クイーンカップ2021過去データと予想

クイーンカップ2021

3歳牝馬の重賞、クイーンカップ2021です。過去、クロノジェネシス（2019年）。ミッキークイーン（2015年）、ヴィルシーナ（2012年）、ホエールキャプチャ（2011年）など、後のG1馬が多数出走している出世レースです。3歳牝馬クラシック活躍馬も多く輩出しており、春のG1に向けて注目のレースといえそうです。

配当

過去10年のクイーンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは、昨年のみです。例年、1～2頭ほど穴馬が好走して好配当を演出しているものの、波乱が少ないレースといえそうです。

では過去10年のクイーンカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のクイーンカップ3着以内31頭中26頭を占めます。阪神ジュベナイルフィリーズやフェアリーステークス組の好走例が目立ちます。

過去10年のクイーンカップ3着以内31頭中5頭を占めます。5頭ともにマイル戦に出走し、前走1番人気の支持を集めて完勝していました。

過去10年のクイーンカップ3着以内31頭中29頭を占めます。例年、中穴（4～7番人気）1～2頭が馬券圏内に好走していますが、大穴の好走は少ない傾向にあります。

予想

クイーンカップ2021は、例年よりもやや層が薄いメンバーになるでしょうか。過去好走例が多い前走フェアリーステークス組や重賞連対馬が不在です。過去データの傾向からは、1～7番人気の前走マイル戦出走馬が狙い目になりそうなレースですが、混戦模様という印象を受けるので、多くの馬にチャンスがありそうです。

以下、簡単な考察と予想です。外過ぎない枠の前走マイル戦出走馬を狙いました。

前走新馬戦を完勝。後方から一頭だけクラスが違うような脚を使って差し切っていました。余力を残したままのゴールに見えましたし、ポテンシャルが高そうな印象を受けました。伏兵扱いなら狙ってみても…。

前走シンザン記念は、大外枠と脚質が合わないレースだったと思います。それでも最後は上位に詰めて来ていたので、見せ場のある4着でした。極端な前残りになると分が悪いタイプですが、例年よりも層が薄いメンバーのここなら期待したいところでしょうか。

前走ベゴニア賞2着。直線進路を見つけてからは良い脚で伸びていました。優勝馬にクビ差交わされてしまいましたが、悲観するような内容にも見えませんでした。直近2戦ぐらい走れば上位争いがあっても…。

直近2戦の東京マイル戦を完勝。この条件ならスルー出来ない馬だと思います。血統面の魅力にも期待して押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、6着でした。本命◎アールドヴィーヴルは、2着でした。

的中でした！

道中後方で進めた予想馬が直線抜け出しての上位争いとなりました。本命アールドヴィーヴルの馬体重マイナスは心配でしたが、素質を感じる2着だったと思います。ただ次走の馬体重次第では、取捨に悩むことになりそうです。

押さえていたステラリア。外に出して最後は良い脚を使っているのですが、上位争いした馬が内の馬群を割いて伸びて来ていたので、通ってきたコースの差という感じもします。