セントライト記念2021過去データと予想

セントライト記念2021

菊花賞トライアル、セントライト記念2021です。ステップレースとしては、神戸新聞杯の方が菊花賞に直結する傾向にあるため、評価が難しいレースです。ただ過去の上位馬の中には、キタサンブラック（2015年）をはじめ、ナカヤマフェスタ（2009年）、サダムパテック（2011年）、トーセンラー（2011年）、フェノーメノ（2012年）など、後のG1馬が多数名を連ねており、出世レースといっても良いと思います。

中山競馬場の芝2200mコース

配当

過去10年のセントライト記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。この2回を除くと、波乱が少ない印象を受けます。

では過去10年のセントライト記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2014年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のセントライト記念3着以内30頭中18頭を占めます。特に近年は好走例が多く、直近7年では3着以内21頭中14頭に及びます。

過去10年のセントライト記念3着以内30頭中7頭を占めます。7頭ともに前走のレースで人気（1～4番人気）を集めていました。

過去10年のセントライト記念3着以内30頭中7頭を占めます。7頭中6頭が前走のレースで人気（1～3番人気）を集めていました。

予想

セントライト記念2021は、ほぼ例年並みのメンバー構成になりました。データ傾向からは、前走日本ダービー出走馬が上位争いの中心になるでしょうか。あとは、別ローテの骨っぽい馬も揃ったので、その取捨が馬券のポイントになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。外枠の人気馬オーソクレース、ルペルカーリア、グラティアスあたりが気になりつつ、好配当期待で、伏兵馬を狙いました。

前からも後ろからも対応出来そうな脚質に期待して本命評価にしました。重賞好走実績に加えてコース実績もありますし、条件は良さそうです。前走の優勝馬アラタは、後に3勝クラスとオープン特別を勝って4連勝しています。アラタ相手に2着なら一発あっても…。

近年好走例が多い前走日本ダービー出走馬。距離実績からもコース実績からも有力候補になりそうです。前に行く馬が多いので展開面の不安はありますが、実績に期待して対抗評価にしました。

前走2勝クラスを楽勝して2連勝。札幌の直近2戦は、ともに少頭数のレースだったので評価が難しいところですが、大崩れしていない成績と連勝の勢いに期待して押さえました。

近年好走例が多い前走日本ダービー出走馬。3走前のスプリングステークスでは、かなり良い末脚を見せて勝ち切っていますし、ハマれば穴をあけても良さそうです。逃げ先行馬が多いメンバー構成なら、無くはないところでしょうか。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、5着、8着、13着でした。本命◎タイトルホルダーは、13着でした。

波乱決着（3連単307,170円）でした。

後方で進めた穴馬アサマノイタズラが外から追い込みを決めて優勝。3着も後方から進めたオーソクレースで、後方勢の末脚が活きたレースだったと思います。ただ速いペースで前が崩れたというわけではなく、先行勢が団子状態でゴチャついたことで、直線でスムーズに外目から伸びた馬が来たという印象のレースでした。上位人気馬が崩れたこともあり、難解なレースでした。