータと予想

クイーンカップ2019

3歳牝馬重賞、クイーンカップ2019です。過去の上位馬には、ミッキークイーン（2015年）、ヴィルシーナ（2012年）、ホエールキャプチャ（2011年）など、後のG1戦線で活躍する馬が多い出世レース。2016年～2017年は、クイーンカップ組（アエロリット、メジャーエンブレム）がNHKマイルカップを優勝しています。

配当

過去10年のクイーンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2009年の1回のみ。昨年1～2番人気が飛ぶ小波乱となっていますが、例年3連単1～2万円程度の決着で、順当な決着が多い傾向にあります。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のクイーンカップ3着以内31頭中8頭を占めます。そのうち7頭が阪神ジュベナイルフィリーズで勝ち馬から0.5秒以内の着差でした。

過去10年のクイーンカップ3着以内31頭中26頭を占めます。前走がマイル戦以外だった5頭のうちロッテンマイヤー（2016年）とヴィルシーナ（2017年）を除く3頭に、マイル戦の出走経験がありました。

予想

少数精鋭という印象のクイーンカップ2019。阪神JF組を中心に、桜花賞に向けたレースとしては、レベルの高いメンバーが揃ったと思います。例年、中穴の好走例があるレースなので、穴馬を押さえることが出来るかが馬券のポイントになりそうですね。

以下、簡単な考察と予想です。ミリオンドリームズが気になりつつ、過去10年では人気3頭の決着が1度だけ（2015年）なのでスルーしました。

前走阪神JFは、出負けしたクロノジェネシスに完敗も、差のない3着に好走しました。勝ち負けしたダノンファンタジーとクロノジェネシスのような切れる脚はありませんが、最後の最後までジリジリと伸びていました。牝馬のクロフネ産は、東京マイルで強いイメージがありますし、今回のメンバーが相手なら、ここでも上位争いを期待できそうです。

前走阪神JFは、出負けして後方からの競馬。最後は大外をぶん回しての追い込みで、馬の力で2着まで突っ込んできたという印象でした。前走のパフォーマンスを見る限りは、このメンバーなら勝ち負けを期待できそうですが…。

前走赤松賞（東京芝1600m）は、前に行った馬が残る中、何とか前にいた1頭を交わしての2着でした。優勝馬ジョディーに力負けした内容では無かったと思います。紐荒れがあれば…。

前走未勝利戦（東京芝1600m）を完勝。追ってからは良い脚で伸びて、余力を感じさせる内容でした。あとは相手関係だけでしょうか。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、6着でした。本命◎ビーチサンバは、2着でした。

阪神ジュベナイルフィリーズ組の決着。今年は2歳G1を使った馬が抜けていたようですね。本命ビーチサンバが出負けして最後方から…。極端な追い込みが決まらない馬場だったようで、後方からの直線一気は厳しそうでした。

優勝馬クロノジェネシスは、上手く立ち回っての完勝。最後は余力を感じさせるものがあったので、次走も楽しみが大きい印象でした。3着には、前で粘ったジョディー。馬場と展開が味方した好走だったと思います。